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2011年6月

2011年6月30日 (木)

Google が「現実世界の人間関係を再現」したSNSを発表

 ソーシャル系のサービスでFacebookに大きく水をあけられていたGoogleが、現実世界の人間関係を反映させられるSNSサービスを発表した。

 既存のSNSは、玄関を出たら地球の裏側までがすぐそこにあるようなところがあって、近所とか職場とかいった「リアルな生活での距離の近さ」みたいな概念が無いのが欠陥だと思っていた。Facebookなんかは、CEOのザッカーバーグがプライバシーを否定しちゃったりしてるし。
 かといって、実際のネットワークの通信上では人間関係を反映できるような近いも遠いもないわけで、どうしてもやろうとすると無理矢理なことになりそうで、何かいいやり方はないだろうかと考え続けてはいたのだが。

 Googleの発表内容を見ると、誰でも思いつきそうなやりかたであまり工夫がない。とはいえ、このくらいしかやりかたは無いだろうなという感じはする。ちょっと面倒臭そうなイメージもあるので、どこまで普及するかは分からないのだが、Facebookのプライバシー問題は注目を集めてたりするし、Googleの影響力もあるので定着するかも。

 ただね、こういった社会を支える基本的なサービスになるかもしれないところを、FacebookだろうがGoogleだろうが、海外の民間企業に押さえられちゃうってのはなんだか面白くないんだよな。

2011年6月28日 (火)

北米で通信事業者とケーブルオペレータがCDNサービス連携

 先日、CDNサービス事業者のAkamaiが虎の子のCDNソフトを通信事業者にライセンスしようとしているという記事を紹介したが、その背景になっている事情を説明したのがこの記事

 VerizonやAT&Tなどの大手キャリアと、ComcastやTime Warner CableなどのMSOが、それぞれの構築したCDNネットワークを相互に接続して、連携したCDNインフラにしようとする動きがあるとのこと。

 キャリアにせよMSOにせよ、自社でIPTVなどの映像配信サービスを提供しているのだから、CDNインフラを自前で構築するのは当然として、AkamaiのようなCDN事業者のサーバ設置を拒否したうえに他のブロードバンド事業者のCDNインフラと接続するというのは、なんだかものすごいことになるんじゃなかろうか。

 Netflixのようなビデオ配信は膨大なトラフィックを発生させていて、ネットワークの負荷を支えているブロードバンド事業者からはただ乗り批判が出ているが、こういったCDNインフラ連合は、トラフィックの費用負担について何らかの解を与えることになる可能性がある。

 ビデオ配信の膨大なデータを品質良く配信するためには、ブロードバンド事業者のCDNサービスを使うしかない。もし使わなければ、ブロードバンドサービス事業者自身が提供しているビデオサービスにユーザを奪われてしまう。いくらかの費用負担をしてでも、ブロードバンド事業者のCDNサービスを利用することになるというストーリー。

 独占禁止法みたいな規制にひっかかりそうな気はするのだが、タダでトラフィックに耐えなければいけないというのも不合理な話なので、多少の課金は許されるようになるんじゃなかろうか。これでただ乗り問題が解決されるなら面白いんだが。

 まだ噂レベルなのでどうなるかは分からないのだが、注目しておきたい動きではある。

世界の有料IPTVの月額料金の平均は600円

 市場予測データから。2016年末時点で有料IPTVサービスの契約数は1億9千万件になる見込み。これに対して、同時点での年間売り上げは170億ドルになると。

 1件あたり年間90ドルだから、月額にすると7.5ドルで600円。

 アジアなど物価水準の低い国々の契約数が多いこともあるのだろうが、それにしても安いなぁ。

2011年6月25日 (土)

ゴーチャ? カボヤー? ゴカーヤボーチャ?

