PETボトルを水筒に使うこのと安全性
飲み物を持ち歩くのに、一時ステンレス製の水筒を使っていたことがあったが、今ではペットボトルを再利用している。とにかく軽いので、持ち運びが楽なのがいい。
1リットルのペットボトルに麦茶を入れているが、暑い時期でも1日飲む分量としては十分だ。
何本かを使い回しているが、繰り返し使っているうちに内側に汚れがついてくるので、塩素系漂白剤で汚れを落としている。漂白剤の濃度は、時間を長めにとるようにすれば、通常の半分程度でも大丈夫。通常の濃度なら、一本を処理したあとで次のペットボトルに入れてといった感じで、4,5本は十分に処理できる。塩素臭は、完全に乾燥させれば消える。
使い回しているうちに外側に擦り傷がついて白っぽくなったりするので、そうなったら飲み物を買って新しいペットボトルを手に入れて入れ替える。だいたい1ヶ月に一本を新たに買っているので、20回以上使い回していることになる。
同じようなことをしている人は多いのだろうが、安全性についてはやはり気になるようで、Webで検索するとたくさんのQ&Aが引っかかってくる。だが、その回答を見ていると、ちゃんと納得できるものがほとんど無いことに気がつく。
挙げられている問題点は次のようなもの。
- 清掃、除菌が不十分になるので危険
- 漂白剤の塩素が危険
- 漂白によって危険な物質がPET樹脂から溶出する
1. はペットボトルに限った話じゃない。水筒だって同じこと。
2. は、赤ちゃん用のほ乳瓶などの消毒剤として、ミルトンという製品があり、成分は塩素系漂白剤そのものなのだが、はるか昔からある製品で、安全性に問題があるというきちんとしたデータは見たことがない。
3. についても、根拠となる論文や調査データを挙げているものは皆無で、ただ「有害物質が溶け出す」としか書かれていない。
こんな感じで、どうも説得力に乏しい。ちゃんと理解しようとすればおかしいことに気がつくのだが、それらしい文章で書かれていると、なんとなくそうかなという気になってしまう。本当のことを知りたいのなら、まず疑ってかかることだ。疑問に思ったことを打ち消すだけの情報があって初めて納得すべき。とはいえ100%納得できることはほとんどなくて、最後は自分の判断として、今の時点ではこっちの方が正しそうだという結論にしかならないことも多いのだが。
ちなみに、研究データは必ず最新のものであることを確認し、しかも複数の独立した組織で同じような結論が出ていることが必要だろう。よくある「当社と○×大学の共同研究でXX%の効果が確認できました」なんてのは、まず信頼度ゼロだと思ってかかった方がいい。


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