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2012年1月

2012年1月31日 (火)

auがAndroidスマートフォンの通知エリアへの広告を自粛

 auのAndroidスマートフォンの通知エリアに、今月初めから広告が勝手に表示されるようになったと騒ぎになっていたことに対して、auが自粛を決めたことという記事

 auによると広告ではなく自社サービスの宣伝らしいが、ユーザから見たら広告には違いない。「ユーザーに対して有益な情報を配信」したかったらしいが、そんなのはauの勝手な思い込みでしかない。

 スマートフォンにプリインストールされている大量の役立たずなアプリ。役立たずなだけならまだしも、アンインストールもできないうえに、殺しても殺しても勝手に立ち上がってきてメモリーやCPUやバッテリーを無駄にしてくれる。そんなもんを入れたやつらが「有益」だなんて言ったところで、白々しいだけ。

 フィーチャーフォンの頃から、ezwebやiモードのブラウザで表示されるトップページは、通信量を増やすだけのゴテゴテとした無駄の多いWebページだった。そのことはスマートフォンになってもたいして変わっていないのだが、ブックマークを活用することで見ないでいられるので、腹を立てる機会は減っている。

 商売上はいろいろ言い訳はあるんだろうが、いらないものは消してシンプルなユーザエクスペリエンスを提供する大人のスマートフォンみたいなのを選択できるようにしてもらいたいね。

2012年1月30日 (月)

電気料金値上げと増税の類似

 停止した原発分の電力を補うために火力発電を増やしている電力会社が、燃料費の大幅増にあえいでいる。

 通常の火力発電の燃料費の値上がりは、自動的に電気料金に転嫁できるが、原発分を火力に置き換えるという電源構成の変更は別途認可が必要で、当座は事業の赤字になってしまう。

 仕入れ値が上がってしまうのは電力会社としてはどうしようもないことだし、点検で止めた原子力発電所の稼働を再開できないのは政府に責任がある。電力会社の傲岸な態度やごまかし体質に対しては言いたいことはいっぱいあるが、まともに考えれば大幅値上げは避けられないだろう。値上げの時期を先延ばしにしたって赤字が積み上がるばかりで、遠くない将来に電気料金として徴収されて消費者が痛い目を見るだけのこと。

 無駄に高い給料取ってるやつにはき出させるのが先だとかいう声も聞かれるが、全額カットしたところで燃料費の増加分の数%程度にしかなるまい。

 政府の側からは値上げを認めないとでもいいたげな発言が出ているが、石油や天然ガスの調達費用が大幅に増えているのはどうしようもない事実だし、経営努力で吸収できる範囲をはるかに超えている。そもそも原発を停止せざるを得ない状況に追い込んだのは政府の責任だろう。

 エネルギー政策に関して実現可能な道筋を示さずに、ただ認める認めないと言うだけでは無責任きわまりない。

 でもこれって、消費税増税の構図と同じだ。

 国の収支はとっくに破綻していて、対策を先延ばしにすれば赤字が積み上がって将来に精算するときの痛みが増すだけ。そんなことは分かっているのに、国民感情が納得しないからとか何とかいって選挙向けに絶対反対のポーズを取る。

 電気料金の値上げをさっさとやって、脱原発にどれだけの覚悟が必要か、早いとこ国民に認識させた方がいいだろう。消費税も同様に。

 財政や電力会社の放漫経営の責任は厳しく追及されなければならないだろうが、それはまた別の話。

2012年1月29日 (日)

納税の痛み

 サラリーマンなので確定申告というと病気で医療費がかさんだときの還付がほとんどなのだが、去年はたまたま欧州危機の影響を受けた株価の乱高下にうまく乗ることができて、多少の利益が出た分の納税をすることになった。

 米国のようにサラリーマンも確定申告をさせることで、税金の使い方に対する国民の監視を強めるべきだという意見はよく聞かれる。これまでも頭では分かっていても、どうしてもそれが必要だという感じはしなかった。

 ところが今年の確定申告では、1ヶ月分の生活費に近い金額を納税しなければならなくなり、痛みが現実のものとして感じられている。
 いったん自分の財布に入って自分のものだと思っていたカネをはき出さないといけないというのは、その所有意識が錯覚だと理解していても、なかなかに悔しい。

