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2010年9月

2010年9月29日 (水)

ネット映像配信でブロードバンド料金が上がる、とBBCが言う

 英国のハナシ。映像配信を利用するユーザのブロードバンド料金は高くなるよと。
 発言したのが、ネットワークを構築するブロードバンドサービス事業者ではなく、映像配信でネットワークに負荷をかけているBBCであるというのが面白い。自分の管轄でないサービス料金の値上げを、なんであんたが言うかってなもんで。

 インターネットの映像配信は、ブロードバンドサービス事業者のインフラ整備コストに大きな負担になっていて、ただ乗りの批判はずいぶん前からある。

 英国ではBBCがiPlayerというサービスで、放送から7日間、番組をインターネット経由で視聴するサービスを無料で提供している。これに対して、ネットワークインフラを構築しているブロードバンドサービス事業者からは、iPlayerのサービス開始当初からネットワークに対するただ乗りであるという強い批判があった。

 そういった状況でのこのBBCの発言。ブロードバンド事業者の値上げに先立つ地ならしかもしれない。

 携帯電話の世界では、iPhoneによるトラフィックの激増でAT&Tが固定料金使い放題から従量課金に変えているし、iPhoneを出していないVerizonもLTEによるデータ通信の爆発に備えて従量課金の準備をしている。有線通信サービスも、ハイビジョンの映像コンテンツの配信が拡がることでインフラに余裕が無くなってきており、受益者に相応の負担を要求することになっても不思議はない。

 英国も含めてほとんどの国では、高品質の映像配信に耐えられる大容量のブロードバンドインフラの整備はこれからというところ。インフラ整備と映像配信サービスの発展のタイミングが揃うことで、適切な課金体系が生み出されていくかもしれない。もしそうなったとしたら、日本はどうなるだろうか。

 日本では、映像配信を利用するか否かによらず同一料金になってしまっているわけで、いまさら従量課金に戻すわけにはいくまい。ブロードバンドサービス事業者にとっては、設備投資を回収する機会が永遠に失われてしまっているわけだ。はたして良かったのかどうか。

 あくまで仮定の話なので実際にどうなるかは分からないのだが、そういった観点で動向を見守っていくのも面白いだろう。

2010年9月24日 (金)

Blockbusterの破綻の原因はネット配信じゃない

 米国のビデオレンタル大手のBlockbusterがChapter 11の適用を受けて破綻した。

 これを報じる記事で、見出しに「ネット配信に押され」と書いて、まるでネット配信が普及したことで破綻に追い込まれたようなものがあるが、これは大きな間違い。

 Blockbusterの競合となる最大手がNetflixだが、ここはインターネット経由でのVoD配信もしているが、主力はDVDの宅配レンタルだ。ネット配信の利用者も増えてきてはいるが、レンタルサービスに占める割合はまだまだ小さい。

 Blockbuster自身も宅配レンタルやネット配信をやっている。破綻の原因になったのは、Blockbusterが実店舗中心の高コストなレンタルサービスを変えることができず、市場環境の変化に対応できなかったこと。
 VHSのビデオカセットの頃に始まったBlockbusterのレンタル事業は、ペイ・パー・ビューの有料放送、DVDの宅配レンタル、デジタル化されたケーブルテレビの空きチャンネルを使ったVoDサービスなど、次々と新しいサービスが生まれるごとに衰えた。だが、ネット配信はこれから来る打撃だ。

 ネット配信が実物のレンタルを駆逐したのならインパクトが大きいという期待が、記事の内容をねじ曲げてしまったのかもしれない。

2010年9月22日 (水)