 節電対策でゴーヤーがあちこちにあふれているので、たぶん見つかるだろうなと思っていたら、やっぱりあった。

Goya

 カボチャとゴーヤのキメラ。

 ゴーヤの苗には、ゴーヤの種からそのまま育ったものと、連作障害を避けるためにカボチャを台木にして接ぎ木したものがある。接ぎ木苗の台木の処理が良くなくてカボチャの芽が残っていると、こんなふうにカボチャの茎が育ってくる。どうせなら、立派にカボチャとして育ってほしいものだ。普通ならカボチャの芽を見つけた時点で掻いてしまうものだが、こうして残してあるところを見ると、面白がってもいるのだろう。

 こんなふうにプランターに植えるなら連作障害なんて出ないから、値段の高い接ぎ木苗ではなく実生苗を選びそうなもんだが、接ぎ木苗しか残ってなかったのか?
 カボチャの芽が出かかっているを見つけてわざわざ買ってきたのだったら、遊び心があって面白いんだけどな。

 なんてぐあいに、通りがかりにあったゴーヤで妄想して暑さしのぎをするのであった。

2011年6月23日 (木)

Windows Phone はシェア2位を狙えるか

 スマートフォンはAndroidとiPhoneの2強の争いの様相になっているが、調査会社の予測ではWindows Phoneが今後シェアを急速に拡大し、数年でAndroidやiPhoneと並ぶレベルになるとされていることが多い。

 単純に見ると、ここまで決定的に差がついてしまった状況で、本当にそんなことがあるだろうかと思ってしまうのだが、自分のスマートフォンの使い方をふり返ってみると、十分あり得るかも。

 スマートフォンと言ったって、必須に感じるようなアプリなんて無くて、ちゃんとしたブラウザとメールツールがあって使いやすければ、あとは簡単なガジェットがあれば十分という程度の使い方しかしていない。実は、Androidかどうかなんて、どうでもいいのだ。

 携帯機器向けのWindowsも、Windows CE や Windows Mobile などは一般消費者向けとしては評価にも値しないレベルのものでしかなかったのだが、Windows Phone はゼロから作り直したとかで、ちょっとは期待して良さそうな印象がある。
 これだけ失敗を繰り返したうえで、iPhone や Android という先行する成功事例を参考にできるわけだし、Microsoft ほどの資金力があれば、よもや期待はずれなことはしないんじゃなかろうか。
 成功まちがい無しと断言できないところは、Microsoftの残念なところだが。

 Androidでなければという使い方をしてないので、Galaxy S II くらいの端末に Windows Phone が搭載されていれば、あっさりと乗り換えてしまいそうだ。そういう自分を考えると、調査会社の予測もあながちハズレとは言えないような。

2011年6月22日 (水)

CDNサービス最大手のAkamaiが大手キャリアにCDNソフトをライセンス

 米国の話だが、コンテンツ配信サービスでは最大手のAkamaiがCDNの構築に必要なCDNソフトウェアを大手通信事業者にライセンスしようとしているという記事

 CDNサービスは大容量のファイルを世界中に配布する低コストで効率よく行うものだが、最近では映画のVoDのような映像配信がデータの大部分を占めるようになっている。インフラ事業なので、規模が大きいほどコストを下げることができて競争力がある。配信を効率化するために、CDN事業者は通信事業者の構築するIPネットワークの内部にも配信サーバを置こうとしてきたのだが、最近になって大手通信事業者の間で自前のCDNネットワークを構築する動きが盛んになり、Akamaiのような外部のCDN事業者のCDNサーバが排除されつつあるらしい。
 Akamaiとしては、このままビジネスが縮小していくのを指をくわえてみているわけにもいかないので、CDNソフトウェアをライセンスすることで新たな収入の可能性を探ろうとしているということ。

 ここでいう通信事業者は、VerizonやAT&Tのような電話事業者だけでなく、Comcastなどのケーブル事業者も含まれていると思うが、そうだとすると米国の一般消費者向け市場の半分以上をCDN事業者は失ってしまうことになるだろう。海外もあるだろうが米国は世界最大の市場だから、これはかなり深刻な事態。CDNソフトをライセンスするにしたって、通信事業者は金に困ってるわけじゃないので、高い値付けをすると自製されてしまいそうだ。厳しいな。

 通信事業者にしてみれば、自社ネットワークの中のトラフィックは自分でコントロールしたいだろうし、映像配信もブロードバンドサービスのオプションとして必須のサービスになっているから、自社でCDNインフラを持とうとするのは当然予想されていた流れではある。

 それにしてもまぁ、米国はダイナミックだな。これに比べると、日本はなんて静かなんだろう。

2011年6月21日 (火)

