2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ
フォト

« Galaxy S : 無線LANはほとんど使わなくなった | トップページ | Galaxy S の電池は3日くらいもつ »

2011年1月23日 (日)

FTTH料金はどこまで安くなったらいいのか

 NTTの光ファイバ料金値下げ申請の発表により、競合する通信事業者の社長から一般ユーザまで、まだまだ高いからもっと下げろとかいう意見が出ている。

 一般ユーザの立場からすると、もちろん安いに越したことは無いのだが、サービス提供側にちょっとだけ足を突っ込みかけたこともあって、ついつい少し引いた立ち位置からものを言いたくなってしまう。

 ちょっと前に書いた記事で、アメリカのブロードバンド環境の調査結果に触れたが、Verizonなどの光ファイバサービスは、都市の住宅密集地など事業効率の良い地域でしか提供されていない。それでもNTTより料金が高いうえに通信速度は遅い。こういったところと比べると、NTTに対してどこまで値下げを要求できるものかと悩んでしまう。

 光ファイバの敷設コストの計算でも、効率化によるコスト削減をするのはいいが、たとえば家族が4,5人を養うのに必要な収入が保証できるのかとか、工事業者の練度を保つだけの費用が計算されているのかなども気になる。

 昨年の秋のつくばフォーラムで、阪神大震災における通信インフラ復興の様子が展示されていた。震災直後の街に、全国からわらわらと工事業者が集まり、不眠不休で通信を復旧させていく。頭の中に流れるのは「地上の星」、気分はプロジェクトX。日本人、すげー、ってなもんで。自分で勝手に感動して、不覚にも涙しそうになった。アホか。
・・・・じゃなくて、ソフトバンクは、こういった事態に対応できるだけの体制を維持するコストを計算に入れているかということが気になる。

 話は飛んで、先月末にNTTが光ファイバ料金に従量制を導入しようとしているという情報が流れたことがある。コスト構造を考えると、これはずいぶんおかしなこと。
 昼間は外出してて固定通信を使える時間は限られるから、光ファイバ料金は高いと感じる、というのはもっともな意見だと思う。だが、これに対して料金を下げろというのは筋違いで、考えるべきは解約するかどうか。
 光ファイバの料金は、自宅まで設置されているケーブルの料金が支配的で、トラフィックのコストなんて問題にならない。トラフィックで追加料金を取られるのは、回線を共有している他のユーザを圧迫するくらいのとんでもない使い方をしたときくらいだろう。ほとんど使わなくても発生するコストは変わらないのだから、料金を下げようがない。

 固定回線に比べると、携帯電話網というのは従量制が考えやすい。端末が通信しなければ基地局を増強する必要がなく、膨大な費用をかけて小セル化を推進する必要もない。逆にトラフィックのコストが大きいので、どこまで料金を上げていいのかが問題になるだろう。一緒くたにして考えるのは無理というもの。

« Galaxy S : 無線LANはほとんど使わなくなった | トップページ | Galaxy S の電池は3日くらいもつ »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/215855/50663903

この記事へのトラックバック一覧です: FTTH料金はどこまで安くなったらいいのか:

« Galaxy S : 無線LANはほとんど使わなくなった | トップページ | Galaxy S の電池は3日くらいもつ »