やっぱりロースハムは脂がうまい

 先週末にベーコンとロースハムの燻製を終え、今はベーコンの熟成とハム祭の最中。

 フランスパンでハムサンドを食べまくった後は、朝食で熱々ごはんにロースハム。

 ロースハムの脂が溶けてご飯にからむと最高に旨いのだが、食べてて気がついた。

 この旨さは、食べるラー油と同じだ。

 味付けは全然違うのだが、口の中の粘膜全体に拡がるような官能的な喜びは共通している。

 あー、うまいわ

既存放送サービスに取り込まれるネット動画サービス

 以下は北米のハナシだが、いずれ日本も含めて他の地域にも波及していくと思う。

 一般ユーザが撮影した映像であるCGM(Consumer Generated Media)中心のYoutubeがアクセスを集めつつも、収益化を狙って映画やテレビドラマなどをコンテンツに加える動きがあったのは、さんざん報道されてきた。

 CGM中心のYoutubeに対して、Huluがテレビドラマなどのプレミアムコンテンツを無料で提供することで多くの視聴者を集め、これからはケーブルテレビなどの既存サービスを解約してネット動画サービスに移行するユーザが増えるであろうという報道もあった。

 そういった動きが今どうなっているかというと、どっちもうまくいってない。

 Youtubeは黒字化が近いと何度も言われつつ、いまだに黒字化できたのかどうか分かっていない。

 Hulu は無料サービスだけではどうにもならなくて、契約ベースの有料サービスを開始しているし、ケーブルテレビなどの有料放送サービスの契約数は、不景気による減少はあっても、どんどん衰退していくという状況にはなっていない。

 代わって報道の頻度が増えているのは、"TV Everywhere"というキーワード。もともとはケーブルテレビ事業者最大手のComcastが検討を開始したコンセプトというかプラットホームで、ケーブルテレビの契約者に対して、ケーブルテレビで放送した番組をインターネット経由で視聴できるようにするもの。
 どんな新しい映像配信サービスが立ち上げられるかと期待していたら、どうも単なる認証機能になるらしく、たとえばHuluのような既存サービスでTV Everywhereで認証されないと見られないコンテンツが出てくるというような形態になりつつある。

 この"TV Everywhere"というのが一般名称化しつつあり、Comcastだけではなく他のケーブルテレビ事業者や衛星放送事業者の同様なサービスも"TV Everywhere"として報じられている。

 結局のところ、インターネットの動画サービスは新しい市場を開拓できておらず、既存の放送サービスが少し領域を拡大したところに取り込まれてしまっている。今の時点で結論を出してしまうのは早すぎるのかもしれないが、番組制作のカネの回り方から考えると、ネットの無料サービスできちんとカネが回るとは考えられない。

 最近 Apple TV の新しい機種が発表されたり、開発中の Google TV の概要が報道されたりしているが、どちらも番組制作のカネ回りのサイクルに入り込むところが無いものであることから考えると、成功の可能性は無いだろう。

 iPod/iTunesが音楽分野で成功したのは、音楽が個人レベルで制作可能なものであったからと考えることもできる。レーベルを中抜きして制作者と消費者を直接結びつけてしまうことで、両者にメリットのあるサービスが可能になる。
 これに対して映像コンテンツは制作にものすごく大きな投資が必要であり、中抜きできるような存在が無く、既存のエコシステムを変えることは容易ではない。ここで Apple が主導権を握ることは極めて難しいだろう。

 日本で無料のテレビ放送を見ていると、その裏でいかに大きなカネが動いているかを忘れがちになる。カネの流れが詰まらないようにしないと、ユーザが何を期待しようが、ネットサービスは立ち上がらないだろう。
 "TV Everywhere"のような動きは、地味なせいか日本ではあまり報道されないのだが、将来を考える上では非常に参考になると思うので、トレンドをつかむためには要注意だ。

2010年9月21日 (火)

劣化するWeb

 Webを使って様々な情報を検索することは仕事で日常的に行っているのだが、最近特に感じることは、見るべき価値のある情報がどんどん見つけづらくなっていること。Googleで検索していても、いくら検索ワードを工夫してみても役に立たない情報ばかりが上位に表示されてしまうようになった。

 こんな役立たずのブログを書いていることを棚に上げておいて言うのもなんだが、自分の持つ情報を整理して発信することをしなくなっているような気がする。価値ある情報を持っている人が、Webで遊ぶのに飽きてしまったとでもいうような感じ。圧倒的多数はただの垂れ流し。