 納税するにしても、オンラインバンキングなんかで済ますんじゃなくて、現金で税務署に持って行きたいね。自分の手から現金が離れていく感触を脳に刻みつけたい。無駄遣いは絶対許さないぞ、と。

 ごまめの歯ぎしり。

FUKUSHIMAレポートきた

 AMAZONで予約しておいたFUKUSHIMAレポートが届いた。活字が大きいので、ジジイには読みやすくていいですな。

 原子力とか日本や世界のエネルギーをどうするかとかいったことについては、自分自身でも他の人に対してどうしていくべきとか主張できるだけの知識なんて持ち合わせていない。今は、とにかく情報が足りない。

 否定するにしても肯定するにしても、自分の頭でいろんな観点から考えてしっかり理解しないといけない問題であるということは確かで、こういった本はそのきっかけになることができれば成功なんだと思う。

2012年1月28日 (土)

今年もe-Taxで確定申告

 Windows7に移行して初めてのe-Tax。

 WindowsXPからWindows7に環境が変わって何かトラブルがあるんじゃないかと思って早めにやったのだが、カードリーダの認識は問題なし。JPKI利用者ソフトによる電子証明書の確認も正常。ブラウザベースの確定申告データの入力作業も、いつものごとく画面が変わるごとに全画面状態になるうざったさはあるが、これといって問題なし。

 すべてのデータ入力が終わって申告書の送信をしようとしたところで、カードリーダに署名処理用の電子証明書を読み取りにいってエラーが出た。送信はブラウザからしかできないので、なんとか解消しないといけない。

 うむっ、と30秒考えて、管理者権限のアカウントに切り替えてやってみたら、エラーが起きることなく送信できた。

 JPKI利用者ソフトで電子証明書を読み出せたので、ブラウザでもアクセスできるもんだと思っていたのだが、そうでもないらしい。なんか面倒だ。こんなのでみんな問題なく使えてるのだろうか。

2012年1月26日 (木)

ドコモの通信障害

 1/25に発生したドコモの障害はトラフィックの見積もりを誤って、性能が足りないパケット交換機に入れ替えてしまったことが原因と発表されているが、そもそも見積もりを間違えた原因がさっぱり分からない。

 そもそも、トラフィックのような重要な性能指標については、リアルタイムに監視しているんじゃないのか。だとしたら、入れ替えの前に余裕がないことは分かりそうなものだ。

 だいたい、200万近い端末をたった3台の交換機で処理するにしては、性能に余裕がなさ過ぎではないのか。こっちの記事なんかも、3台の交換機の処理性能の合計が1,410万に対して、想定しているトラフィックが1,200万というのは、普通に考えたらおかしい。

 機械装置に故障はつきものであり、それがたまたまトラフィックのピーク時にぶつかれば処理性能は940万に下がるわけで、想定トラフィックを下回ってしまうことで今回と同じ大規模な障害が発生することになるのではないか。

 人の命にかかわる通信手段であることを考えるなら、3台のうち2台が壊れても性能が不足しないくらいに余裕を持たせるべきだろうし、障害の規模を抑えるためにはむやみに交換機を集約せずに分散させた方がいい。

 問題が起きないのなら何やってくれててもいいんだけど、これだけ立て続けに問題起こしてるんだから、説明はきちんとしてほしいね。

2012年1月24日 (火)

ファンヒーターの温度センサー精度

 ファンヒーターを三菱からコロナに買い替えたのだが、暖房能力は同じなのに同じ温度設定だとコロナの方が暖かい。

 室温センサー付近の温度を測ってみると、三菱は22度の設定のときに19度で安定するのに対して、コロナの方は19度の設定でほぼ19度になる。

 三菱の方は、買った当初からこんなもんだったので、経年変化ではなく最初から誤差が大きかったということ。

 ファンヒーターの温度センサーの精度なんてあくまで目安であって、測定誤差の保証なんかないし、実際に使う場合にも不都合はないわけだが、HEMSとか言い出したら違ってくるのだろうか。

 センサーで検出した室温をもとに冷暖房をコントロールしてエネルギー消費の最適化をするなんてのは、HEMSとかスマートハウスの説明でよくある筋書きだ。

 だが、それが適切に機能するためには、センサーが適切にメンテナンスされている必要がある。少なくとも、これまでのように人間が適当に対応しているのに比べれば、メンテナンスコストの上昇は避けられまい。
 センサーを管理する手間やコストがどれだけ増えるのかはよく分からないが、差し引き計算して良くなるのか悪くなるのかはっきりしない。はっきりしてるのは、メーカー側の売り上げが伸びるであろうことだけか。

