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2010年8月

2010年8月31日 (火)

アクトビラ増資・・・赤字補填か?

 アクトビラが14億円増資するそうだ。

 増資14億円のうち半分の7億を資本金に組み入れ、残り半分を資本準備金としている。

 法律で許されている最大限の割合を資本準備金に突っ込んでいるわけで、やはり赤字が続いていて欠損が積み重なってきているのではないか。

 はたしてこれが最後の増資になるのだろうか。それとも赤字補填の増資を繰り返して、どんどん傷口が拡がっていくのか。

 最近ほとんど報道発表のないアクトビラだが、財務状況はぜひとも公表してもらいたいところ。あくまで野次馬として。

2010年8月29日 (日)

ゴーヤで緑のカーテン

 去年、子供が学校からもらってきたゴーヤは、いまいち成長が良くなかったので、今年は苗を買ってリベンジ。で、今はこんな感じ。

Dscf1757

 キッチンの出窓の西日除けの目的で植えてあるのだが、昼なお薄暗いくらいに茂っている。出窓に置いてあったハーブの鉢植えも、日照不足になるので避難中。

 ゴーヤは一株植えたきりだが、幅4m、高さ3mがびっしりと覆われていて、隣接するウッドデッキも侵食中。

 去年はタネから栽培したものだったが、今年はカボチャが台木の接ぎ木苗を購入。根元はゴツゴツしてカボチャっぽい? 根がボコボコ盛り上がってきていて、なにやら異生物でも飛び出してくるんじゃなかろうかという妖しげな雰囲気。

Dscf1758

 摘心したツルが2mを超えたあたりから、誘引するのも面倒になるくらい茂り始め、気がついたらジャングル状態。収穫も順調で、最近は毎日1本くらいは穫れる。

 ゴーヤの収穫タイミングだが、ウチは苦みの強いのがそれほど好みではないので、できるだけ遅らせたい方。その分、大きく成長するし。
 収穫するタイミングをインターネットで調べたが、表面のイボイボが大きくなってイボの谷間の色が白っぽくなってきたら、とか書いてあるが、いまひとつ要領を得ない。かといって、熟しすぎるとあっというまに黄色くなってはじけてしまうということなので、毎日大きさをチェックして、成長が止まったら収穫とかやっていたが、実が多くなると記憶していられなくなる。年だし。

 結局気がついたのは、手で持ち上げてみて見た目よりも軽く感じられるようになったら食べ頃ということ。外見は緑のままだが、切ってみると実の中の種が少し赤くなり始めて、種の間の組織の水分が抜けてフワフワになっている。そのせいで軽くなるのだろう。

 ゴーヤが世話いらずで元気なのはいいのだが、近くに植えたハバネロが少し日陰になってしまっている。ゴーヤは早めに枯れるので、ハバネロの方は秋の収穫を期待しているが・・・

2010年8月28日 (土)

ユニットバスの天井埋め込み換気扇を交換した

 ユニットバスの天井換気扇は24時間動かしっぱなし。2,3年前からかなりノイズが大きくなってきて、交換しなければと思っていたのだが、交換手順が想像できなかったので、面倒で放置していた。

 最近になって、ふと風が流れてきているかどうかを確認しようとして、ティッシュペーパーを近づけてみたのだが、排気タイプなのに吸い付かない。手を近づけてみると、むしろ風が出てきているような感じもある。換気扇になってなかったわけだorz。
 14年も回しっぱなしで、ダクトが詰まっているのかもしれないが、掃除するくらいなら交換する方がいいやってんで、重い腰を上げて自分で交換することにした。

 元から付いていたのは、SEIDENKOの表示のある17センチ角の埋め込み換気扇。インターネットで調べると、製造元は西武電機工業で、すでに倒産してしまっているらしい。外してみると、DF-10PSの型名がある。ネット検索すると、西武電機工業とどうゆう関係があるのか分からないが、イーワテックという会社のID-101PSというのがDF-10PSの後継機種となっている。消費電力も同じくらいで、取り付ける際のビス穴の位置も同じらしい。だが、メーカーサイトには定格以外の機能説明が無いので、何か特徴的な機能があるかどうか分からない。