花粉症と口腔血腫

 イネ科の花粉症もそろそろ終わりになる。去年に続いて、今年も花粉症の症状は軽くて済んだ。アレルギー対策の薬を服用しているのもあるが、毎日欠かさず飲んでいるトマトジュースのお陰であると信じ込んで疑わないようにしている。

 花粉症シーズンが終わりに近づいたころに用心していることが一つ。口蓋に突然大きな血腫ができること。平たく言うと血豆だが、わりと太い血管が切れて数分のうちに2cmくらいの大きな血ぶくれになる。早いうちに針などで穴をあけて血を排出しないと、どこまで大きくなるか分からないくらいの勢い。

 今日は昼飯のチキンカツ丼を食っている最中に違和感を感じたと思ったら、半分も食べないうちに舌の感触で大きな血腫ができていることが分かった。カツの衣の刺激で血管が切れたのかもしれない。おおあわてで卓上の爪楊枝を取って洗面所に駆け込んで鏡を見ると、想像以上の大きさ。爪楊枝で刺すと、ピューってな感じでスプラッター。それっきり食欲が無くなって、昼飯半分しか食えなかった。くそー。

 毎年花粉症シーズンの終わり頃に起きるのは、点鼻薬に使っているステロイド剤の副作用で血管の壁が薄くなっているせいではないかと疑っている。出血箇所はいつも同じなので、覚悟が出来たら耳鼻咽喉科で血管を灼いてもらうつもり。でもまだ覚悟はできてない。年に1回くらいだし。

 用心のためにふだんから爪楊枝を数本持ち歩いているのだが、いつでも数分のうちに処置できるとは限らない。立体だから膨張速度は大きさの3乗に反比例して遅くなるのだろうが、手遅れになったらどうなるのだろうかと考えるとちょっと怖い。呼吸困難になるケースもあるらしいぞ。

2011年6月19日 (日)

Galaxy S の Android 2.3 アップデート後にバッテリー管理不調

 Galaxy S を Android 2.3 にアップデートしてから、バッテリーの充電残量の表示が狂う現象が発生している。

 予備のバッテリーを用意しておいて、今すぐ充電しろという表示が出た時点で交換する運用をしているのだが、フル充電状態に近い状態のバッテリーに交換したにもかかわらず、残量が20%以下と表示されてしまう。無視して使うと、バッテリー残量不足ですぐにシャットダウンされてしまう。シャットダウンされたものを再度電源を入れると、フル充電に近い状態に戻る。

 電源サイクルを繰り返せば正常に戻るので重大なバグというわけでもないのだろうが、やはりちょっと不便。不安神経症なもので予備バッテリーに充電しておいたことの確信を持っていることができず、毎度毎度「あれー、充電しておいたっけ?」とハラハラしながら電池交換している。

 バッテリーを外して十分放電すれば確実に正常な状態に戻るみたいだが、ひょっとしたら戻らなくなる可能性もあるのかと思うと不安になってくる。難儀やなー

2011年6月15日 (水)

ひかり電話で1年に1円で電話する方法

 ちょっとホラ話。通常の電話番号を使う音声通話で電話料金を払わずにする仕掛けを考える。

 Viberみたいに電話番号をユーザIDに使うことで電話感覚で使えるVoIPサービスはあるけれど、どうしてもユーザ情報の管理に不安がある。また、Skypeみたいなサービスはユーザ登録が必要で、それが普及の妨げになっていたりする。

 それじゃぁってんで、ユーザ登録が不要でユーザ情報漏洩の不安が無くて、さらに通話料金が発生しない方法というのを考えてみよう。

 IPネットワークの通信というのは、相手のIPアドレスさえ見つかれば、あとは音声通話だろうがなんだろうがどうとでもなる。とにかくここがキモ。ひかり電話だろうがSkypeだろうが、そこは変わらない。

 ひかり電話が3分ごとに8.4円取られるのは、通信相手が見つかったあとも音声データを転送する処理をNTTにやってもらっているせいだ。だが、音声データなんてIPパケットにするオーバヘッドを考えても200kbps程度にしかならないのだから、NTTに面倒をみてもらわなくてもインターネットのデータ通信でやれば無料になるはず。最初に電話番号を指定して相手に接続する部分だけひかり電話を使うとすると、8.4円の最低課金で何時間でも通話することができる。

