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2012年6月 5日 (火)

NetflixがCDNを自前化

 北米から南米、欧州とサービスエリアを拡大している映像配信最大手のNetflixが、自前のCDNの構築・展開を始めたという記事

 ISPに対するネットワークのピアリングまたはCDNのキャッシュサーバを無料で提供するんだとか。キャッシュサーバのハードは、汎用のPCサーバのパーツを流用するので安い。キャッシュサーバの管理はNetflixが行い、コンテンツはアクセスの減る時間帯を見計らってあらかじめNetflixからプッシュ配信されるので、新しいコンテンツのリリースの時もトラフィックの増加を抑えることができる。

 技術的にはどうということはないんだけれど、北米のネットワークトラフィックの3分の1を占めるようになったNetflixだからこそできることか。これで映像配信サービスは規模の勝負であることが確実になり、競合する中小のサービスはニッチを見つけられなければ早期に退場を迫られることだろう。

 Netflixのメリットとしては、トラフィックの負荷に関するISPとの軋轢を軽減できることと、エンドユーザに対する配信品質を向上できることの2点か。

 CDNのコスト削減に関しては、Netflixくらいの超々大口契約になれば、CDNとの契約も原価に近い価格になるだろうから、CDNの自前化によるコスト低減効果は大きくないだろう。

 コスト削減ということでは、規制当局であるFCCからトラフィックに対する従量課金の容認を感じさせる発言が出ているので、ISPを取り込んで従量課金を封じ込め、将来的なコスト増を回避する対策の意味の方が大きいんじゃないかな。

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