 17センチ角の埋め込み型換気扇で調べると、PanasonicのFY-17C7という製品が同じくらいの値段で売られている。メーカーサイトで調べると、ファンをワンタッチで取り外し、清掃ができるとなっている。ID-101PSと比較すると、風量は同じくらいだが、消費電力が40%と低く、騒音も小さくなっているので、こっちを買うことにした。

 取り付け用に、VVFケーブル2m、アルミのダクトテープ、wagoの差し込みコネクター(WGT-2とか)などをホームセンターで別途購入。

 古い換気扇の取り外しは簡単。ネジを外すと、ダクトの接続部と本体がスライドして外れる。ダクト接続部をテープを引っぺがして外し、ダクトの中を確認してみると、ホコリがフレーク状になって降り積もっており、排気口の金網にもホコリがくっついて目詰まりした様になっている。掃除機を最強にして、一気に吸い取り。

 ダクトがキレイになったところで、新しい換気扇のダクト接続部を取り付け。

 アルミの蛇腹ダクトを、壁の排気口から引き抜かないように注意しながら、作業しやすいところまで引き伸ばす。ダクト接続部とダクトを接続してアルミダクトテープで固定。テープを適当に巻きつつ手のひらでモミモミしつつで、密着させて固定。

 蛇腹ダクトを戻して、VVFケーブルを取り付けておいた換気扇本体を差し込む。天井に取り付けるビス穴の位置が古い換気扇とは異なるので、ユニットバスの天井に固定用のビスを通すための先導穴を空けておく必要がある。プラスチックの天井板が固くてキリで穴を空けるのは時間がかかりそうだったので、2mmφのドリルでゴリゴリ。タッピングビスで留めて取り付け。電動ドライバの自動ストップではネジ穴をダメにしそうだったので、最後の締め付けだけは手回し。

 おしまいに電気配線をちょいちょい。wagoコネクタはらくちん。

 作業時間は、正味1時間くらい。ブレーカを戻して動作確認を完了。ティッシュもしっかり吸い付く。

 取り外した換気扇を見てみると、逆流防止用のシャッターが金属でできていて、排気時に縦に持ち上がるように開く形状になっている。17センチ角の換気扇では空気の流量が小さいので、排気口の目詰まりなどで流量が減るとシャッターが開きにくくなると思われる。
 新しい換気扇は、シャッターがプラスチック製で、シャッターの回転軸が斜めになっているので、古い換気扇よりも小さい力で開きそうだ。掃除もしやすそうなので、空気の流量が落ちることもあるまい。

 今回の交換で作業要領は分かったので、次回からはもっと早くに交換してしまうだろう。もっとも、あと1回交換したら、その次は自分の寿命が先に来そうだが。

2010年8月27日 (金)

「明日のテレビ」という本を読んだ

 明日のテレビ チャンネルが消える日」という本を読んだ。

 特に読みたいと思ったわけではなく、企画の補強にこの本の内容を引くヤカラがいそうだったので、批判をするために読む羽目になったもの。要するに迷惑を被ったわけ。

 米国のテレビ事情をいろいろ紹介したものだが、ベンチャーが様々なビジネスを試みていることの事例を知ることの参考にはなる。だが、そういったビジネスが成功しつつある様な論調は、煽りすぎだと思う。

 一箇所、統計データの解釈に大きな間違いがある。米国のケーブルテレビの契約者は、長期間にわたって減少が続いているのだが、この本では、その原因をインターネット上で提供されている動画の視聴が流行っているせいにしている。実際には衛星放送に奪われたため。ネット動画は、ケーブルテレビなどの有料サービスの契約数には、ほとんど影響していない。ネット動画よりも、不景気の影響の方がはるかにでかい。

 あるいは、既存のテレビ放送がインターネットで根底から変わろうとしているという主張をするために、意図的に間違ったことを書いているのか。

 本の内容は、英語で読むことを厭わないのであれば、インターネットの検索で見つかる記事を読むことで知ることができることばかり。特に新しい情報も無いので、777円は高い。こうゆう本なら、電子書籍で100円くらいで売ってくれればちょうどいい。半年でガラッと変わってしまう業界のことなので、賞味期限は年内だな。1年過ぎたら読まない方がいいだろう。