 ひかり電話のオプションサービスとしてデータコネクトというのがあるのだが、こいつは30秒1円の課金だ。1円で電話番号から相手のIPアドレスを見つけてくれるわけだから、1円払えばいくらでも電話できるということ。もちろんふつうのIP通信だから、音声だけでなく映像やファイル転送なども追加料金無しでできるというわけだ。

データコネクトも含めてひかり電話はNTTのサーバで中継するサービスなので、相手のIPアドレスを直接に知ることはできない。なので、それぞれの通信チャネルを使って、端末のアプリが相互にIPアドレスを送り合ってネゴすることになる。データコネクトはデータ通信なのでそのままIPアドレスを送ることができる。ひかり電話は音声通信なので一工夫必要で、G.711の音声符号のフリをしてIPアドレスを送る。G.711は8kサンプリングなので、8kbpsにしかならないが、IPv6のアドレスを送るぐらいなら一瞬ですむ。

 ひかり電話ベースなので、特別なユーザ登録は必要無い。どこかにユーザ登録をするわけじゃないので、個人情報漏洩の心配はない。これから始まるIPv6サービスは、プレフィックスが半固定か固定なので、いったん電話番号からIPアドレスに変換したあとはひかり電話のサービスを使わなくても通話ができる。通話先ごとに一度だけ1円を負担する必要があるが、それ以後はいくらでも無料で電話し放題。IPv6なら、NAT越えの面倒もないから、通信アプリを作るのも簡単。網内折り返し機能でどんな大容量の通信もやりたい放題。

 安くて面倒が無くて安心で多機能。 どうかな? 面白いと思うんだけどな。今なら Androidの機能をちょちょいといじって実装できそうだし、誰かやらんかな?

 この方法の目的はタダ電することではなく、安くて安全で簡単に使える名前解決サービスを手に入れること。もともとNTTがNGNの基本サービスとして認証や名前解決機能を提供してくれていれば、こんなまわりくどいことをする必要はないのだけど。

2011年6月14日 (火)

携帯電話事業者はGoogleやAppleとどう戦うのか

 スマートフォンに差別化をどう盛り込むかについて、ドコモにインタビューした記事。
 「NTTドコモが語る、スマートフォン時代の差別化要素」:RBB TODAY

 通信路を提供する以外に、ドコモでなければできないサービスが無いように思える。先週のInteropのドコモの講演でも、今後のサービスとしてはiモードをスマートフォンにも展開していくという程度。スマートフォンとして新たに提供されるサービスが無い。
 ドコモマーケットなんか、iモードのトップページを持ってきたような感じで、あれもこれも盛り込みすぎて何がアピールポイントだかはっきりしない。アクセスして表示されるまでの待ち時間が長いので、見る前にイヤになるうえに、トップページにどうでもいい情報の占める面積が大きくて、アクセスしたいという気持ちをどんどん萎えさせる。iモードのように、とりあえずの入口がここしかないというのならともかく、スマートフォンでこれは通用しないだろう。

 Android端末やiPhoneの脅威は、ユーザアカウントをGoogleやAppleに根こそぎ持って行かれてしまうところにある。AndroidのユーザはGoogleのユーザであってドコモのユーザではない。iPhoneのユーザはAppleの顧客であって、ソフトバンクはたまたま通信回線がソフトバンクから提供されていたということでしかない。ユーザ視点ではどうでもいいことなのだが、通信事業者の将来的なビジネスの可能性としては大きな違いがある。

 個人的には、通信事業者はまじめに通信インフラの整備に徹して、アプリケーションにでしゃばってユーザを縛るようなことはすべきじゃないと思っているのだが、GoogleやAppleにすべてを握られてしまうのも気に入らない。

 iモードやEZwebは大嫌いだったのだが、Android端末やiPhoneのような囲い込みも同じくらい嫌いだ。通信事業者には、ぜひとも対抗できるサービスを展開してほしい。がんばれドコモ、がんばれau。

 ・・・ソフトバンクも一応がんばれと言っとく。

2011年6月10日 (金)

