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2017年9月 7日 (木)

HP Pavilion dv6-7000 のキーボードを交換する

 数ヶ月前にバカ息子が大学に持って行ってるノートPCのキーボードが反応しなくなったと言うので、帰省したついでに持ち帰らせてDIYで修理。修理と言っても、キーボードを新品の部品と交換するだけ。

 HPのPavilion dv6-7000という機種。裏側2箇所に、ネジ穴の脇にキーボードのマークがついたネジが2本あるので、それを外せばはめ込んであるだけのキーボードは簡単に取り外すことができる。

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 キーボードは隙間なくきっちりはまり込んでいるので、マイナスドライバーを脇から無理やり押し込んでこじるようなことをすると、本体に傷をつけることになる。

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 裏側のネジを外してネジ穴から細い六角レンチなどで押し込んでやれば、キーボードが浮き上がってきて本体とのあいだに隙間ができるので、そこからひっぺがせばいい。

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 キーボードを嵌めるときには、定規のような薄い板でキーボードの周囲を押し込んでやれば、きちんと嵌めることができる。ネジを外すところからここまでで約5分。5年前に買った機種でも、メンテナンスのしやすさはよく考えられている。

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 交換したキーボードを見ると、ネトっとした液体がついている。糖分を含むジュースのようなものをぶっかけたに違いない。すぐに洗って乾かせばもとに戻っただろうに、理系失格だな。

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2017年5月26日 (金)

ウイルスバスターがBlurayドライブの認識を邪魔する?

 ウイルスバスターがWindows10 Creators Updateと干渉していて正常にブートできなくなるのはほぼ確信しているのだが、もう一つウイルスバスターが悪さをしていそうな現象を見つけた。

 いま使っているPCには、Panasonic製のUJ-265という薄型のBlurayドライブがついていたのだが、Creators Updateを適用する以前から、ブート時にWindowsで検出に失敗してエクスプローラーなどから見えなくなる問題が頻繁に発生していた。

 症状が出たり出なかったりしたので、最初はケーブルの不具合を疑って Slimline SATAケーブルを交換したものの効果なし。BlurayドライブのドライバかファームウェアとWindowsの起動処理とがうまく合ってないのだろうと思ってしばらく調べていたのだが、海外のサイトも含めて類似例は見つけられず、けっきょく原因不明で対策ができなかった。
 使いたいと思ったときに行方不明になっているドライブがPCに入ったまま電力を消費しているというのも面白くないので、PCから取り外してUSB接続のドライブを使うことにして存在そのものを忘れていた。

 でもって、ウイルスバスターをアンインストールしたCreators Updateが安定して動くようになり、以前使っていたUJ-265のことを思い出した。Creators UpdateでWindowsの起動処理に変更があった感じがするので、ひょっとしたら UJ-265も安定して使えるようになったんじゃないかと。

 PCにUJ-265を戻してみたら、何度再起動してみても安定して認識する。大当たりだ。だが、これはCreators Updateのせいかというと、そうではなさそうだ。いまさらウイルスバスターを入れて検証するほどの執念は無いので断言はしないが、おそらくはウイルスバスターが原因だろう。

 ドライブを認識したりしなかったりというのは、Creators Updateでウイルスバスターが悪さしてWindowsの起動に間欠的に問題が起きたのと似ている。光学ドライブはウイルスの侵入口の一つなので、ドライブの認識段階からウイルスソフトが介入するのはいかにもありそうだ。
 UJ-265の認識失敗は最初から起きていたわけじゃなくて、しばらく安定して使えていたのに、どこかのタイミングで問題が発生するようになった。このためUJ-265側の故障を疑ったのだが、ウイルスバスターが自動更新されて誤動作するようになったと考えるほうが理にかなっている。
 状況証拠だけだが、ウイルスバスターが怪しい。

