2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ
フォト

テレビ

2014年5月13日 (火)

テレビはついにテレビに戻る

 スマートテレビなど、インターネットに接続された情報端末としてテレビの新たな可能性を追求する動きがこの10年くらいあったのだが、そういった動きはことごとく失敗に終わり、新しい市場を生み出すことなく、ついに元のテレビに戻ってしまったかとしみじみ感じたのが REGZA Z9Xの開発者インタビュー記事

 記事ではひたすら画質、画質と繰り返すばかりで、それ以外の訴求点が何も無い。記事の書き手の意図もあるのかもしれないが、実際に4Kテレビということ以外に新たなウリが無いのも事実なのだろう。

 Linuxを載せてブラウザを入れて、あれやこれやとネットワークサービスをやってみたものの、ことごとく失敗。Netflixみたいな動画配信は新しい市場と考えられないこともないが、テレビで見る映像コンテンツのソースが増えただけで、テレビとしての使い方はほとんど変わっていない。テレビ事業はどこも利益が出ておらず、メーカーでは開発人員も大幅な削減が繰り返されていて、この先は思い切った新しい開発は無いだろう。

 かつてMicrosoftやApple、Googleがテレビを取り込もうと躍起になっていたが、今やまったく相手にされていない。テレビなんて、ディスプレイの一つとして使えればいいんだと見切られてしまったような感じ。

 まぁ、終わっちまったもんは仕方ないやね。何か面白いハナシは無いかねぇ。

2014年4月16日 (水)

テレビ 「4Kで巻き返しへ」?

 無理でしょwww

 国内のテレビメーカーが黒字化のため4Kテレビを強化しているという記事

 4Kテレビのラインナップはようやく充実してきているところなので従来のテレビよりは値段は高いものの、製品の作りには特別に値段が高くなるようなところはない。記事でも2ページ目に「価格下落の兆候」とあるように、パネルが潤沢に出回るようになればあっというまに従来のテレビと同じ値段に落ち着くことだろう。

 日本国内では、まだまだ日本メーカーへの信頼性は揺らいでいないので海外メーカーとの競争は目立っていないが、北米なんかだと4Kでも価格競争は相変わらずで、日本より3割くらい安い値段がついている。

 まぁ普通に考えれば基幹部品のパネルを外から買ってきて構図は2Kのときと変わらないんだから、商売として改善されると期待する方がおかしいわな。

 3Dでもスマートテレビでも同じことだったけど、ふつうのテレビで勝てなかったのなら4Kにしたところでどうにもならんよ。

2013年12月29日 (日)

メインのテレビを 42ZV500 から 47J8 に買い替え

 リビングのテレビを 42ZV500 から、同じREGZAシリーズの 47J8 に買い替えた。前のを買ったのは5年ちょっと前何ので、買い替えサイクルは少し早いのだが、実家に大画面テレビが無いので持って帰れば無駄にはならない。

 いちばん大きな動機は、家族の録画予約が重なることが多くなっていて、2番組同時録画ができるものにしたいということから。予約が重なることが多くなったと言っても、特番の増えるタイミングや番組の入れ替え時期に一時的に増える程度で絶対的な頻度は少ないから、タイムシフトマシン機能についてはHDDの費用やメンテナンスの手間まで考えると魅力を感じない。

 そういうわけで、2番組の裏録ができる機種ということでJ8シリーズ。テレビラックの幅が120cmあるので、サイズは47になったというわけ。

 録画用のHDDはこれまで1TBのものを使っていたのだが、せっかくテレビを新しいのにしたのだからということで欲張って、SeagateのST3000DM001 (3TB)を購入。ドライブケースも、これまで実績のある Owltech の「ガチャポンパッ!」シリーズの最新製品である OWL-ESQ35S/U3 を購入した。