 情報収集だけでなく、Youtubeのような動画投稿サイトも同じ。ほとんどは投稿者自身が面白がっているだけで、他人が見る価値のあるものは万に一つあるかないか。

 テレビなどPC以外の機器にWebのコンテンツを表示させる機能が搭載されるようになっているが、少なくとも今のWebの状態を見る限り、いくら見せ方を工夫してみたところで一般ユーザにとって価値ある機能にはならないように思う。

 現在のWebブラウザの原形であるMosaicがイリノイ大学で誕生する場にたまたま居合わせたのだが、その当時からこの技術がどう発展していくのか納得しづらいものがあった。その悩ましさは、今も増すばかり。

2010年9月17日 (金)

Google TV

 ソニーも韓国勢に水をあけられて、ネタに困ってるんだろうな。

 最初に名前だけ出てきたときには、もっとよく考えられたものが出てくると想像していたが、これじゃパソコンで出来ることを少し手直しして無理矢理テレビに押し込んだだけ。

 パソコンユーザは使わないだろうし、パソコンを使ってない人は関心も持たないだろう。

 こんなものをテレビに載せることの意味が分からない。もうちょっと真面目に考えてこい。

2010年9月15日 (水)

総務省がタブレットPCを生徒に配布して実証実験

 総務省のフューチャースクール実証実験で、10校を選んで全生徒にタブレットPCを配布して実証実験を行うそうだ。効果を確認するための実験なので、まぁけっこうなことだと思う。

 関連して思い出すのが、「光の道」構想に呼応した孫社長のプレゼンにあった電子教科書。こっちの方は、実際にどれほどの効果があるか分からないのに国費を投じて電子教科書をやれというのだから、そもそもがうさんくさい。

 最近、「光の道」に刺激されたのか、電子教科書にすると子供がアホになるとかいう主張が散見されるようになったが、さすがにそれに同意することはできない。少なくとも調べものの作業効率を大幅に向上できることは間違いないと思う。だが、それは底上げには多少役に立つかもしれないが、さらに上に伸ばすことについては期待できないだろう。

 総務省が「光の道」構想に対する再意見募集をしていて、総務省自身の不手際で個人情報を漏らすというお粗末な事故を起こしたために、今は提出された意見の内容を見ることができないのだが、個人から提出された意見で多かったのが、「孫社長の意見に同意します」とだけ書かれたような意見書。

 孫社長のプレゼンの裏付けとなる計算については、疑問とする意見が多く出されているし、検証が必要なことは孫社長自身も認めていること。そういったいきさつは誰もが知っているはずなのに、そこをすっとばして単純に「同意します」はなかろうよ。

 なんだか、小学校の授業なんかで、だれかが意見を発表したあとで他の子が「同じで~す」とか「いいと思いま~す」とか言っている風景を思い出すが、あれと同じではないか。小学生ならいいが、社会人じゃ許されない。

 そういった付和雷同で無価値な意見が並んでいるのを見ていると、現在の教育に問題がありそうなことは切実に感じられる。だが、電子教科書を導入したからといって、さらにアホになるという感じはしない。もちろん、アホが減る感じもしないのだが。

2010年9月14日 (火)

スカパー!が2番組同時録画対応HDD内蔵チューナを発表

 スカパー!のチューナを2基内蔵、録画用に320GBのHDDを内蔵したパナソニック製端末

 光ドライブ無しでただ見て消すだけのこういった機器は、海外のケーブルテレビなどではごくありふれたもの。値段も安く、場合によっては無料でレンタルされていたりする。この製品では、「スカパー!HD録画」機能によって、外部機器に録画して光ディスクに焼くことができるのが新しい。