 この記事を書いている時点でも、トレンドマイクロからはCreators Updateで発生する問題の正式なアナウンスはされていないし、対策も出ていない。

 トレンドマイクロは、2005年に世界中のPCを起動不能にしながらまともな謝罪もしなかった事件以来信用しないようにしているのだが、こうしてときどき忘れてしまってトラブルに巻き込まれる。いいかげん縁を切るべきかな。

追記: よく考えてみると、無線LANやBluetoothなどのデバイスもたまに検出に失敗することがあった。PCを再起動すると解消するので気にしていなかったが、これもウイルスバスターが原因だったのだろう。
 Windowsがデバイスドライバを読み込む過程で、OSのデバイス検出に関わる処理とウイルスバスターとで競合が起き、ドライバーの初期化処理がタイムアウトする。OSの起動処理のタイミングのちょっとしたゆらぎで様々なデバイスの処理に影響が出て症状が変わるので原因が掴みづらくなっていると考えている。

2017年4月27日 (木)

Windows 10 Creators Update でデスクトップが真っ黒に

 Windows 10 Creators Update を適用してみたところ、デスクトップが真っ黒になって表示されなくなるという現象がときどき発生するようになった。

 症状としては、デスクトップの背景が真っ黒になるが、マウスアイコンは表示される。タスクバーは表示されるものの、Windowsアイコンをクリックしてもスタートメニュが表示されないので、マウスでアプリを起動することができない。キーボード入力はできるので、「ファイル名を指定して実行」はできる。

 発生頻度は高くないが、一度発生すると再起動しても続けて発生したりする。

 ディスプレイドライバーの更新とか、ユーザプロファイルの修復とかいった関係ありそうなことはひと通り試してみたが、いずれも効果なし。

 Samsung Magician を入れていて、5.0 に更新した直後から発生するようになったのだが、アンインストールしてもときどき発生するので、関係があるかどうかは不明。

 結局原因はわからないので、発生したら Ctrl + Alt + Del でタスクマネージャーを起動し、Windowsプロセスであるエクスプローラーを再起動して回避している。面倒だが、そのうち対策されるんじゃないかと期待。

追記: どうもウイルスバスタークラウドの問題らしい。とりあえずウイルスバスターをアンインストール。自分の使い方だと、月に1度くらいあやしげなCookieを削除したというレポートが出るくらいなので、Windows Defender で十分だという気がする。

2017年2月 9日 (木)

ソフトバンクが出資する次世代衛星通信OneWebについて考える

 ソフトバンクの決算説明会でOneWebという衛星通信企業に出資したことについて記事(下り200Mbpsの次世代衛星通信がソフトバンク“10兆円ファンド”第1弾に)になっている。

 この記事について、「おお、すげー」的なTweetが並んでいるのを見てとても残念に思ったので、簡単に計算してみる。

 1,200kmの低軌道に、下り200Mbpsの通信衛星を720基以上打ち上げて、全世界に「高速通信」を低価格で提供するというもの。これが大きいか小さいか。

 まずデータの絶対量から。この記事では、シスコによると2015年の世界のモバイルデータのトラフィックは44エクサバイトだそうな。平均速度では、ざっくり計算して、10テラbpsくらい。200Mbpsの衛星が1000基あったとしても最大200Gbpsなので、2015年当時のトラフィックの2%にしかならない。一般ユーザとは関係ない通信手段だね。

 次に、衛星がカバーする面積。携帯電話の基地局でも同様だが、いくつの端末でシェアするかが実際の通信速度を決める。地球の表面積が5億平方キロくらいだから、衛星が1000基あるとして、1基あたりのカバーする面積は50万平方キロ。日本の国土が38万平方キロで、経済水域が400万平方キロ。日本をカバーする衛星は、国土だけならせいぜい4基か5基。200Mbpsを数百万人でシェアするとなったら、役に立たんわな。
 携帯電話の基地局が日本国内に数十万局あることから考えると、すぐに分かる。
 携帯網の代替にはならん。