 で、テレビが届いて喜んでHDDを接続したら、さっそくトラブル発生。OWL-ESQ35S/U3 には電源連動機能があって、ホストのテレビやPCの電源に連動して勝手に電源が入るのだが、なぜかたまにしか電源が入らない。PCに接続した場合は問題なく動作しているので、たぶん 47J8の問題。でもって、たまに電源が入ったとしても、47J8 に登録しようとすると「初期化に失敗しました」という素っ気ないメッセージが出て登録ができない。

 電源連動機能の方は、47J8 のファームウェアを最新のものにすることで改善されたようにも感じたのだが、電源連動機能のあるUSBハブを間に挟むことで安定させることもできる。初期化に失敗する方は最新ファームでもダメ。

 PCに接続してパーティションを設定・削除したり一通りのことはしてみたが効果は無く、しょうがないので近所のPCデポで安かった MARSHALのMAL-3735SBKを買ってきて入れ替えてみたら、何の問題も無く登録が完了した。OWL-ESQ35S/U3と47J8の両方に何か問題があるようだ。

 MAL-3735SBK の方はファン無しなので放熱があまり良くない。47J8でダビングをしていると筐体が40度を超えている感じで熱くなる。冬場でこれでは不安なので、手元にあったTIMELY製のUSB電源の12cmファンを両面テープで貼り付けてみた。ケースの中はどうなってるか分からないが、筐体はさすがに冷え冷え。
 ファンの音は多少うるさいが、テレビの音声に隠れるし、Buffaloの電源連動USBハブを使ってテレビの電源に連動させたので、使ってない時は静か。見てくれがブサイクなので、あとで対策を考えるかもしれない。

 テレビそのものの機能は、まぁ期待通り。よけいな期待は最初からしてないから。

 しばらく前にニュースになってたハイブリッドキャストに対応しているのだが、見栄えも使い勝手もデータ放送よりは良くなっているのだが、感動するほどでなし。天気予報や交通情報など、ちょっとしたことを調べる程度なら、たいして変わりばえしない。しっかり調べるならPCやスマホ使った方がいいし。

 TimeOnサービスは、なんかもうどうでもいいやって感じ。

 提供される機能にはどうしても使いたいと思わせるようなものがないのに、初期登録がやたら面倒臭い。IDやらパスワードやら暗証番号やらを、このサービスを使うために新たに考えて覚えておかないといけないとなると、それだけで億劫になる。

 とりあえず1回くらいは使ってみなきゃってんでテレビでアカウント登録をしようとしたのだが、最後の登録で素っ気なく「失敗しました」とだけ出て何も説明が無く先に進めない。入力を2回やりなおして失敗を繰り返したところであきらめて、PCサイトからアカウントを登録。まったく同じ内容なのにこっちは問題なし。この登録結果を使って、47J8側で登録を完了。なんて我慢強い自分。

 そんな苦労を乗り越えて TimeOn機能を小一時間いじくりまわしてみたのだが、残念ながら使いたいと思わせる機能が一つも無い。動きもちょっともっさりだし、ときどき画面が崩れて意味不明な状態になるバグも残っている。スマホ中心の生活の中にこれらの機能をどう組み入れればいいのかさっぱり分からないし、家族に対して説明することもできない。

 速攻でアカウント登録を削除しようと思ったのだが、よく分からないので放置することにした。削除のしかたを調べるのも面倒だ。

 自分で使いたい機能で気に入らないのが、録画予約を外部からする機能。Eメールベースって、ほんとに分かりにくい。複数台あると設定も管理も面倒でやってられない。ウチにある4台を一度だけ設定したことがあるが、使いづらいので設定しただけで放置してある。あのときのアカウントはどうなったんだろうか。
 どこぞのクラウドサービスでも使って、ブラウザから簡単にできるようにして欲しいな。Panasonicみたいに。

2013年10月21日 (月)