 内蔵HDDに録画したものは、他の機器に出してDVDなどに焼くことができず、そのまま消すしかないので、DVDなどに焼いて残したい人にはあまり使えない。

 光ドライブが無いので、32,800円というのは特に安くもない。感覚的には2万円台前半ぐらいにしてほしいところ。

 光ディスクに焼くためには、「スカパー!HD録画」機能を使って最初から外部機器に録画する必要があるが、この製品では「スカパー!HD録画」は同時には1つの番組しか録画できない。

 個人的にはDVDに焼きたい番組が2つ重なることが珍しくないのだが、この端末ではそれを録画することができないので、あまり価値はない。
 「スカパー!HD録画」を同時に2本動かせることが自分の最低限の条件なので、とりあえずどうでもいい製品である。

2010年9月13日 (月)

3Dテレビ伸び悩み・・・ユーザ視点の欠落した製品の当然の結果

 ちょっと古い記事だが、3Dテレビが伸び悩んでいるとか。

 もともとユーザの要求から発した技術じゃないので、当然の結果と言うべきか。台数シェアで1%未満というのは、実力に見合った数字だろう。この先3Dのシェアが伸びるとしたら、ユーザが使うかどうかに関係なくオマケで3Dが搭載されていることによるものだ。

 記事中、裸眼3Dが安価に提供されたら爆発的に伸びるなどと書かれているが、普通のテレビに比べれば、しょせん不自然な視聴を強制されるレベルの技術でしかないのだから、そんなことはありえない。

 3Dテレビの普及を云々したいのなら、実際に自分の目で見て、一般人が普段しているかもしれない通りに、横から下から、縦にして横にして、色々な角度から体験してみるべきだ。普通の感覚なら、ほとんどの人は使わない技術であることは、すぐに気がつく。そういったまともな感覚が否定されてしまうところに、日本メーカーの悲劇の原因がある。

ベーコン、ハム仕込み

 ベーコンとハムの仕込みをした。合わせて13kgくらい。

 前回の仕込みから8か月、ベーコンも無くなってしまい、暑さが続くのでいつやろうかと思っていたのだが、そろそろ涼しくなりそうなので。

 業務用のおろしニンニクとおろし生姜、S&Bのカレーパウダー、塩、醤油をかなり大雑把な分量でぶち込んで漬け込み液を作り、1週間冷蔵庫で漬け込む。来週の連休で燻煙予定。

 寒い頃なら手間暇かけて丁寧に作るのだが、暑いといろいろと不都合があって手抜きをせざるを得なくなる。まぁ、いいやね。

2010年9月12日 (日)

「光の道」で思い出した固定電話の光収容

 光の道の議論で、固定電話の光収容に関する展示をNTTのつくばフォーラムで見たのを思いだした。

 つくばフォーラムというのは、開催場所がNTTアクセスサービス研究所となっていることから分かる通り、NTT東西のアクセス網に関わる展示が中心で、最近ではFTTHサービス関連の展示テーマが多い。NTT東西のアクセス網関連の現在と次の姿を見ることができるので、好きな人にはとても面白い。

 この展示会で、メタルの固定電話をFTTHのアクセス網に収容する展示を見たのは、もう3年くらい前だったように思う。技術的には電柱などに変換ボックスを設置して、メタル電話の信号を光ファイバに変換するというあたりまえのものだったのだが、線路設備の設計などのシステムまで含む実際的な内容だったので、すぐにでも光への収容換えが始まるのかと思っていたが、その後は気配すらなく展示も無くなってしまった。

 交換機部分はどうだったか分からないが、少なくともアクセス網部分については、メタル固定電話を光ファイバに収容する手段がまじめに検討されていたのではないかと思う。何があったかは想像すらできないのだが、今回の光の道の議論で出てきたら面白い。
 ちょっと昔話をしてみた、ということで。

2010年9月10日 (金)

携帯電話向けマルチメディア放送

 ドコモ主体のサービスに軍配が上がったらしいが、なんかもうどうでもいいというか、なんでこんなのが商売になると思えるのか謎だ。

 国内の有料放送ではCATVの契約数が最大だろうが、これは地上波放送の再送信をしているので別格。純粋な有料放送ではスカパー!やWOWOWなんてのが大きいが、いずれも契約数は頭打ち。古いところでは、瞬殺された ep とか モバHO! なんてのもあった。市場がこれほどまでに伸び悩んでいる状態で、ユーザに新たに出費を期待することなんて非現実的だろう。

