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2010年10月16日 (土)

安易に無線LANを載せるな

 最近、無線LAN機能を搭載する製品が増えてきている。一般家庭でも複数の無線LAN機器があることが珍しくなくなりつつある。だが、メーカーは無線LANを安易に考えすぎているように思う。

 ノートパソコンやスマートホン、タブレット端末など、あちこち持ち運ぶ機器はまぁいい。製品本来の機能として常時通信しっぱなしでなく、ふだん使っている感覚からしても通信速度が大幅に変動してたところで許容範囲だと思うだろう。

 プリンタはちょっと微妙だと思うのだが、これも常時通信するわけでなし、多少通信速度が落ちてもプリントアウトにちょっと時間がかかるだけで、製品の機能として致命的な問題は発生しないだろう。たぶん。

 テレビは、EPGで番組情報を取ってきたりブラウザでインターネットのWebページを見るくらいならかまわなかったのだが、最近DLNAでネットワーク越しにHDの録画を見る機能を持ったものが出てきている。そういうのは無線LANはダメだろう。
 HDの動画を無線LAN接続で見ることは、設置や使い方に気をつければ問題が出ないようにすることは可能だが、無線LANで通信する機器が増えてくるとそれも困難になる。無線LANで使えたらラッキー、という程度のものだが、メーカーにはそこまでユーザを啓蒙する覚悟はあるのか。

 NASは、かなり問題だと思う。HDDをネットワーク越しにアクセスする以上、ローカルなHDDに比べて性能が低下するのは仕方ないのだが、それにしても同じ家の中というローカルに近い場所にあるし、そもそもHDDであるので、速度低下には許容範囲というものがあるだろう。

 携帯電話の通信速度向上でも同様だが、規格上の最大スペックだけ見て、実際の利用環境を理解もせずに無茶な商品企画を考えてんじゃないのか?

 どこかで使うかもしれんので、無線LANの速度低下の問題を簡単に整理しておく。

 同じチャンネルを使う複数の無線LAN機器が同時に通信しようとすると、無線の信号が干渉して通信失敗となり、適当な時間をおいて再送信が行われる。無線LAN機器が増えれば失敗の可能性は掛け算で高くなり、通信速度が劇的に低下する。

 300Mbpsとかいう高速の無線LANルータであっても、離れた部屋からアクセスすると10Mbpsくらいしか出ないこともあるのだが、この場合300Mbpsのうちの10Mbpsしか使ってないということにはならなくて、無線LANルータの方はめいっぱい通信していることになってしまう。通信条件の悪いところで無理して使う端末は、無線LAN全体の通信速度を大幅に低下させる。

 隣近所で無線LANを使っていて、チャンネルに空きが無くて同じか近接した通信チャンネルを使ってしまっていることは珍しくない。相手の電波が弱ければ通信そのものはそこそこのスピードでできてしまうだろうが、どれほど相手の電波が弱くても自分のところの通信に対してノイズになる事は変わりなくて、どうしても通信速度の低下は避けられない。アパートやマンションなどの集合住宅に限らず、戸建て住宅でも隣の家が近い大都市では問題になる。

 無線LANを搭載した製品が増えてくると、こういった問題が束になって押し寄せてきて通信速度の低下を引き起こす。高速通信を確保することは、どんどん難しくなる。

 無線LANに対してそれなりに覚悟のある人が使っていたときにはよかったのだが、こうも何でもかんでも無線LANを搭載するようになると、速度の出ないことにクレームをつける人が増えてくる。あきらめましょう、そういうもんです、で済ませられればいいのだが・・・

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