 展示会などに行ってスマートハウス関連のモデルハウスみたいな展示を見るたびに、実際のメンテナンスの手間が気になって仕方がない。あれって技術者の自己満足で、現実のユーザの生活のことなんか全然考えてないよな、と思ってしまう。

2012年1月22日 (日)

テレビからPC、タブレットに製品拡大するVizio

 米国の話だが、今月初めに開催されたCESで、VizioがPC製品を発表している。

 Vizioは、自社では製品の企画・設計のみを行い、製造はすべて外部に委託してコストダウンすることで米国を中心に急速にシェアを拡大してきた。先端技術を自社で開発しているわけではないので技術的に突出した製品は無いのだが、デザインの良さやボリュームゾーンの製品で十分な性能を低価格で提供していることで、強い競争力を持っている。

 今回発表したPCも、製造は他のPCメーカーと同じようなところに委託しているので、デザインは良いのだが技術的には特に目立ったところは無い。

 コンシューマ向けで米国外で売るつもりはないとしているところを見ると、テレビ市場を拡大する位置づけなのだろう。

 Vizioは、PCだけでなくタブレットの新製品も用意しており、スマートフォンの製品も1年くらい前からある。だからといって、他社がさかんに宣伝しているタブレットからテレビをコントロールするような連携機能については、それほど積極的に取り組んでいるようにも見えない。デザインの統一感はあるものの、ただ製品を揃えましたというところ。

 Vizioからは、こういった製品展開をすることの背景は明確に語られてはいないようだ。想像するに、テレビを中心として映像の配信先となる端末をすべて押さえておきたいということだろう。

 映像配信を受ける端末として、テレビ、PC、モバイルをまとめて3スクリーン戦略などという言葉は何年も前からあるのだが、今ならテレビ、PC、タブレット、スマートフォンの4スクリーンと言うべきか。

 「3スクリーン」というのは古いコンセプトではあるけれど、北米で一般消費者向けのサービスが本格化的に立ち上がりはじめたのは去年のこと。
 一般世帯の放送受信手段で6割のシェアを持つケーブルテレビ会社が、自社の契約者に対してPCやタブレットなどでの映像視聴を無料または安価に提供する"TV Everywhere"サービスが、去年あたりから立ち上がり始めた。技術的に新しくないしカネもうけのネタにもならないのでニュースになることは少ないだろうが、これから本格的に普及することだろう。

 一般のネット配信が意思を持って利用しに行かないといけないのに対して、ケーブルテレビのサービスは放っておいても提供される。面倒くさがりの一般消費者にとってこの違いは大きい。

 Vizioの製品ラインの拡大は、このようなサービスの潮流の変化を捉えたものではないだろうか。量販店では、テレビ、PC、タブレット、スマートフォンを並べて、その地域のケーブルテレビで提供されているサービスに接続して見せると、一般消費者にも分かりやすくて訴求力があるだろう。

 あくまで勝手に想像しているだけなんだけど、Vizioのメッセージがはっきりと見えているような気がしたので、とりあえず記事として残しておく。

石油ファンヒーターを買い替え

 10年前に買った三菱の石油ファンヒーターが、ときどきエラーコードを表示して止まるようになった。説明書を見ると、電気系統の故障が疑われるので修理に出せとあり、なんだかよく分からない。灯油の燃焼そのものに異常は感じられないので、コントローラ部分の問題だろうと思うが、チェックするのも面倒だ。

 購入当時、5万円以上していた製品なので、もし修理に出してもけっこうな料金を取られそうだし、今なら同等性能の製品なら2万円くらいで買えるので、買い替えることにした。

 この時期、量販店では在庫処分モードに入っていて品揃えが少ないので、あちこちの店を探し回るのも面倒に思い、ネット通販で探す。細かい機能に興味は無いし、これだけ値段が下がっていると大手ならどれでもいいやってんで、Amazonで在庫があって即日出荷されるコロナのFH-ST5711BYを購入。