 無料放送にしても、地上波テレビ放送の市場規模は縮小しつつあるし、BSデジタルなんて画質は良いのに中身はゴミが多い。市場全体の規模が変わらないのに、チャンネル数だけ増えたことで、中身が薄まるばかり。

 携帯電話向けのワンセグ放送だって、当初期待されていた新規ビジネスなんて気配すらない。地上波放送の帯域の一部を削って提供しているのに、ビジネスとしてそれだけの価値があるとはとても思えない。

 ブロードバンドだと、アクトビラとかひかりTVとかGyaOとか、収支も秘密にされていていつまで続けられるか分からないものばかり。

 携帯電話ではドコモのBeeTVなんてのもあるが、あれはパケット料金を定額料金の上限まで引き上げるのが目的で、放送サービスとしては不純だ。

 ここまで悲惨な状況にありながら新たな放送サービスを始めるとは、たいした勇気だ。

2010年9月 8日 (水)

液晶テレビとプラズマテレビの画質の差をあえて否定してみる

 テレビの液晶とプラズマのどちらを選ぶかで、サッカーなど動きのある映像をよく見るのならプラズマだとかいう意見をいまだに目にすることがある。

 原理的には、瞬間的に強烈な発光をするプラズマに対して、バックライトの蛍光灯やLEDの明かりを液晶シャッターを開けることで見せている液晶テレビの方が、応答特性は劣りそうだ。だからといって、人の目で見た場合に違いが出るとは限らない。

 人が歩いて移動する時間で、10cm移動するのと50cm移動するので違いが出るだろうか。厳密に測定すれば時間に違いは出るだろうが、普通の人の感覚では、どちらも一歩で違いはない。その程度のことではないのか。

 薄型テレビが出はじめた頃、確かにプラズマと液晶では違いがあることが、自分の目で見てもはっきりと感じられた。
 1インチあたり1万円以上していた頃の話だ。いずれ値段が下がって自分で買うなら、プラズマだと思った。

 だが、2年前にリビングのブラウン管テレビを薄型テレビに買い替えることを決めたとき、仕事で外出した帰りに量販店で何時間もかけて比べてみたのだが、液晶とプラズマの違いが感じられなかった。液晶テレビは倍速表示が一般的になっていて、動特性が大幅に改善されていたこともあるのだろう。だから買ったのは液晶テレビ。

 その後、液晶テレビでは4倍速なんてのも出てきているが、実際に店頭で見比べてみると、違いが分からない。等速と倍速は違いが分かるが、それ以上は自分にとっては過剰ということだ。すなわち、余分の金を払う価値がないということ。

 目や耳の感じ方は、人によって違う。だから、動きに強いのはプラズマだという画一的なアドバイスは的外れ。店頭で実際に自分の目で見比べて、違いがあるのなら良い方を選べばいい。違いが感じられないのなら、安い方を選ぶこと。それが適切なアドバイスというもの。

 自分の目で見るときに大切なのは、プラズマの方が動きに強いという先入観を捨てること。あるいは否定してみること。違う機種なのだから、何か違いがあることは当然なわけで、重要なのはその違いが本当に良いことと感じられるかどうかだ。

 しょせん自己満足の世界なのだから、先入観でもなんでも自分で良いと思ったのならそれでいいのだが、無駄なカネを使いたくないのなら、まず疑ってみることも大切ではないか。

 テレビに限った話じゃないんだけどね。

2010年9月 6日 (月)