Interopに行ってきた

 今日が最終日のInteropに行ってきた。毎年行ってるんだが、なんかこう、さらにこぢんまりとした感じ。

 JPNEとNTTコミュニケーションズのブースに行って、フレッツ光ネクストのIPv6サービスへの対応について、ほじくり返してきた。NTTグループのブースはデジタルサイネージ関係のみだったので関係無し。

 トンネル方式もネイティブ方式もNTT東西からきっちり仕様を指定されているらしく、アプリケーションの視点では大差ない感じになるみたい。プレフィックスについては、ほぼ固定的なものが1つ振られるとのこと。アドレストラッキング対策の非固定プレフィックスは無理みたい。OCNが前からやってるIPv6サービスでは、固定、非固定を各1個振ってたから、その点では機能低下ではある。
 トンネル方式では、ISP次第である程度独自のサービスが提供できるかと思っていたのだが、NTT東西から与えられた仕様を守らないといけないらしい。ちょっと意外だが、当然という感じもしないでもない。

 アドレストラッキングでプライバシ問題出てきたらどうなるんだろうとか気になるが、どっちの方式でも同じみたいなので忘れることにする。

 ま、最終的にはNTT東西自身から仕様が公開されないことには正式なことは分からないんだが、技術的にはごく普通の内容になっているみたいなので、アプリ側ではあまり頭を悩まされることもなさそうだ。

 そうそう、7月26日提供開始予定ってのも、ほんとは出しちゃいけなかったらしい。順調にいけばそのくらいかな、とか言ってたのをポロッと出しちゃったんだろうね。あの発表のしかたからすると、たしかにそんな感じっぽい。

ソフトバンクが接続料問題で反論

 ソフトバンクが法律の穴を突いて他社から高額な接続料をぼったくっていることに対して、ドコモが総務省に調停を、申し立てていた件

 ソフトバンクが反論の提出をしただけでなく、やられたら倍返しと言わんばかりに別のあっせん申請までやらかしている

 主張の論理立てがとにかくデタラメすぎてムカムカしてくる。たとえば加入者規模と通話の傾向とタイトルされたこちらの図。接続料を問題にしてるんだから、事業者間をまたぐ通話が対象なのに自社内通話にすり替えようとしているうえに、相互接続通話の量が加入者規模に依存するかのような誤解を見る者に植え付けようとしている。
 矢印の本数を見ると、B社からA社に出ていく通話の方が多いように見えるが、実際にはA社からB社にかける通話とほぼ同じになるはず。明らかに図の印象でごまかしをしようとしている。

 接続料の計算例は、理論値のため真否の判断のしようが無いのだが、相互通話の図のごまかしのせいで信頼性ゼロ。

2011年6月 9日 (木)

フレッツ無線LANアクセスポイント拡大5万ヶ所はどうなった

 NTT東日本が5月の決算発表で表明したフレッツの無線LANアクセスポイントを5万ヶ所に拡大する計画。決算資料では9ページに記載されている。

 2013年3月が目標時期だから、24ヶ月で4万5千ヶ所、毎月1,800ヶ所を設置しないといけないんだが、いっこうに始まる気配がない。

 フレッツの無線LANサービスであるフレッツ・スポットでは、新しいアクセスポイントが追加されるごとに発表されているのだが、5月の設置は12ヶ所しかない。いつになったら加速するんだよ。

 6/8に発表されている店舗向け無線LANアクセスポイント設置のフィールドトライアルは、拡大計画の一環のように思われるが、今年12月までの期間でモニター募集は2,000ヶ所。正式にスタートしたら、一気に10倍に拡大するとか? ただ、トライアルの内容を見ると、これを収益源にしようと考えているようならうまくいかないような気がする。

 何年か前に3万ヶ所を目指すと言ったときも、多いときで月に50ヶ所くらいにしかならなくて頓挫したんだよな。どうするつもりかな?