 点火時の石油臭は、三菱より若干きつめだが許容範囲。温度センサーの検出温度が低めなのか、同じ温度設定でも三菱より暖かく感じる。その分灯油の減りも早いのだが。

 総じて、まぁこんなもんでしょ、ってところ。暖房の手段としては十分だし、値段からすれば期待するところも大きくないので、満足はしている。

 10年くらい前は、すべての家電メーカーが石油ファンヒーターを製品として持っていたものだが、価格競争で淘汰が進んで、今では暖房器具専業メーカーしか残っていない。かといって、製品の機能や品質が落ちているわけではなく、10年前の5万円の製品より信頼できるくらい。

 仕事柄つい思ってしまうのが、テレビなんかもいずれこうなってしまうんじゃないかということ。
 Smart TVとか称してネット接続を利用したいろいろな機能が試みられているが、一般ユーザの視点で日常的に使ってみたい機能というのは限られている。必要とされる機能のセットが固まってしまえば、組み立てだけで誰でもテレビを製品化することができるようになる。そのときに残っているメーカーはどこだろうか。

2012年1月18日 (水)

Vizio の Stream Player は Google の逆襲か

 今月のCESでは、Google TVに対応した新たな機器がいくつも公表されたのだが、その中に面白いものがあった。

 Vizio の Stream Player というのがそれだが、Google TV対応であるとともに、Netflixなど様々なネット動画配信サービスに対応している多機能な端末だ。

 もっとも、いろんなネットサービスに対応しているのはどうでもよくて、注目すべきはHDMIの出力端子だけでなく入力端子を持っていること。
 実際に使用する場合には、ケーブルテレビのSTBの出力を Stream Playerの入力に接続し、Stream PlayerのHDMI出力をテレビに接続する。

 こっちの記事の説明によると、ケーブルテレビの映像にGoogle TVのUIをオーバーレイすることで、放送の映像を見たままでGoogle TVの機能が使えるようになるらしい。放送の映像や音声から番組を識別する技術はすでに存在しているので、番組に関連したコンテンツやサービスをGoogle TVが勝手に検索して視聴者に推薦することが実現できるだろう。

 最初のGoogle TVは、放送コンテンツの獲得に失敗して頓挫した。だが、Googleがやりたかったことは放送そのものではなくて、放送に関連した情報を視聴者との間でやりとりして、収集した情報を収益化することだった。放送コンテンツが無しで済ませられるなら、その方がいい。Vizio の Stream Player は、まさにそれを実現しようとしている。

 Vizio の方式なら、放送コンテンツを手に入れる必要は無いし、新たにGoogle TV対応テレビを売らなくても既存のテレビの利用者にGoogle TVのサービスを展開していくことができる。製品はVizioから出るが、この筋書きを書いたのはGoogleじゃないだろうか。

 他社が提供している放送サービスの映像に勝手に情報を重ねて出すのは許されるのかという点は気になる。あるいは、ケーブルテレビの事業者から訴訟を起こされるかもしれない。だが、そこをうまくかわすことができれば、あとはGoogleのやりたい放題になる可能性だってある。あまり打つ手が無いのはテレビメーカーか。困ったね。

NTT光ファイバの分岐貸しにNG?

 前の記事総務省接続委員会のWebページには、NTT光ファイバの分岐貸し問題に対する検討の資料も掲載されている。

 ISPなどから要求の出ていた単純な分岐貸しで起きる問題点に対応するために、一芯貸しで貸し出し料金を調整する案が提案されている。貸し出しの最低利用期間を設定し、初期に貸出料金を安くして借りやすくすると共に、ユーザが増えるであろう後年度に安くした分を回収するような形になっている。

 あくまで議論のための叩き台なのでどうなるか分からないのだが、とりあえずは単純な分岐貸しには否定的と考えていいのかな。

 NTTの接続料の数字を見ても、NTT自身で使用されている分岐数の平均は3にも届いていないように思われる。もしそうだとすると、現行制度のままでも、貸し出しを受ける側で地域毎に集中して営業すれば、NTTに対抗できるんじゃなかろうか。もっとも、「営業努力」が代理店による電話攻勢なんかだったらお断りしたいところだが。

2012年1月17日 (火)

NTT東西が接続料改定-フレッツも下がるか?

