PCのデータのバックアップ用にDLNA対応のLAN HDDを買ったので、REGZA(42ZV500)のDLNA機能を試してみることにした。
どんどん増え続けるデジカメデータのバックアップ目的のNAS購入だが、電子アルバム的な使い方も少しは期待していたのだが・・・
データは、デジカメの写真データ。10年くらい前からあるので、初期のデータは100万画素くらいから最近は600万画素以上の画像データがある。
HDDはBuffaloのLS-H500GL、比較としてWindows Media Player 11のDLNAサーバ機能も使ってみた。
「レグザリンク」から写真を見るメニューを選択すると、機器選択が表示される。と、グレーの愛想のないフォルダアイコンが並ぶ。まずこれだけで、いきなり使う気が失せる。
フォルダ名は、フォーカスの当たっているフォルダについてのみ、画面の一番下に表示されるので、最初はなんだか分からない。一覧性が極めて悪い。フォルダツリーというか、パス名が表示されないので、どこにいるかが分からなくなる。
個々のイメージデータはサムネイルが表示されるのだが、これがものすごく遅い。ぽつ、ぽつ、ぽつと更新されていく。運動会などで一日に数百枚の撮影をすることは珍しくなくなっているが、このスピードでは見る気にならないだろう。
個々の写真の表示そのものは、横長だと早いのだが、縦アングルでは、イメージサイズが小さいものは横長のものと同様にパッと表示されるが、600万画素のデータでは、縦方向のスキャンが見えるくらいに数秒かけてゆっくりと表示される。この遅さは我慢がならない。
表示された写真に鮮明さが無いのも気になる。PCの液晶ディスプレイはXGAなのでフルHDのテレビよりも解像度は低いはずなのに、明らかにPCの方がきれいに表示されている。これはもう、致命的。
スライドショーをやると、写真の切り替わりで黒画面が1秒ぐらい続く。前の写真を消してから、次の写真を持ってきてデコード、表示、という順序になっているのだろう。フレームバッファを2面持って、一瞬で切り換えるくらいのことはしてほしいもんだ。切り換えのイフェクトも欲しい。スライドショーにBGMが無いのも寂しい。NASにはCD400枚分の音楽データも入っているというのに。とにかく雰囲気がつまらない。
結局のところ、何一ついいところが無く、使いものにならない機能であると言わざるを得ない。問題は大きく2つに別れる。
一つは、REGZA側でのアプリのお粗末さ。画面表示が陰気で華がない。表示処理が遅い。スライドショーアプリの出来が悪すぎ。映像データの表示が汚い。多くのユーザに使われれば改善されていくのだろうが、このレベルだと期待していいかどうか微妙だ。
もう一つは、DLNAアプリの作りの問題。DLNAで用意されている個々の機能は単純なものしかないのだから、それをそのまま使ったのではデータ数が多いときに使いものにならなくなるのは明らか。上位のアプリケーション側で何か加速する仕掛けを用意してやらないといけない。そのあたりの工夫は今後積み重ねられていくのだろう。このあたりは、他のDLNA端末でどうなっているのか、もう少し調べてみたいところ。
・・・・・DLNAは、静止画を見るためのものじゃないという考え方もあるなぁ。テレビ放送の録画なんかだったら、たかだか数十本くらいしか溜め込まないから、そこそこ使えるかも。だが、ウチの場合、LAN越しに見たりするケースはほとんど考えられないし。やっぱ使えんわ。
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