 フレッツ光の無線LANルータにフレッツ・スポット向けのPPPoEセッションを1本追加して公開しちゃうってのはどうかな。FONのパクリになるけど、そのくらいしないと2年で5万ヶ所なんて、とても無理だと思うんだが。

LED照明と蛍光灯の省エネ比較

 6月8日の朝日新聞にLED照明の広告が出ていて、そこに書かれていた蛍光灯との省エネ比較の内容に疑問を持った。
 蛍光灯に比べて、LED照明が45%以上も節電になるというものだが、インバータ方式の蛍光灯の効率はLED照明と同等かむしろLEDよりも優れているはず。どうなってるのかと細かく見ると、比較のしかたが怪しくて、ほとんど詐欺的とでも言うべき内容だった。

 広告にあった内容は、こっちのホームページで確認出来る。

 要は、インバーター方式でない効率の悪い古いタイプの蛍光灯と比較しているということ。
 インバーター方式でない蛍光灯だから調光できないので100%の明るさで点灯している状態と、LED照明の方は明るさを調整できるので点灯時間の半分くらいを50%から20%の範囲で明るさを落として比較している。これだけLED照明に有利な状態で比べれば大きな省エネになるのはあたりまえ。

 インバーター方式の蛍光灯は、同じ明るさならLED照明と効率は変わらない。ちょっと気の利いた製品なら明るさを調整できるのはあたりまえ。蛍光管の寿命も最新のものでは1万時間を超えている。比較するなら、このくらいのものと比較すべきだろう。この場合、省エネ性能は蛍光灯とLED照明は同じくらい。寿命がきた場合の交換コストを考えると、今のところ蛍光灯の方が安い。安易にLED照明を薦めるのは非常に問題のある行為だ。

 消費者にはふだんからよく考える姿勢が必要だが、エコブームに便乗したような安易な売り方が許されるような状況もどうかと思う。たしか消費者庁っていう役所があったはずなんだけどな。

2011年6月 8日 (水)

『「原発はエコ」は大ウソ』のウソ

 「原発のウソ」という新刊書の紹介記事なのだが、本の記載内容の問題点はおいとくとして、こんないいかげんな紹介記事を書かれたのでは、この本もデタラメが書き連ねてあるのかと思われて、売れなくなってしまうのではなかろうか? あるいは、本の内容から有用な情報を抜き出して紹介するフリをしてけなそうという高等戦術か?

 ウランの採掘から燃料への加工で大量のCO2を排出すると書いてあるが、確かにゼロじゃないけど、素人考えでは採掘や加工のエネルギー源として原子力発電による電力を使えば、CO2の排出量は大幅に減らせる様に思われる。
 そういったところまで分析した資料を見つけられていないので実際にどうなのかは分からないのだが、結局は採掘から発電、最終処分まで含めたトータルなシステムとしての比較が必要なわけで、単純に出す、出さないというところだけ取り上げて「ウソ」と切り捨てる行為は、単なる煽りでしかない。

 原発の温排水を取り上げて、原子炉で生成された熱の3分の2が海に排出されて地球を温めているとしているが、普通の火力発電だって半分は無駄に捨てている。効率の差だって、だいたいが熱を電気に変えるところは同じなんだから、原子力だって火力並みに効率を上げるのは可能だろう。この部分を取り上げて原子力がダメだと言うのは的外れだ。

 発熱の問題で気になっているのが、太陽電池。通常の地表だったら反射されている太陽光まで吸収しているわけだし、熱になりにくい短波長の光で発電しているのだから、自然状態の地表に比べれば地球に吸収される熱は確実に増えているはずで、無条件に歓迎するわけにはいかないと思うのだが。

 原発に反対するにしたって、一方から出された主張を自分の頭で解釈判断せずに無条件に受け入れていたのでは、すぐに別の問題が出てきていつまでたっても前に進めない。
 代替エネルギーとして持ち出されている太陽光発電だって、欧米の小売り電力価格の4倍もの高額で買い取らせるんだから、これですべての原発を置き換えるのなら、原発とは比較にならないくらい莫大な補助金が出ることになるわけで、現行の制度のままならさらに大きな利権の温床になることだろう。

 原発でいくにしても自然エネルギーに進むにしても、議論を尽くして納得したうえで判断をしたいところだが、今の世間はそんな雰囲気にはなってないんだよな。

2011年6月 7日 (火)