 総務省の接続委員会の公開情報に、NTTの接続料規則の改正に関する資料が掲載されているのだが、これに対応するニュースリリースがNTT東日本NTT西日本からも公開された。

 総務省の資料は細かすぎて分かりにくいのでNTT東日本の資料で見てみると、光ファイバの1芯の接続料金が約19%値下げされている。同時に公開されている参考資料には、料金収入と接続料相当額の表もあるが、それによるとNTT東日本では利用者料金の4割くらいが接続料分となっている。

 ここからザックリ計算すると、フレッツ光の月額料金で300円くらいは下がってもいいんじゃないかと思う。NTT東西の決算報告を見ると、それほど儲けが大きいわけでもないので厳しいかもしれないが、なんとか頑張ってもらいたい。KDDIがセット割引を打ち出したことだし。

 採算ぎりぎりの固定通信に対して移動通信が莫大な利益を上げているという極端なアンバランスがある状況では、KDDIの様に固定と移動のセット割引によって移動通信の利益を吐き出させるのがいいと思うんだが、なんとかならんかね。

2012年1月16日 (月)

価格競争にはならない-スマートフォン通信料の値下げでKDDI社長のコメント

 KDDIがスマートフォンと有線ブロードバンドとのセット契約でスマートフォン通信料の大幅割引を発表したが、その際のKDDI社長のコメントで価格競争になる可能性は小さいとある。

 KDDIに対抗できるサービスを揃えているのはNTTくらいだが、規制によりセット割引はできない。KDDIがセット割引を開始したことで同程度の割引が許可される可能性はあるかもしれないが、KDDIを超えた値引きは許されないだろうから、緩すぎて競争の名に値しない。

 ソフトバンクは有線系で有力なサービスを持っていないので、価格競争は始まりもしない。他社との提携でやるにしても、めぼしいところはKDDIが押さえてしまったようだから、提携先を見つけるのが難しいだろう。

 というような感じで確かに価格競争にはならなさそうだが、ユーザの立場からは、せめてNTTの値下げくらいは認可してもらいたいもんだ。

携帯電話と固定通信のセット割引

 auのパケット通信とauひかりやKDDI系列のCATV会社のブロードバンドサービスとのセット割引提供の動きがあることが報じられていたが、割引内容は固定ブロードバンドの値引きだった。

 これに対して、今日の日経新聞の記事では、同じ組み合わせでスマートフォンの通信料金を割り引くとなっている。

 組み合わせが同じような内容であれば、ユーザにしてみれば合計額にしか興味が無いので、どっちで割引されようがかまわないのだが、携帯電話が共通部分である以上は、携帯電話の料金を割り引く方が分かりやすいだろう。営業的にも携帯電話の契約を増やすことの方が重要なんだから、携帯電話の料金が下がったように見えた方が有利だろうし。

 こういったセット割引はauが初めてとかいう記述も見られるが、世界的に見れば携帯電話/固定通信/有料テレビ放送をセットで提供するトリプルプレイのサービスで割引料金を設定するのはごくありふれた商行為になっている。

 そういった海外ではあたりまえになっている料金設定が、なぜ日本では提供されていないのか。たとえばNTT系列なら、フレッツにドコモにひかりTVやフレッツ・テレビとセットにできそうなサービスは揃っている。もちろん、競争力の圧倒的なNTTに制限を加えることで他の事業者を保護するという制度があることは知っているが、それによってユーザの支払う料金が高止まりしているとすると本末転倒というものだ。

 KDDIが値下げをする以上は、現行のサービスには値引きの余地がかなりあることは確かで、NTTにも追随してほしいものだが、NTT法が制約となって、あまり大きな対抗措置は期待できない。

 最優先すべきはユーザの利益であって弱小事業者の保護じゃない。携帯電話サービスは、新しい技術に対応して次々と設備更新をするために莫大な投資が必要なことは分かるが、それにしたってこの不景気にもかかわらず携帯電話事業者がものすごい利益を上げ続けているのを見ると、もうちょっとなんとかならないのかと思ってしまう。

 単に料金を下げさせれば利用者の利益になるかというと、将来をにらんだ設備投資が必要なインフラ事業ではそうもいかないところもあるのだが、海外との比較で見ると、国内でもセット割引が拡がっていいんじゃなかろうか。NTTに対する縛りを、うまいこと緩めるやりかたはないもんかね。

2012年1月13日 (金)

電池容量 3300mAhのAndroidスマートフォン

 米Verizonが発売予定のMotorola製Android端末なんだが、電池容量が 3300mAhと標準的なスマートフォンの2倍もある。145gとちょっと重めなんだが、この容量のでかさはそんなことを軽く吹っ飛ばしてくれる。

