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2011年6月15日 (水)

ひかり電話で1年に1円で電話する方法

 ちょっとホラ話。通常の電話番号を使う音声通話で電話料金を払わずにする仕掛けを考える。

 Viberみたいに電話番号をユーザIDに使うことで電話感覚で使えるVoIPサービスはあるけれど、どうしてもユーザ情報の管理に不安がある。また、Skypeみたいなサービスはユーザ登録が必要で、それが普及の妨げになっていたりする。

 それじゃぁってんで、ユーザ登録が不要でユーザ情報漏洩の不安が無くて、さらに通話料金が発生しない方法というのを考えてみよう。

 IPネットワークの通信というのは、相手のIPアドレスさえ見つかれば、あとは音声通話だろうがなんだろうがどうとでもなる。とにかくここがキモ。ひかり電話だろうがSkypeだろうが、そこは変わらない。

 ひかり電話が3分ごとに8.4円取られるのは、通信相手が見つかったあとも音声データを転送する処理をNTTにやってもらっているせいだ。だが、音声データなんてIPパケットにするオーバヘッドを考えても200kbps程度にしかならないのだから、NTTに面倒をみてもらわなくてもインターネットのデータ通信でやれば無料になるはず。最初に電話番号を指定して相手に接続する部分だけひかり電話を使うとすると、8.4円の最低課金で何時間でも通話することができる。

 ひかり電話のオプションサービスとしてデータコネクトというのがあるのだが、こいつは30秒1円の課金だ。1円で電話番号から相手のIPアドレスを見つけてくれるわけだから、1円払えばいくらでも電話できるということ。もちろんふつうのIP通信だから、音声だけでなく映像やファイル転送なども追加料金無しでできるというわけだ。

データコネクトも含めてひかり電話はNTTのサーバで中継するサービスなので、相手のIPアドレスを直接に知ることはできない。なので、それぞれの通信チャネルを使って、端末のアプリが相互にIPアドレスを送り合ってネゴすることになる。データコネクトはデータ通信なのでそのままIPアドレスを送ることができる。ひかり電話は音声通信なので一工夫必要で、G.711の音声符号のフリをしてIPアドレスを送る。G.711は8kサンプリングなので、8kbpsにしかならないが、IPv6のアドレスを送るぐらいなら一瞬ですむ。

 ひかり電話ベースなので、特別なユーザ登録は必要無い。どこかにユーザ登録をするわけじゃないので、個人情報漏洩の心配はない。これから始まるIPv6サービスは、プレフィックスが半固定か固定なので、いったん電話番号からIPアドレスに変換したあとはひかり電話のサービスを使わなくても通話ができる。通話先ごとに一度だけ1円を負担する必要があるが、それ以後はいくらでも無料で電話し放題。IPv6なら、NAT越えの面倒もないから、通信アプリを作るのも簡単。網内折り返し機能でどんな大容量の通信もやりたい放題。

 安くて面倒が無くて安心で多機能。 どうかな? 面白いと思うんだけどな。今なら Androidの機能をちょちょいといじって実装できそうだし、誰かやらんかな?

 この方法の目的はタダ電することではなく、安くて安全で簡単に使える名前解決サービスを手に入れること。もともとNTTがNGNの基本サービスとして認証や名前解決機能を提供してくれていれば、こんなまわりくどいことをする必要はないのだけど。

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