太陽光発電パネル設置による雨漏り問題

 太陽光発電設備の故障の問題はすでに一般向けのニュースになっているが、太陽光パネル設置による屋根の傷みも、すぐにでも注意喚起が必要な問題のように思われる。

 こちらの記事は、閲覧には無料の会員登録が必要だが、太陽光発電パネルを設置した人やこれから設置しようとしている人は、是非とも見ておくべきだと思う。

 ウチの場合コロニアル葺きなのだが、割れやすいスレートに穴をあけることからして大きな不安がある。パネルの固定に何十本というネジを屋根に打ち込むが、何本かは防水が不完全なものが発生する可能性がある。また、最初は防水が完璧であっても、台風による強風でストレスがかかり、何年かするうちに劣化して水が染みこむようになるかもしれない。

 雨漏りを放置すると、屋根に大きなダメージを与えることになり、修理に高額の費用が発生する。だからといって、きちんとした点検を頻繁に行うのも結構な出費になるだろう。

 太陽光発電の収支計算をするには、発電設備そのものの初期設置費用だけではなく、故障の修理費用やパネルを設置する屋根のメンテナンス費用も計算に入れる必要がある。
 初期費用を回収するだけの収支計算を提示している広告は、どう考えても信用できない。補助金による一般家庭への太陽光発電の普及促進策は、はたしてここまで見通したものなのだろうか。

2010年9月 3日 (金)

光の道が「太陽光パネルの二の舞」・・・ってことは国の介入で国民にしわ寄せだけ残して失敗するのですね

 日本経済新聞以外のソースが見つからないのだが、原口氏の「光の道」構想と、原口氏とどうゆうわけか大の仲良しの孫社長の粗雑な構想に対するNTTによる問題点指摘について、原口氏が太陽光パネルに例えて批判したらしい。

 FTTHの市場が契約数で世界最大ではあっても、それは情報処理技術で先進国であることを意味しない。大金を投入して「光の道」を構築したとしても、そこから何かが生まれる保証などありはしない。
 国内のFTTHは、すでに1,000万契約を大きく超えているのだから、それだけですでに新しいサービスを始めるのに十分な市場規模がある。やるべきことは、すでに存在している市場に対して、魅力的なアプリケーションを開発・提供することだ。それができれば、FTTHの普及率拡大など、勝手についてくるだろう。
 逆にアプリケーション開発をせずにFTTHを普及させたとしたら、使い途のない無駄なインフラを用意するだけで、むしろ国力を損ねることになる。

 太陽光パネルに例えた点は、さらに笑える。家庭向け太陽光発電設備に故障が多いことは、すでに報じられているが、このブログでも記事にしたことがある。
 政府が補助金を投入してむりやり普及させているものの、メンテナンス体制の整備を置き去りにしたままでは、大半の家庭は投資費用の回収すらままならないのではないかと思われる。いずれ大問題になるだろう。

 裏付けのないバラ色の未来像をエサに国策でFTTHを国民に押しつけといて、失敗したときの費用負担は結局国民に回すわけだ。まさに家庭用太陽光発電パネルの構造そのものだね。うん、実に分かりやすい例えだ。

2010年9月 1日 (水)

「光の道」整備予算に30億円要求、ってインフラを馬鹿にしてるの?

 「光の道」関連でNTTの反論が報じられているが、それはそれで面白い。NTTの計算は、現行のメタル線のコストから考えると過大だと思うが、さすがに1,400円は無いだろうから、NTTが自身の立場を擁護している分をさっ引いても同意はできる。

 「光の道」戦略大綱をつつき回す意見はいっぱい出てくるだろうから、総務省の予算要求の方にひと言。

 「光の道」整備予算として30億円要求と報じられているが、「大臣肝いり」でたった30億円かよと。以前に書いているが、北海道の利尻・礼文に光ファイバを敷設するのに、NTTの負担した費用が10億円だった。これとても、国や北海道が支援した費用を除外しているわけだから、総事業費はもっと大きいだろう。インフラってのは、ことほどさようにカネがかかる。

 NTTの光ファイバ整備、携帯電話事業者の基地局整備、いずれも一年で数千億円の投資をしていたりする。そこから考えると、30億円など誤差以下の金額だ。そもそも報道で取り上げる価値のない数字だろう。

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