 結局どこなら使いものになるかというと、通信インフラの限られた大洋の真ん中とか、飛行中の航空機の中とか、シベリアとか北極圏/南極圏みたいに数十キロ四方に小さな村が一つあるような超過疎地。あるいは、エベレストみたいな無住の地に行く探検家対象とか。
 いずれにしても、一般人には関係ないわな。

 でまぁ、そういった感じでごく限定された需要に対して使われるインフラになりそうなんだが、毎年何十基も衛星を打ち上げ続けるだけの収益は見込めるのかってのがいちばんの疑問。
 情報格差をこの世からなくすっていうOneWebの理念は尊敬するけど、民間企業なんだから、収益を上げないことには維持できんもんね。

 通信衛星網ってのは仕掛けは大掛かりなんだけど、実際に提供できる通信容量ってのは、ものすごく貧弱なものになるというのは常識。中学生くらいの簡単な計算で確かめられるしね。
 こういう記事を見て、採算の心配せずに「すげー」って感心しちゃう人は、詐欺にカモられやすいので注意しようね。

2016年6月16日 (木)

フレッツ網対応のソフトイーサで思い出したこと

 ソフトイーサがNTT東日本のフレッツ網を利用した高速VPNサービスを発表している。

 面白いのは、ソフトイーサのプレスリリースにあるNTT東との交渉やら技術情報やら。

 NTT東西のフレッツ網は、OCNやBiglobeみたいなISPのネットワークに比べると通信速度、容量ともにケタ違いのネットワークなので、そのネットワーク性能をフルに活用できればISP経由の通信とは次元の違う高度なサービスが提供できる。ソフトイーサのようなVPNサービスはそのような恩恵を受けるアプリケーションの一つなんだが、NTT東の中の事情で技術的に阻害されてた部分があって、今回の発表はそれを2年かけてNTT東と交渉することで解決できたというもの。

 ソフトイーサのようなサービスは、NTT東にとってみれば新たな収入につながるわけじゃないので協力するだけの価値がNTT東には無い。フレッツ網自体はトラフィックがスカスカの状態なので、空いてるなら使わせろというのは使う側の期待だが、NTT東にとっては事業としてやってるので収益増もないのにコストが新たに発生するのは対応しにくいところだろう。そんな状況にありながら対応してきたのは、NTT東の中で新たな流れがでてきたのかもという期待を抱かせる。
 世界に類を見ない高品質なネットワーク・インフラを持ちながら、この10年近くもまともに活用されていない状況が少しでも変わればいいんだけど。

 この記事で思い出したのが、10年位前にやりかけたプロジェクト。フレッツ網の高速・大容量なところを活かした、新たな通信アプリケーションをやろうとしていた。ソフトイーサのように一方的に使わせろというだけじゃNTT東も協力しにくいだろうから、NTT東西としては新たな通信サービスを作り、こっちは端末メーカーなので通信サービスを使ったアプリケーションを端末に載せて発売し、双方に利益の得られるものを狙った。テレビやパソコンなどの端末だけ作っていたんじゃ、数年で間違いなく行き詰まるという危機感もあった。

 NTT東との交渉開始から1年ほどかけて試作アプリを搭載したテレビを作り、NTT東の中で上層部に見せて具体的な協力体制づくりをしましょうというところまでこぎつけた。
 まさにその瞬間に、こっちの社内に背中から刺してくる輩が現れて協力してもらってた関係部署の動きが止められてしまい、なんとかリカバリできないかとジタバタしてる間にNTT東の側で窓口になってた人が異動になってプロジェクトは頓挫。
 自社のダメさかげんが分かっていたので影響力のある相手を動かしちゃえば何とかなると思ってたのだが、ちょっと考えが甘かったな。

 残念なことではあったけれど、自分の会社のその後の成り行きを見ているとたとえ立ち上げられたとしてもグダグダになってたことは間違いないので、今ではたいして後悔していない。

 もし期待通りにNTTの東西の状況が変わったとしても、スマートフォン全盛になってしまった状況にどこまで影響を与えられるのだろうか。少しでもチャンスが残っていることを望む。

2016年4月25日 (月)

