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2016年6月16日 (木)

フレッツ網対応のソフトイーサで思い出したこと

 ソフトイーサがNTT東日本のフレッツ網を利用した高速VPNサービスを発表している。

 面白いのは、ソフトイーサのプレスリリースにあるNTT東との交渉やら技術情報やら。

 NTT東西のフレッツ網は、OCNやBiglobeみたいなISPのネットワークに比べると通信速度、容量ともにケタ違いのネットワークなので、そのネットワーク性能をフルに活用できればISP経由の通信とは次元の違う高度なサービスが提供できる。ソフトイーサのようなVPNサービスはそのような恩恵を受けるアプリケーションの一つなんだが、NTT東の中の事情で技術的に阻害されてた部分があって、今回の発表はそれを2年かけてNTT東と交渉することで解決できたというもの。

 ソフトイーサのようなサービスは、NTT東にとってみれば新たな収入につながるわけじゃないので協力するだけの価値がNTT東には無い。フレッツ網自体はトラフィックがスカスカの状態なので、空いてるなら使わせろというのは使う側の期待だが、NTT東にとっては事業としてやってるので収益増もないのにコストが新たに発生するのは対応しにくいところだろう。そんな状況にありながら対応してきたのは、NTT東の中で新たな流れがでてきたのかもという期待を抱かせる。
 世界に類を見ない高品質なネットワーク・インフラを持ちながら、この10年近くもまともに活用されていない状況が少しでも変わればいいんだけど。

 この記事で思い出したのが、10年位前にやりかけたプロジェクト。フレッツ網の高速・大容量なところを活かした、新たな通信アプリケーションをやろうとしていた。ソフトイーサのように一方的に使わせろというだけじゃNTT東も協力しにくいだろうから、NTT東西としては新たな通信サービスを作り、こっちは端末メーカーなので通信サービスを使ったアプリケーションを端末に載せて発売し、双方に利益の得られるものを狙った。テレビやパソコンなどの端末だけ作っていたんじゃ、数年で間違いなく行き詰まるという危機感もあった。

 NTT東との交渉開始から1年ほどかけて試作アプリを搭載したテレビを作り、NTT東の中で上層部に見せて具体的な協力体制づくりをしましょうというところまでこぎつけた。
 まさにその瞬間に、こっちの社内に背中から刺してくる輩が現れて協力してもらってた関係部署の動きが止められてしまい、なんとかリカバリできないかとジタバタしてる間にNTT東の側で窓口になってた人が異動になってプロジェクトは頓挫。
 自社のダメさかげんが分かっていたので影響力のある相手を動かしちゃえば何とかなると思ってたのだが、ちょっと考えが甘かったな。

 残念なことではあったけれど、自分の会社のその後の成り行きを見ているとたとえ立ち上げられたとしてもグダグダになってたことは間違いないので、今ではたいして後悔していない。

 もし期待通りにNTTの東西の状況が変わったとしても、スマートフォン全盛になってしまった状況にどこまで影響を与えられるのだろうか。少しでもチャンスが残っていることを望む。

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