2010年8月25日 (水)

FTTH 月額1,400円は可能かもしれない・・・未来を捨てれば

 原口大臣&ソフトバンクの「光の道」構想に出てくるFTTH月額1,400円という数字だが、実現不可能かということでは、そうでもないと思う。むしろ、かなりの確度で実現可能だろう。

 メタルの固定電話が月額2,000円弱。光ファイバがメタル線よりどのくらい長持ちするかは、今の時点では分からないのだが、少なくともメタル線より長寿命であることは確実だ。
 設置費用は人件費が支配的であるので、メタル線とFTTHで同じ工法がとれるのであれば、設置費用は同じ。となると、料金の下限は寿命次第。今の光ファイバのアクセス網の工法は、FASコネクタの導入などによりメタル線に近いレベルまで来ていると思われるので、メタル線と同等かそれ以下まで料金を下げられる可能性があると思われる。

 工事単価を無理矢理切り下げられている電話工事の方々には申し訳ないのだが、工事単価が同じくらいとして、寿命の違いにより長期的には固定電話よりFTTHの方が基本料は安くできるだろう。

 そうであれば、1,400円が難しくても今の固定電話よりちょっとだけ安い1,600円くらいなら、実現の可能性は高い。

 月額1,400円が実現できて万々歳と思う人もいるかもしれないが、この計算の最大の問題点は、将来の発展のための設備投資の余裕を切り捨ててしまっていることにある。
 メタル線については、投資の回収が終わってしまっていて、かつ今後大幅な発展の可能性も無いと思われるので、ぎりぎりまで料金が下がっているのだろう。
 対して、光ファイバは投資の回収が始まったばかりで、さらなる発展の余地があるので、新たな投資のための資金も確保できなければならない。そうそう簡単に料金を下げるわけにはいかないだろう。

 こう考えてくると、ソフトバンクのやりかたには不快感を感じてしまう。

 ソフトバンクがADSLによるISP事業で価格破壊をやったのは、ユーザの視点では結構なことだが、ADSLの事業構造そのものまで破壊してしまっている。そのあおりをくらって、他のADSL事業者は、食うや食わずの状態になってしまった。
 ISP事業を放り出して進出した携帯電話事業でも、派手な価格競争を打ち出すことでユーザを集めている。だが、大きな収益を上げているように見えても、基地局の設備投資をカットしていたのでは通信事業者としての存在を自ら否定することになってしまう。
 携帯電話事業は、PDCからCDMA、OFDMと通信方式の革新が続いており、対応して通信インフラの更新、強化が行われている。常に大きな設備投資が必要な状態にある。だから料金の値下げは簡単ではない。基地局整備を怠り、LTEへの移行時期をどんどん先延ばしにしてしまえば、値下げの余地は出てくる。しかし、それがユーザのためになるとは思えない。
 安かろう悪かろうという商売をするのはソフトバンクの勝手だが、それを他社のFTTHにまで押しつけないでもらいたい。FTTHの一ユーザとしても迷惑だ。

「光の道」で孫社長がまた独演会

 原口総務相の「光の道」構想について、8/23に開催された総務省の公聴会の後で、ソフトバンク孫社長が記者説明会を行った。Ustreamの録画はこちら

 過去のニュースに対してとりたてて新しい情報も無く、Ustreamに録画されている孫社長のプレゼンも長々しいばかりで締まりがないので、こちらの記事でも斜め読みしておけばいいだろう。過去の記事を読んだことがあるなら、差分はほぼゼロなので、読む必要もない。

 総務省の公聴会におけるソフトバンクとNTTとのやりとりについては、こちら記事に記載がある。ソフトバンクの挑発に対して、NTTとしては応じる価値もないという姿勢。野次馬としては残念だが、まともな会社ならNTTのような態度を取るのはごく正常。敵対する会社のホラに乗せられて重要な経営情報をひょいひょい開示するような馬鹿は、まともな会社の経営層にいるわけがない。