Samsung SSD 950 Pro を使ってみた

 新しいM.2インタフェースに興味があったので、Samsung 950Proを買って試してみた。

 さっそく接続して、起動ドライブにするためにWindows 10をクリーンインストールすることにしたのだが、BIOSでドライブとしてうまく認識できず、あれこれASUS Z170I のBIOS設定をいじってみること小一時間。やっちまったかなーと思いつつ、ままよとBIOSの“Load Optimized Defaults”を実行すると、あっさり認識できるようになった。設定値の記録を取ってなかったので、何が問題だったのか分からん。

 インストールが終わって950Proのベンチマークを取ってみると、最初から使っていた850Evoの倍くらいの数字が出る。数字として見る分には面白いが、日常作業をするうえでの体感速度に変化は無い。面白かったからいいや。

 CrystalDiskInfoで動作状態をチェックすると、950Proの温度が高くて気になる。

 データドライブと化した850Evoの方は、アクセスがほぼ無いので温度は気温と同じ。

 起動ドライブである950Proの方は、少量の読み書きが定常的に発生しているが、気温より17℃ほど高め。ベンチマークテストで負荷をかけると10℃くらい上がるし、夏場に向けて精神衛生上もよろしくない。対策としてヒートシンクを貼り付けたら、5℃くらい下がった。とりあえずこれで様子見。

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 M.2ソケットはMini-ITXの裏にあってファンをつける空間が無い。熱伝導用シリコンシートをヒートシンクで挟み込み、ワイヤーで軽く圧力がかかるようにして固定した。ケースの蓋を閉めると、蓋のアルミ板がヒートシンクにちょうど接触するので、さらに圧力がかかる。

 シリコンの熱伝導シートの代わりに3Mの熱伝導性両面テープを使うと、しっかり接着されて固定できるが温度が2度くらい高めになる。

もうPCにHDDはいらない

 自分専用に使うパソコンが必要になったので、BTOで新しいPCを買った。ブラウザであれやこれやとたくさんの情報を同時に表示する必要があることからノートタイプは問題外で、モニタはDellのU2715Hを使い、本体はオリオスペックのNCASE M1ベースであとから拡張できることを考えつつ安めの構成にした。

 3年位前にも別の事情でBTOのパソコンを買ったのだが、そのときには安く買えるSSDの容量が128GBくらいだったので、起動ドライブにOfficeアプリを入れると窮屈さを感じてHDDを追加したりした。これに対して今回は256GBが気楽に買える値段になっていて、SSDだけでも余裕のある構成を組める。

 この数年の間にNASを安定して運用できる環境を構築したので、大容量のデータはNASに置いてしまい、パソコンの側にはできるだけデータを持たないようにしたことにもよる。

 NASは3TBのHDDをミラー構成にするとともに、実家の方にも別のNASを置いてリアルタイムでデータの同期をさせるようにしている。1年近くこれで運用してきて、ほぼ問題ないことが確認できた。

 パソコンの買い替えに伴うデータの移行の手間を考えるとNASの方が管理が楽で、この先パソコン側でデータを抱えるようなことはしなくなり、HDDは内蔵しなくなるだろう。

 動画を残す趣味は無いので、実のところNASの方も1TBもあれば十分だったりする。SSDの価格が急速に低下してきているので、2、3年のうちにSSDだけでNASを構成するようになるだろう。HDDの市場が消滅するのも、そう遠い話ではなさそうだ。

2016年3月26日 (土)

QNAPのNASにWindows10のPCからアクセスする方法

 自宅には何台かPCがあるのだが、自分専用で使えるものが必要になったので、新たに購入することにした。

 当然のごとくにWindows 10を選択。自宅のPCはすべてWindows 7で、Windows 7のライセンスも一つ余っているのだが、そろそろ移行を考えないといけないような感じもしてきたので。

 Windows 10はWindows 8ほど訳の分からない状況にはならず、取り立てて困ることもなく使い始めることができた。ただ一つ困ったのが、QNAPのNASへのアクセス。