 CPU性能などは普通だし、全体のデザインはなんだかスマートでなくて気に入らないのだが、それでもこの電池容量だけでものすごく欲しくなる。

 今のスマートフォンは、少し集中して使うと半日で電池切れになってしまう。予備の電池パックを持ち歩いているのだが、普通の携帯電話の時に比べて予備電池の利用頻度がはるかに高い。いつでも使えることが携帯通信端末の最優先機能であり、電池の持ちは最重視している。

 国内メーカーも、ワンセグとかお財布とか無駄なアプリとかいらないから、こういう基本スペックのところで頑張って欲しいな。

2012年1月12日 (木)

MicrosoftがXbox向けのIPTV放送サービスの計画をギブアップ

 MicrosoftはXbox向けにIPTV放送サービスを立ち上げようとしていたが、その計画を放棄したという記事

 Xboxを映像配信サービスを受信する端末にするソリューションは、もう何年も前に提供されている。NetflixやBBCのiPlayerなど、実際に映像配信サービスにも対応している。
 大量に普及したXboxというSTBを使って、Microsoftは独自にIPTVサービスを立ち上げようとしていたのだが、コンテンツの調達コストがあまりに高すぎて事業として離陸できるかどうか分からないってんで、計画を放棄したとのこと。

 HBOやComcastなど既存の有料放送サービスの契約者に対しては、それらの放送の再送信に対応するとしているが、要はSTBとして使えるだけでMicrosoftが独自に放送サービスを提供することはしない。

 CATVなど既存の放送事業者が莫大なライセンス費用を支払ってコンテンツを調達していることは最初から分かりきっていたことなのに、いったいどんな勝算があってMicrosoftが着手したのか謎だ。十中八九、失敗するだろうと思って見ていたのだが、Microsoftなら何かウルトラCを持ってるんじゃないかとちょっとだけ期待していた。残念ながら、何も意外なものは出てこなかった。

 Apple TVとかGoogle TVとかも、注目を集めながらも一向に立ち上がる気配が無いのは同根の理由。これまで何度か書いていることだが、映像コンテンツは音楽と違って制作にやたらカネがかかるし、中抜きしてコストダウンできるような構造も無い。大きな変化は期待できないだろう。

 iPhoneの成功で膨大なキャッシュを貯め込んでいるAppleが、ワーナーなど権利者側の企業をまとめて買い占めちゃえば大変革になる可能性もあるだろうが、さすがにそんな馬鹿なカネの使い方はしないんだろうな。

オンデマンド映像配信市場でIPTVは成長するがCATVの優位は続く

 オンデマンド映像配信サービスの市場規模の予測に関する調査レポートの記事

 記事のタイトルはIPTVが成長するというものだが、記事中のグラフを見ると、予測の全期間を通じて市場の半分以上はケーブルテレビが安定的に占めている。Cord Cuttingとかいろいろ言われてはいるが、強さは変わらずと。

 衛星放送のシェアが落ちているのは、インフラを自前で持っていないのがケーブルテレビと競争する上では弱みになっているということかな。オンデマンド配信サービスは自前で提供せず、IPTVと提携する可能性があることも影響しているのだろう。

 投資開発のネタとしてのIPTVの「バブル」もそろそろ終わりで、いろいろある映像配信サービスの一つにすぎなくなったってことかな。

 なんか面白いことないかな~

2012年1月11日 (水)

在庫を調べられれば買いだめは防げるのか

 災害時に店舗の在庫を一般消費者が調べられるようにすることで買いだめを防ぐシステムを、経産省が構築するんだと。

 朝日新聞の記事の書き方が悪いのかもしれないが、書いてあるようなシステムに効果があるとは微塵も思えない。

 スーパーに限らず、在庫を極力減らして回転をよくするのが今の流通の基本。一般消費者が在庫レベルを見たら、よくまぁこんなもんで品切れ起こさずに回ってるものだと感心するだろう。卸問屋からの出荷が少し滞るとか消費者が少し多目に買うとかいったわずかな需給変動でも、品切れは確実に発生する。
 震災時に在庫が調べられるようになったところで、品切れになった店舗が刻々と増えていることが確認できるだけなので、消費者の不安は解消されるどころかむしろあおられることになるだろう。