ひかりTVの会員数の伸びはフレッツ光の純増数に連動する

 NTTぷららのひかりTV事業説明会の記事

 始まったばかりのハイブリッドキャストを含めてテレビ向けのIPサービス自体は限界が見えているのでもはやどうでもいい感じなのだが、冒頭の記事には面白い一文があった。

 ひかりTVの会員数に関して、「以前に比べて若干伸び率が落ちてきているが、これはNTT東西のフレッツ光純増数が落ちてきていることが原因」なのだそうだ。

 ひかりTVの会員集めは、フレッツ光の新規契約時に抱き合わせで契約させる分に依存している割合が大きいということだろう。
 以前からそうだろうとは思っていたが、こうあからさまに書いてくれるとうれしくなっちゃうね。

 携帯電話でも同様の抱き合わせ契約のサービスは多いが、たいていの人は速攻で解約する。さもないと費用が発生するから。機種変更でも契約させられるから、多くの人が2年ぐらいごとにゴミサービスの解約ラッシュを経験しているわけで、そういうことでは手慣れたもんだろう。
 固定回線では定期的な更新なんて無いからユーザも油断しているし、ひかりTVでは月額会費無しの幽霊会員の制度があるらしいから会員数は増え続けるのだと理解している。ひかりTVの収益に関する報告がいつまでたっても公開されないので、月額会費を払わない幽霊会員はよほど多いのだろう。

 ひかりTVは大手CATVに比べると小規模なサービスだが、IPの映像配信サービスとしては国内では大手に分類されるのだから、市場が成立しているかどうかを確認できるデータを是非とも提供して欲しいな。

2013年4月 9日 (火)

MicrosoftのMediaroom売却で考えるスクリーンの優先度

 MicrosoftがMediaroom事業をEricssonに売却する。Mediaroomは日本ではなじみがないが、ケーブルテレビなどの有料放送のSTB向けのソフトウェアで、それなりに採用実績もある。IPTVプラットホームとしている記事もあるが、ケーブルテレビなどの有料放送サービスでインターネットサービスをセットで提供するのは何年も前にあたりまえになっていて、STBのソフトなんてIPネットワークを利用した機能は必須になっているから、IPTVという分類なんてもはや無くなっていると考えるべきだ。

 MicrosoftというとWindowsだが、MediaroomはPC向けのソフトウェアとは別会社に近いような事業になっている。スマートフォンやタブレットでPCの地位が低下している状態で、発展の期待できないテレビにいつまでもかまっていられなくなったというところか。

 Mediaroomが発表された頃は、家庭内のIT端末としてはPCが1stスクリーンで、そこはMicrosoftが独占していた。次に制覇すべき領域としてテレビを2ndスクリーンとして狙うというような構図だったわけだ。
 ところが、期待のテレビは新しい市場を生み出すことはなく、代わってスマートフォンやタブレットが急激に勢力を伸ばした。今や家庭内IT端末の1stスクリーンはスマートフォンやタブレットで、2ndがPC、3rdがテレビといったところか。1stスクリーンで劣勢に立たされたMicrosoftとしては、3rdスクリーンのテレビは邪魔物でしかなくなった。

 Microsoftが復活できるかどうかは分からないが、ここで気になるのはテレビメーカーの立場。

 テレビメーカーでは映像コンテンツを表示するという観点から、テレビを1stスクリーンとし、PC/スマートフォン/タブレットを2ndスクリーンとしてテレビを補完する位置に置いて考えていたが、ユーザの日常生活では順序が逆で、今やテレビは2ndスクリーン以下でしかない。スマートフォンでもタブレットでも意味のあるシェアを持たないテレビメーカーは、この先なにを生み出していけるのだろうか。

 こんな具合に考えてみると、日本のテレビメーカーで将来を期待できるのは、Xperiaで勢いを盛り返しつつあるSONYだけという気がしてくる。どうなるかな?