 家族の共有ファイルと分離してトラブルを起こさないようにするため、自分専用のフォルダとアカウントをNAS上に作成してアクセスしていたのだが、Windows 10のファイルエクスプローラーでWindows 7と同じようにしてユーザ名とパスワードを指定しても、認証エラーで拒否されてしまう。

 QNAPのWebサイトでサポート情報をあさってみても、それらしい説明が見つからない。仕方ないのでGoogle検索であれこれ見ていると、どうやら認証時のユーザー名として“computer_name\user_name”という形で、Windows 10 PCのコンピューター名を頭につけてやらないといけないらしい。

 QNAP NAS上でアクセス権を設定しているフォルダをWindows 10のエクスプローラーで開く際に、コンピューター名をユーザIDの頭につけてやることで、あっさりアクセスできた。

 でも、これって普通の人には分からんよねー。QNAPのサポートは説明しなくていいのかな。いや、悪いのは認証のやり方を変えたMicrosoftの方か。NASなんか使ってるのは普通の人じゃないからいいのか。

追記:事情があってWindows10をクリーンインストールしなおしたら、今度はコンピューター名をつけなくてもアクセスできた。よくわかんねー。

2013年8月31日 (土)

光回線より速いスマホwww

「KDDI、光回線より速いスマホ発売 14年夏にも パソコン離れ拍車」 日本経済新聞

 ひさびさに見たよ、モバイル通信があれば光回線いらない的記事。よっぽどネタが無かったのか、1面のトップ記事ときた。
 最近はこのテの記事を見かけなかったから新聞記者も少しは賢くなってきたかと思っていたが、あいかわらず馬鹿なうえに不勉強だってことがよく分かった。

 なんかね、記事全体が論立てめちゃくちゃ。

 「光回線」と比較するのは「モバイルネットワーク」であって「スマホ」じゃない。
 「パソコン離れ」は「スマホ」とかタブレットへの移行で考えるのはいいが、それと「光回線」の契約とは別のハナシ。
 一般家庭向けの光回線サービスは1Gbps以上のものに移行しつつあり、すでに旧世代となった100~200Mbpsのサービスと、来年ようやく提供されるLTEの最新サービスを比較しちゃいかんでしょ。

 モバイルネットワークの基地局だって、基幹網に接続する部分は光回線を使っているわけで、一つの光回線を共有する端末の数は家庭向けよりモバイルネットワークの方が2桁くらい多い。規格上の最速値がどういう意味を持つのか、ちょっと考えりゃわかる。こんなのは今ならネットで5分も調べれば分かることだから、こういうことを書く記者には、端っからちゃんとした記事を書こうという気が無いんだろうね。

2013年7月25日 (木)

ChromecastとMiracast

 Googleがスマートフォンなどのネット端末からテレビにコンテンツを表示させることができるChromecastを発表した。

 一瞬、Miracast機能をテレビに追加するためのものかと思ったが、ぜんぜん違っていた。

 Miracastは端末側のコンテンツをテレビに表示させるためのもので、Chromecastはネット上にあるコンテンツを、端末側から指定してテレビに表示させるためのもの。

 Miracastの問題点は、接続手段として WiFi Directを使っていること。WiFi Directを使うと、通信は接続している機器間だけに限られる。なので、スマートフォンのコンテンツをMiracastを使ってテレビで表示させていると、その間はスマートフォンでは他のアプリの通信ができなくなる。
 2,3分程度のビデオクリップならともかく、1時間とか2時間の長尺のコンテンツを再生している間メールのチェックもできないなんて、いまどきありえない。
 できるだけ多くの人にネットワークを使わせることがビジネスの根幹であるGoogleにとって、これは好ましくないことだろう。

 Android 4.2でMiracastが標準搭載されることを知ったときGoogleが何を考えているのか不思議に思ったものだが、Googleが目指すのはChromecastであって、Miracastはその他の機能の一つにすぎないのだろう。ひさびさにスッキリと納得できるニュースだった。

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