ひかりTVがTwitterからVoDコンテンツをオススメ

 ひかりTVのレコメッターという新サービス。Twitterのタイムラインの内容を解析して、オススメのVoDコンテンツを提案してくれるんだと。

 適切な推薦がなされるためには、ふだんから視聴するコンテンツに関連した意味のあるtweetをしてないといけないわけで、そんなマメな人はほとんどいないと思うから、ほぼ確実に役に立たないサービスだろう。

 だいたいこの手の嗜好分析にはいい印象がない。VARDIAでアニメ メジャーを録画予約したら、そのあとしつこくコードギアス反逆のルルーシュをオススメされて、イラついたことがあった。どう考えても視聴層が違うだろ。VARDIAのオススメ機能は、2年くらいチェックを続けたんだが、結局一度としてこれはという番組が出てこなかった。メニューにはエラそうに出てくるくせに、まったくの役立たず。

 とりあえずレコメッターに自分のTwitterのタイムラインを喰わせてみたが、この時期原発事故のハナシばかりしてるから、原発事故関係の討論番組を推薦された。そんなもん見たかないってば。

2011年6月 6日 (月)

3Dテレビ購入者の6割強が週に1回以上3D映像を見ている

 元の記事は、3Dテレビ購入者の7割強が3D機能に不満を持っているという内容なんだが、そのこと自体は意外でもなんでもなかったのだが、気になったのは3D映像の視聴頻度のグラフ。3D映像を週に1回程度以上見ている割合が6割強もある。

 最初に1,2回見ただけで忘れ去られてるんじゃないかと思っていたのだが、ずいぶん使われてるじゃないか。週イチくらいなら、わざわざ見てみたい思うような番組があるんだろうか? 番組表を見るかぎりは、たいしたものは無さそうなんだが。

 謎だ。

2011年6月 1日 (水)

2011年3月末のIPTVとひかりTVの契約数

 総務省から2011年3月末時点のケーブルテレビの普及状況に関する資料が公表された。この資料にはIP通信によるTV放送サービスの契約数の推移も含まれているので、NTTから発表されるひかりTVの契約数と比較して遊んでいる。ひかりTVの契約数はNTTの決算発表補足資料にある。

 前に書いた記事では第3四半期まで見ていたので、ここでは第4四半期分と通年のイジリだけ。

 第4四半期のIPTVの伸びは2万9千で、直前の四半期に比べてかなり減速している。これに対してひかりTVの契約数は8万増で減速の度合いはIPTVの契約数ほどではない。相変わらずビデオサービスの割合がかなり多いらしいのもいつもどおり。
 年間の合計では、IPTVの契約数の増加はひかりTVの増加の半分くらい。ビデオサービスの契約や休止状態の契約による水増しがあるのかもしれないが、とりあえずIPTVサービスの契約数が伸び続けている間は何とか成長していると考えることもできる。第4四半期の鈍化ぶりがちょっと気にはなるが。

 IPTVとひかりTVの契約数増を四半期ごとに見ていくと、半期ごとにひかりTVの数字が大きくなっていることに気がつく。1年分しか見ていないので根拠としては不十分だが、半年ごとの予算の締めのために帳尻あわせをしてるんじゃないかと疑いたくなる。ビデオサービスと放送サービスの新規契約数の比率が4半期ごとに大きく変動するのは、合理的な理由が思いつかず非常に不自然に感じられる。

 同じデータが今年1年継続して出てきたら、グラフにプロットして遊んでみたいね。

Chromebook 対 Ultrabook

 GoogleのChromebookとIntelのUltrabookを対決させて盛り上がってる英文の記事の一つ

 Chormebookは、クラウドブームに乗っかってるけど実際にできることは中途半端な割りに値段は安くないと。Googleが「大たわけ」になったという批評も。 "Corporate idiocy"って、痛烈な表現で面白い。そこまで致命的には思わんけど、流行らないとは思う。

 Ultrabookについては、時代遅れとか。確かに新しさは無いんだけど、ASUSのUltrabook製品の写真を見ると、こういった高品質&高性能な製品が安く供給されるようになるなら、とても魅力的だと思う。

 投資家や評論家には、Chromebookのわけの分かんなさに未知の可能性が感じられてプラス評価になるのかもしれないが、個人的に買うならUltrabookだな。少なくとも自分で何に使うか、何ができるかが具体的に分かるから。

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