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2016年4月

2016年4月25日 (月)

Samsung SSD 950 Pro を使ってみた

 新しいM.2インタフェースに興味があったので、Samsung 950Proを買って試してみた。

 さっそく接続して、起動ドライブにするためにWindows 10をクリーンインストールすることにしたのだが、BIOSでドライブとしてうまく認識できず、あれこれASUS Z170I のBIOS設定をいじってみること小一時間。やっちまったかなーと思いつつ、ままよとBIOSの“Load Optimized Defaults”を実行すると、あっさり認識できるようになった。設定値の記録を取ってなかったので、何が問題だったのか分からん。

 インストールが終わって950Proのベンチマークを取ってみると、最初から使っていた850Evoの倍くらいの数字が出る。数字として見る分には面白いが、日常作業をするうえでの体感速度に変化は無い。面白かったからいいや。

 CrystalDiskInfoで動作状態をチェックすると、950Proの温度が高くて気になる。

 データドライブと化した850Evoの方は、アクセスがほぼ無いので温度は気温と同じ。

 起動ドライブである950Proの方は、少量の読み書きが定常的に発生しているが、気温より17℃ほど高め。ベンチマークテストで負荷をかけると10℃くらい上がるし、夏場に向けて精神衛生上もよろしくない。対策としてヒートシンクを貼り付けたら、5℃くらい下がった。とりあえずこれで様子見。

Dsc_0201

 M.2ソケットはMini-ITXの裏にあってファンをつける空間が無い。熱伝導用シリコンシートをヒートシンクで挟み込み、ワイヤーで軽く圧力がかかるようにして固定した。ケースの蓋を閉めると、蓋のアルミ板がヒートシンクにちょうど接触するので、さらに圧力がかかる。

 シリコンの熱伝導シートの代わりに3Mの熱伝導性両面テープを使うと、しっかり接着されて固定できるが温度が2度くらい高めになる。

もうPCにHDDはいらない

 自分専用に使うパソコンが必要になったので、BTOで新しいPCを買った。ブラウザであれやこれやとたくさんの情報を同時に表示する必要があることからノートタイプは問題外で、モニタはDellのU2715Hを使い、本体はオリオスペックのNCASE M1ベースであとから拡張できることを考えつつ安めの構成にした。

 3年位前にも別の事情でBTOのパソコンを買ったのだが、そのときには安く買えるSSDの容量が128GBくらいだったので、起動ドライブにOfficeアプリを入れると窮屈さを感じてHDDを追加したりした。これに対して今回は256GBが気楽に買える値段になっていて、SSDだけでも余裕のある構成を組める。

 この数年の間にNASを安定して運用できる環境を構築したので、大容量のデータはNASに置いてしまい、パソコンの側にはできるだけデータを持たないようにしたことにもよる。

 NASは3TBのHDDをミラー構成にするとともに、実家の方にも別のNASを置いてリアルタイムでデータの同期をさせるようにしている。1年近くこれで運用してきて、ほぼ問題ないことが確認できた。

 パソコンの買い替えに伴うデータの移行の手間を考えるとNASの方が管理が楽で、この先パソコン側でデータを抱えるようなことはしなくなり、HDDは内蔵しなくなるだろう。

 動画を残す趣味は無いので、実のところNASの方も1TBもあれば十分だったりする。SSDの価格が急速に低下してきているので、2、3年のうちにSSDだけでNASを構成するようになるだろう。HDDの市場が消滅するのも、そう遠い話ではなさそうだ。

2016年4月17日 (日)

東芝のパソコンはいつからダメになったか

 東芝のパソコン事業の身売り話が迷走している。この数ヶ月で多少リストラが進んだとはいえ、依然として過剰な生産設備や余剰人員を抱えているのでタダでも引き取ってもらえないというところか。

 Dynabookという名前は今では過去の遺物になってしまったが、どのあたりでダメになったのだろうか。

 自分の記憶にあるのは20年近く前。仕事の打合せ相手が持ってくるノートパソコンが、東芝からDellに一斉に置き換えられたこと。会社から貸与されるものだから、設備の入れ替えのタイミングで機種がガラッと変わってしまうのだが、いきなりだったのでビックリさせられた。

 Intelからモバイル向けのチップセットが出始めたころで、ノートパソコンの製品開発がやりやすくなったころでもあった。だが、そういう環境としては東芝もDellも変わりない。打合せ相手が「Dellの方が東芝よりスペックがいい」と言っていたのが印象的だった。Dellの方が製品価格は高かったのだが、大画面LCDパネルなど最新のパーツを採用していて、自分でもちょっとうらやましく感じたものだった。

 それ以降、東芝のパソコンにユーザ視点での先進スペックを感じたことはない。フラッグシップ機の仕様はたいてい周回遅れで、製品ラインにつまらない印象が強くなった。品質がいいかというと、普通に故障する。そこそこシェアがあったので、補修用のパーツの入手性が良かったのが唯一の救いだったか。

