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2011年6月22日 (水)

CDNサービス最大手のAkamaiが大手キャリアにCDNソフトをライセンス

 米国の話だが、コンテンツ配信サービスでは最大手のAkamaiがCDNの構築に必要なCDNソフトウェアを大手通信事業者にライセンスしようとしているという記事

 CDNサービスは大容量のファイルを世界中に配布する低コストで効率よく行うものだが、最近では映画のVoDのような映像配信がデータの大部分を占めるようになっている。インフラ事業なので、規模が大きいほどコストを下げることができて競争力がある。配信を効率化するために、CDN事業者は通信事業者の構築するIPネットワークの内部にも配信サーバを置こうとしてきたのだが、最近になって大手通信事業者の間で自前のCDNネットワークを構築する動きが盛んになり、Akamaiのような外部のCDN事業者のCDNサーバが排除されつつあるらしい。
 Akamaiとしては、このままビジネスが縮小していくのを指をくわえてみているわけにもいかないので、CDNソフトウェアをライセンスすることで新たな収入の可能性を探ろうとしているということ。

 ここでいう通信事業者は、VerizonやAT&Tのような電話事業者だけでなく、Comcastなどのケーブル事業者も含まれていると思うが、そうだとすると米国の一般消費者向け市場の半分以上をCDN事業者は失ってしまうことになるだろう。海外もあるだろうが米国は世界最大の市場だから、これはかなり深刻な事態。CDNソフトをライセンスするにしたって、通信事業者は金に困ってるわけじゃないので、高い値付けをすると自製されてしまいそうだ。厳しいな。

 通信事業者にしてみれば、自社ネットワークの中のトラフィックは自分でコントロールしたいだろうし、映像配信もブロードバンドサービスのオプションとして必須のサービスになっているから、自社でCDNインフラを持とうとするのは当然予想されていた流れではある。

 それにしてもまぁ、米国はダイナミックだな。これに比べると、日本はなんて静かなんだろう。

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