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2010年10月28日 (木)

ソフトバンクの「光の道」新提案に対する疑問

 もともと全編これ疑問だらけなのだが、先日の記事で間違いなく疑問点として挙げないといけないのが、施設保全費に関して、NTTとソフトバンクの主張で2,500億円もの違いがある点だ。

 こんなに巨額の差が間違いでしたなどとなれば、収支の試算など軽く吹き飛ばされてしまう。十分な説明・検証が必要だ。

 この点に関して、Ustreamに上げられている説明会の様子をざっと眺めてみたのだが、該当する箇所はかるく流されてしまって説明がなかった。やはり信用ならない。

 また、前半のところでメタル線の保全コストが高いことを説明するために、NTTの作成したいつもの資料が引用されていたが、これは誤った解釈をしている。

 NTTの資料は、メタル線の定期更新をやめて耐用年数を超えて使っているので、今後故障率が激増していくというもの。定期更新をやめたことによる経費節減は、ユーザの支払う月額料金の値下げにつながっているので、NTTが手抜きをしているわけではない。

 グラフでは、メタル線の故障率が急増する時期が20年よりちょっと手前になっている。法定耐用年数は15年なので、それより大幅に長いわけではない。で、光ファイバの耐用年数がこれより長いかというとそうでもなくて、実用上は15~20年だろうと言われている。この点に関して、ソフトバンクが今回提示している資料でも、光ファイバの引き込み線の耐用年数を15年としており、特に長い寿命を想定しているわけではないので矛盾がある。

 NTTの資料をもとに考えたとしても、光ファイバの保全コストはメタル線と同じくらいかかってしまう。メタル線はコスト高だから光ファイバにしろ、というのは根拠がない。

 そもそも大量の光ファイバの引き込み線を敷設するのは、NTTでも始まって数年しか経っていない。世界的に見てもNTTが最先端だろう。NTTですら確実な予想ができないのに、ソフトバンクが「自社の経験」を持ち出して適切な試算ができるとは思えない。

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