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2011年1月11日 (火)

英国BTのFTTx契約数が2011年中に45,000から60万に

 「光の道」やNTT問題でも言及されることの多い英国の通信環境のハナシ。

 こちらの記事によると、2011年中にBTの光ファイバサービスの契約数は、現在の45,000から60万にまで拡大する見込みとのこと。

 BTは、日本のNTTに相当する、英国の元国営電話会社。英国では、メタル回線の電話網に関してはアクセス部分を分離・開放することで成果をあげることはできたが、光ファイバ網の整備に関しては、設備投資をしても他社に開放させられることを嫌って整備が進まず、ブロードバンドの進化が止まってしまっていた。

 これに対して英国政府は、光ファイバによるアクセス網の整備に対して、暫くは開放をしなくてもいいと方針を転換。それが去年の始め頃だったか。その結果がこれだ。一気に10倍以上の急成長。英国の人口は日本の半分くらいなので、日本の規模に合わせると年間110万の増加になる。年の後半に向けて拡大ペースが速まると見られているので、順調にいけば来年はもっと増えるだろう。もちろん、この投資のリスクはBTが負うもので、失敗しても税金による補填が発生することはない。

 ブロードバンドのアクセス網分離の議論をする場合に英国の例を持ち出すのであれば、旧世紀の遺物であるメタル網ではなく、この光ファイバの状況を見るべきだろう。

[1/13 追記]
誤解する人がいるかもしれないので、念のため情報追加。
BTによる光ファイバ敷設に関する枠組みとして当初想定されていたのは、メタルと同様に別組織として分離し、厳密な監査のもとでBTも他社も同様の条件で利用する方式。敷設のリスクはBTのみが負い、他社はおいしいところだけただ乗りという構図。当然、BTは光ファイバの敷設をするはずもなし。結果、光ファイバ整備で他の欧州諸国から遅れることになり、あせった英国政府はBTに対して光ファイバ整備の投資回収+αの利益確保を保証すると方向転換。とはいえ、さすがに元国営企業に対して独占を許すわけにもいかず、妥当な価格での貸し出しは義務づけたと。現在のNTTと同等か、むしろ緩いくらいの条件なわけ。
[追記終わり]

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