 あくまでこの近所で見聞きした範囲だが、東日本大震災の時には発生直後の2,3日は買いだめは感じられなかった。流通が低下して店頭在庫が枯渇し始めた時点で、物不足感が激化していた。実際に物が足りないのだから、在庫が調べられたところで効果は無いのではないか。

 初年度に8億円の予算計上とかなっているが、トータルでいくらかけるつもりなのだろう。どう考えても無駄にしか思えない。

2012年1月 8日 (日)

ワゴン車が欲しいのに

 これまでミニバンに乗っていて、家族構成が変わって少しでも燃費のいいワゴンに乗り換えたいと考えたのだが、いつの間にか国産のワゴンの車種が激減して選択肢が無くなってしまった。

 輸入車は、マージンの大きい高額な車種しか入っていないので嫌い。普通に一般消費者が購入できるクラスを輸入していないのは、ユーザを舐めきっていると思う。

 ツーリングワゴンの代名詞であったレガシィは、車幅の大きい3ナンバーのみになってしまったのは、日本の道路事情に合ってないと思うからダメ。

 日産のウイングロードは、ショートノーズっていうコンセプトは好きなのだが、むりやり屋根を伸ばしたナマコのようなルーフデザインは生理的に受け付けない。

 トヨタは、カローラのワゴンは物足りない。カルディナのようなミドルクラスが無くなってしまったのは残念。

 ホンダやマツダは、数年前まで良さそうな車種はあったのだが、今は打ち切られてしまっている。

 販売台数の多い車種にラインナップを絞り込むのは事業戦略の一つなんだろうが、ちょっとやりすぎなんじゃないかな。数年前には確かに存在していたマーケットセグメントを受け止められるメーカが一つも無いってのは、どこかおかしいと思う。

フランスの大手有料放送で3D専門チャンネルが打ち切り

 フランスの有料放送サービスの大手であるCanal Plusが、2010年の夏のサッカーワールドカップに合わせて開始した3Dチャンネルを今月で打ち切ることにしたとか。

 チャンネルの契約数が1万ちょっとにしかならず、需要が盛り上がらなかったとしている。HDコンテンツの充実に当面のリソースを集中し、将来の需要によっては、3Dチャンネルの再開をする可能性もあるとしているが、失敗だったことを認めたくないだけじゃないのかと邪推したくなる。

 市販されるテレビに3D対応のものが増えてきている状況でのチャンネルの打ち切りは、実際の契約者の視聴傾向から盛り上がりが期待できないと判断したのではないか。

 関連記事を眺めていたら、Digital TV Europeの記事にCanal Plus自身の面白いコメントがあった。

"Even viewers with 3D sets are only watching 3D for a few minutes before switching to a 2D broadcast, explained René Saal, Canal Plus managing director."

 3D番組を見ることはあっても、数分で2D番組の方にチャンネルを切り替えちゃうんだとか。

 契約数が絶対的に少ないことと合わせてユーザの行動を想像すると、せっかく3D対応テレビを買ったんだから3D放送を契約して試しに番組を見てはいるんだけれど、3D放送をちょっとだけ見て効果を確認するものの、やっぱり2Dで見た方がいいからすぐに2D放送のチャンネルに切り替え。1ヶ月だけお試しで視聴したら速攻で解約、っていうパターンじゃなかろうか。

 別の記事では、裸眼3Dが普及したら変わるかも、なんていうコメントもあった。だが、今の裸眼3Dって、姿勢を正して視聴位置に注意しないとまともな映像すら見えないような窮屈な製品。そんなのに期待しないといけないようでは、当分変わることは無いだろうね。

2012年1月 6日 (金)

国内通信モジュール市場、2020年に10倍に?