2013年2月24日 (日)

携帯電話各社の「スマートテレビ」は偽物

 日本の携帯電話各社がスティック状の映像配信対応端末を出したことに対する記事。ニュースではたいした扱いを受けていないようなのでどうでもいいが、「スマートテレビ」という単語にちょっと引っかかった。

 スティック状の端末そのものは、スマートフォンの普及で動画処理機能を搭載した高性能のCPUが安価に提供されるようになったので、1年以上前から出回るようになっていて、別に新しい話じゃない。ネット対応のテレビでは、映像配信サービスに対応するのはずいぶんまえからあたりまえになっているので、いまさら映像配信サービスへの対応をメインにした端末を出してきて「スマートテレビ」扱いするのはどういうことか。

 そもそも、テレビの方では映像配信サービスへの対応では各テレビメーカーともやり尽くしてしまっていて違いが無くなってしまっていたので、それ以外のプラスαの機能で「スマートテレビ」にしようとしている。それなのに、ただの映像配信対応端末に卑小化されてしまった。

 「スマートテレビ」という単語がなんだか新しそうでちょっとだけ流行っているようなイメージもあるので、製品を出す携帯電話事業者がそれを利用するのはやむを得ないところではある。だが、これを報道する側の姿勢としては安易すぎると思う。

2013年2月 4日 (月)

4Kテレビの絵はキレイ、それがどうした

 4Kテレビの映像は何度も見ている。開発現場の近くにいたせいで、普通の人よりもじっくり見ていると思う。

 デモ用で4Kの精細感が活きる映像を映していると、確かにとてもキレイだ。全体を見ていてもキレイさが分かるのだが、細部に目をこらすと細かなところまでしっかりと見えてくるので、妙な生々しさがある。
 3Dテレビを推進してる時期だったが、3Dがいらないくらいの立体感があるという者もいた。だが、精細感と立体感は明らかに方向性が違っていて、横で見ている素人でも比較にならないことぐらいは分かる。そういうことの区別がつかないやつがテレビ開発の責任者にいたりするから、わけがわかんなくなるんだと思ったものだ。

 まぁいいや。4Kテレビってのはキレイな絵を出すことができる。だが、さすがに4Kはキレイだと感心するような映像ってのは、本当に少ない。ぼーっと見てると、ハイビジョンどころかDVDの映像とも区別がつかないことの方が多い。しょせん、そんなもの。

 映像コンテンツの形式がアナログからデジタルに変わったことで、配信や録画方法が変わり、生活スタイルも少し変わった。それに比べると、ハイビジョンになったことで変わったことってのは思い浮かばない。4Kも同様だろうと思う。

 厳しいコスト競争をしないといけないのは、4Kになったからといって何ら変わるところはない。生き残るためには最低限必要なことなんだから、そこは各メーカーとも頑張らなきゃ。そのうえでテレビメーカーが勝つためには、4Kの解像度とか4Kテレビ放送とかといったのとは別のところを狙う必要があると思う。それが何かというと・・・ちょっと飲み過ぎて面倒になったのでまた今度。

2013年2月 2日 (土)

4Kテレビなんてどうでもいい

 アゴラの4Kテレビに関する一連の記事。それぞれ視点がすれ違ってて面白い。

 4Kテレビは失敗する

 4Kは、放送がアナログからデジタルに変わったときのような大変革ではない。デジタルのハイビジョンになったからといって、テレビ放送やコンテンツ関連の産業が大発展したわけではない。であれば、2Kからの漸進的な進化である4Kに産業として大きな期待はできないと見るべきだ。4K放送が試行レベルにとどまるならいいが、大金をつぎ込んで新産業育成などと言うことになれば、失敗に終わると見るのは正しい。

 4Kテレビは安くなる。そして売れる

 3D機能もそうだけど、4Kも値段が2Kよりちょっと高いだけなら、なんか良さそうだねってことで買う人は多いだろう。しかし、それでテレビの買い換えが大きく増えることはないし、4Kテレビを買ったからといってコンテンツに余分の金を払うようにはならない。テレビメーカーもコンテンツ産業も、4Kで大もうけするなんてことはない。

 パネルメーカーで4Kパネルの量産が拡大すれば、4Kテレビの値段なんて2Kテレビのちょっといい機種程度の値段にすぐに下がるから、売れることは売れる。でもそれは、スマートフォンのディスプレイ解像度が上がっていくのと同じで、成功とか失敗とか言いはやすほどのことじゃない。