 パソコン事業の従業員に何としても立て直そうという気概があるのなら、退職金代わりに自分たちで事業を買い取ればいい。だが、この20年近くの製品の移り変わりを見返してみると、とてもそんな覚悟は出てこないだろうと思う。

2016年4月11日 (月)

ベーコンの記録

 2月に作った分が無くなりそうなので、ベーコンを作る。

●原料肉 豚バラ肉 2本 合計約8キロ
 輸入の冷凍肉を通販で購入。国産豚のバラ肉は、脂身過剰で赤身が少なくベーコンになりにくいため。

 プロ用の通販でデンマーク産のよさそうなのがあるのだが、最小販売が1ケース4本なので多すぎ。1本から売ってくれるところを探し中。

 1本のバラ肉を3等分して6個のブロックにする。今のスモーカーだと、一度に燻製できるのはこれくらいまで。

●塩漬け 17日間

 ちょっと行事の都合があったので、塩漬け期間が長め。

●塩抜き 9時間

 早朝から流水で塩抜きを始めて夕方まで。寸胴を使い、シリコンチューブを使って底面排水をする。

●乾燥 5.5日

 塩抜きが終わったら、ペーパータオルで表面の水分を拭き取ってからピチットシートで巻いて冷蔵庫で乾燥。肉が大きくて1枚のピチットシートではブロックの半分ちょっとしか覆えないが、水分の出るのは赤みのところだけなので、赤みの部分だけ覆ってビニール袋に入れて空気を抜いてシートがずれないようにする。

●燻煙 9時間

 サクラのスモークウッドで燻煙。温度は60℃ちょっと。風が少し強くなると、ステンレスのスモーカーが冷やされて温度が下がる。温度調節を自動化したい気持ちはあるが、どのみち火気から目を離すわけにはいかないので、労力が大きく減るわけじゃない。

●熟成 4日

 燻煙を終えたら、熱でぶよぶよしている肉を形を整えつつ巻きセロハンで包む。そのまま冷蔵庫に入れて香りが落ち着くまで熟成。セロハンなので、さらに水分が抜けていく。

 巻きセロハンは近所のパッケージプラザで買っていたのだが、需要が少ないということで店頭から消えてしまった。結局これも最近はネット購入。

 できあがりは7.5キロくらい。次に作るのは秋か。

2016年4月 6日 (水)

NVIDIAは車載市場から駆逐される

 NVIDIAが主催して開催中のGTC(GPU Technology Conference)の記事が相次いでいるが、テーマはDeep Learningが主題の一つになっている。NVIDIA自身のプレゼンの中でもDeep Learningの適用先として自動運転が大きく取り上げられていて、車載市場に対するNVIDIAの期待の大きさが感じられる。

 だが、はたして車載市場に対してNVIDIAは優位な位置にあるのだろうか。

 その疑問をあらためて感じさせたのが、GTCでMITが発表したEyerissというDeep Learning専用プロセッサの記事。研究用の試作のため古いプロセスで回路規模も制限されているが、300mWという低い消費電力で84GOPSという高い処理性能を実現している。最新のプロセスを使って本気で作りこめば、NVIDIAのGPUと同じ性能を数十分の1の消費電力で実現できることだろう。

 GPUはピーク性能の大きさばかりが注目を集めがちだが、実際にはほとんどの問題では実行効率が極めて悪く、ピーク性能の10分の1も出せればいい方くらいのものでしかない。この実行効率の悪さは、2Wでも渋面される車載のような組み込み用途では致命的で、消費電力が何十ワットもあるNVIDIAのGPUが車載で使われるのは、ごく限られた範囲になることだろう。

 実際のところ、自動運転向けにDeep Learning技術を取り込んだプロセッサは他社からすでにいくつか発表されているし、NVIDIAのGPUと同程度の性能を数十分の1の消費電力で実現しているものがほとんど。NVIDIAとしても、自動運転の市場を取りに行くには、GPUとは別に自動運転向けの専用プロセッサを開発せざるを得ないだろう。

 しかしそうなると、PCやゲーム市場でのGPUによる成功は、車載市場で優位に立つための材料とはなり得ない。ニュースでは華々しく書かれているものの、実際の成功はかなり危ういとみるべきだろう。

 現在NVIDIAのTegraが車載で採用されている例はあるが、いずれも高級車のコックピット用で、ディスプレイやタッチパネルの制御に使われている。Tegraはスマートフォンへの適用を想定して作られているだけに、そのあたりの処理はお手のものということだろう。

 だが、せっかく採用してもらったAudiなんかでも、Qualcommにあっさりリプレースされてしまっている。表示用なんかだとプロセッサ依存の部分は少ないから、そういうものだろう。もともとTegraもスマートフォン市場でQualcommなどとの競争に敗れたことで、車載市場を避難先に見つけたものだ。スマートフォン市場の成長に陰りが出てきた今、Qualcommは車載市場の確保に本気で乗り出している。コックピット用途はスマートフォンに近いので、スマートフォン市場での成功は優位に働く。おそらくコックピット市場では、NVIDIAはQualcommに駆逐されていくことだろう。

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