 携帯電話網にアクセスする通信モジュールの市場が2010年から2020年で10倍に成長するという調査結果の記事

 通信モジュールの内蔵機器というと、身近なところでは携帯電話の買い換えの時なんかに契約数の水増しのために端末代金無料で押しつけられるデジタルフォトフレームなんかが代表的なところ。

 台数が伸びると予測するのは構わんけどね、金額ベースでも大幅に成長するというのは本当かいな。

 携帯電話事業者のデジタルフォトフレームだって、固定ブロードバンドがあれば無料で実現できる機能なのにカネ取られるわけで、契約数かせぎの目的がなければ、固定ブロードバンドを持たない世帯向けのニッチ製品でしかない。

 電力メータやスマートグリッドなんかでも、わざわざ携帯電話通信モジュールを内蔵しなければならない必然性が見つからない。もっと省電力の無線モジュールで充分。たとえば電力メータは一部の地域では無線による遠隔検針が始まっていて、敷地の外の道路から検針できるようになっている。検針員の人件費を計算に入れても、そう高くはならない。
 通信モジュール向けにものすごく安い料金プランが用意されれば可能性があるかもしれないが、そんなのは通信事業者にとっても御免被るってなもんだろう。

 ヘルスケアやらセキュリティは、わざわざそのために月々の通信費が払える余裕がユーザにあるかという問題。少なくとも固定ブロードバンド回線がある家庭で使うのなら、通信費に追加のカネを払う理由はない。

 不況の折、少しでも景気のいいネタが欲しいところだが、こうも根拠の薄弱な予測を出されたんじゃ、喜んで乗っていくこともできない。

地元の電器屋は誠実か?

 年末の帰省にあたり、東京で使わなくなった安物の液晶テレビを持って帰った。ところが、実家で接続してみると受信できない局がある。接続した部屋の信号レベルが弱すぎるのが原因。

 気になって他の部屋のSONYテレビも確認してみると、いくつかの局で信号レベルが受信にぎりぎりの状態。チューナの出来がいいのか、持って帰った安物のテレビよりは安定しているが、それでも天気が悪くなると信号強度の低い局の映像が乱れることがある。

 実家は、地デジ対応をするときに、テレビの購入とセットで地元の電器屋がアンテナからブースターまで交換していった。その電器屋は半世紀以上も前からある店で、他にも冷蔵庫を買ったりして付き合いは長い。量販店に比べて2,3割高いのだが、親が決めていることなので口出しはしない。

 高いカネを払って繰り返し買っているのだから、普通はちゃんと面倒を見てくれることを期待すると思うのだが、このアンテナ設置のいい加減さは何事?
 アンテナやブースターの機種選択から設置場所まで、チェックし出すと疑問のあるところが多い。定価に近い費用を取っておきながら、これはないだろうという感じ。

 零細な電器屋が地域密着のサポートをすることで量販店に対抗して生き残りを図っているなどというニュースは、ときおり見かけることがある。頑張れよと思って見ているのだが、頑張ってない電器屋も生き残れる余地はまだあるみたいだ。

VAパネルのテレビ

 ウチにあるテレビはすべてIPSパネルのもので、それに慣れきっているのだが、実家のテレビは事情によりVAパネルを採用したSONYのテレビだったりする。

 年末に帰省して、ダイニングテーブル脇のテレビを皆で見ていると、どうも色合いがおかしい。暗くて発色が良くない。メニューから設定を変更しても、少しも改善されない。
 数秒悩んだあとで、VAパネルの特性だと気がついた。自分の席からは、テレビ画面が斜め45度よりさらに横になっていたのが原因。ふだんIPSパネルのテレビしか見ていないので、気がつくのに時間がかかった。

 IPSパネルでも横から見れば色合いは変わるのだが、VAパネルのように気の抜けたような映像にはならない。リビングにある大画面のテレビは、わりと正面に近い位置で見ることが多いのだが、個人の部屋のテレビはヘンな位置に置いてヘンな姿勢で見ることがある。IPSパネルのテレビしか買っていないのですっかり忘れていたのだが、誰かにアドバイスするときには気をつけないと。

2012年1月 5日 (木)

UQ WiMAX サービスエリア

 年末の休暇で帰省したのだが、auのDIGNOでWiMAXの通信速度がどのくらい出るかを楽しみにしていたものの、残念ながらまったく通信できなかった。

 実家は名古屋の近くで、UQのサービスエリア確認で見てもエリア境界から3kmくらい中に入っている。木曽三川下流域で関東平野と違って起伏がほとんどなく、ちょっと高いところに基地局アンテナがあれば10kmでも直視できる地形なので、それなりに出るんじゃないかと期待していたのだが、屋外に出て動き回ってみても接続すらできない。

 UQのエリアマップにはシミュレーションの結果だとは書いてあるけれど、ここまで完璧に接続できないのは意外だった。

 新幹線の駅から徒歩15分なのに、なんてこった。さすが岐阜羽島。

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