 4Kテレビには未来がある

 「未来がある」と言われると、なんとなく新しい産業が発展するような期待を抱いてしまうのだが、そういう意味での「未来」は4Kには無い。
 4Kテレビが今後普及して消え去ることはない、という単なる時制を表す「未来」があるだけ。

 4KテレビとPerfume

 これが一般人の感覚。テレビの買い換えの時に意識はするかもしれないけれど、基本的にどうでもいいと。

 ハイビジョン放送の技術開発のときには、技術を押さえとけばテレビメーカーは将来大もうけみたいな筋書きがあって、それは完全に崩壊してしまったパターンなのだが、4Kテレビと聞くとついついそういう期待があるんじゃないかという色眼鏡で見てしまう。自分も古い人間なんだと再認識させられた。

2013年1月 7日 (月)

Smart TV Alliance

 CNET Japan の Smart TV Alliance に関する記事

 引っかかったのは、「LGのSmart TVインターフェースが市場で最高のものであることはほぼ間違いない」というところ。LGのTVのSmart TV機能を使い込んだことは無いんだが、あれが最高か? という感じなもので。

 原文の記事を確かめてみると、"arguably one of the best on the market" とある。なんのことはない、「ベストと呼べるものの一つと言っていいだろう」という程度。悪くはないんじゃないというところか。翻訳記事ってのは、ほんとにあてにならない。

 Smart TV Alliance に関しては、シェアトップのSamsungに対抗しようとした団体なわけだが、参加企業の顔ぶれがイマイチ寂しい。Smart TV自体がSamsungを含めて鳴かず飛ばずなことを考えれば、大きな発展があるとは期待できないだろう。

 各個人の使うSmartな端末ってのは、今やテレビではなくスマホやタブレットが中心になっている。そんな中で、TVを中心にしたSmart機能を打ち出したところで魅力は無い。

 Smart TV Allianceのメンバーを見ると、スマホやタブレットの市場に大きな影響があるとは期待できない。TVしかやらないどうでもいい集団。

 アプリが商売として旨味が無いのはiPhoneやAndroidのスマホで明らかになってしまった。 そんな頃になってアプリ環境の標準化なんか謳っても面白くも何ともない。もうちょっと変わった観点を打ち出してくれなきゃね。

2012年11月 3日 (土)

橋頭堡からお荷物に変わるテレビ事業

 パナソニックのスマートフォン事業が海外から撤退することに対して、日本の家電メーカーの衰退を示す例とするWSJの記事

 消費者の日常生活で接触する頻度の高い製品は、メーカーの存在感を高める。家庭用の電子機器では、10年前くらいまではテレビが王者だった。テレビを足がかりにブランドを刷り込み、自社の製品を買わせたり新たなサービスを提案するというストーリーが主流だった。まだシェアの大きかった日本のテレビメーカーに対しては、MicrosoftやGoogleが向こうから連携の申し入れをしてきたりしていた。今では見向きもされなくなってしまったが。

 その後、一般消費者の生活時間の中心は携帯電話の時代を経由してスマートフォンとタブレットの時代になっている。これからも一般家庭ではテレビは必要とされ続けるだろうが、ユーザの日常での体験はスマートフォンやタブレットの占める割合の方が大きくなり、テレビの存在感はどんどん低下していく。

 スマートテレビが模索されているが、スマートフォンやタブレットでできることをテレビでまねしたところで価値はない。テレビでしかできないことが出てこなければ、テレビはたまたまそこにある大型ディスプレイに成り下がるだろう。大型ディスプレイとしての価値はあっても、ユーザの生活の主役にはなれない。

 スマートフォンで戦うことを放棄しテレビしか残っていない国内メーカーが、どうやってユーザに対する影響力を維持していけるのか、説得力のあるストーリーが見えない。
 「戦略的」な「選択と集中」の名の下に逃避を繰り返した挙げ句の残渣。国内テレビメーカーの多くはそういうふうにしか見えない。

より以前の記事一覧