 記者説明会における記者とのQ&Aも締まりのないものだったが、もともと孫社長の主張自体に裏付けデータが不足している状況で、記者の方でも単なる個人的な主張に対して検証データをわざわざ集める手間をかけるわけにもいかないだろうから、漠然とした質疑応答になってもしかたあるまい。

 これだけではナニなので、電子教科書構想について一言。

 ネット接続機能のある電子教科書は情報収集には役に立つということがさんざん喧伝されているが、それだけで教育の質が大幅に向上することなどあり得ない。

 普通にインターネットで情報収集をきちんと行えば、いろいろな立場の主張が入り交じる。今現在論争が決着していないものや、時代によって有力な説が交替していくものなど。そういった多様な情報を分析して隠れた真実を見出す能力は、情報収集しかできない電子教科書では磨くことができない。

 情報収集は、あくまで学習の入口にすぎない。それだけでは学習という行為の1割もカバーできないだろう。電子教科書で教育が変革されるという主張は馬鹿げている。

 だが、そんな主張に疑念を抱かず賛意を表明するtweetが多いのを見ていると、この国の教育に問題があることは間違いないと感じる。

 少し調べれば孫社長の主張に矛盾してそうな情報はいくらでも集まる。安易に追従者になるのではなく、少しは自分で調べ、考えたらどうか。

2010年8月20日 (金)

焼き小龍包

 焼き小籠包を食べた。かなり前にテレビで行列が出来ているのを見て食べてみたいと思ったのだが、機会が無くて忘れていたもの。

 テイクアウトでかなり時間が経っていたので出来たてではなかったのだが、そのことを差し引いても、たいして旨いものではないと思う。
 冷めてしまったものは、旨くないどころかはっきり言って不味い。冷めてしまったもので味をどうこう言うのは適切ではないかもしれないが、旨味が足りないように感じたので、出来たてでも見たとおり以上の旨さは無いんじゃないかと思う。

 出来たてをその場で食べるならともかく、少なくとも持って帰って食べるものじゃない。

 出来たてであっても、わざわざ出掛けていって食べるほどのものではないと思う。つか、出来たてで食べるなら、普通の小籠包の方が絶対に旨い。
 同じ値段なら、ふつうのタコ焼きの方が旨いだろう。タコ焼きなら、冷めても旨いぞ。

 いつものことだが、グルメ情報ってのはつくづくアテにならない。

2010年8月19日 (木)

Bフレッツの料金は高いか?

 Bフレッツを契約していて、月々支払う料金は自分自身でも高いと感じるのだが、客観的に考えて高いのだろうか。

 自分が小学校に入る頃、故郷の町にはNTT(当時は電電公社)の電話が無かった。代わりに町役場に交換手のいる町営の有線電話というのがあって、交換手に相手の番号とか「どこそこの誰々」というように名前を伝えると、スイッチボードで回線接続をしたうえで相手を呼び出してくれるというものだった。それがNTTの電話局が設置されることで、ダイヤルを回すだけでつながるようになったのは驚くべきことだった。

 という昔話はおいといて、そのころの電話の基本料金が月に800円くらい。現在の物価に換算すると6,000円くらいになって、今の光ファイバの料金と同じくらいだ。高額な月額料金に加えて、今で言う権利料として、初期費用が5万円くらいかかっていた。Bフレッツは、キャンペーンやらなんやらでうやむやになっているが、本来は初期工事費として3万円程度が発生する。

 費用で見ると、今のBフレッツの料金は、普及拡大が続いていた頃の電話料金に似たような状況にあるということ。

 電話料金の方は、インフラの整備がひととおり終わったあと、その設備投資の費用が回収されたことで、どんどん下がっていった。NTT自身のコスト削減努力もあって、今では2,000円を切るところまできている。

 Bフレッツの方はというと、何兆円もの設備投資をして世帯数で90%のカバーエリアを実現できるようになったわけだが、固定電話の時と同様、この設備投資はなんとしても回収しなければNTTが企業として存続できない。光ファイバのインフラ整備が進んだのは、この3,4年のことで、耐用年数が10年であることから、投資回収は始まったばかりというところか。投資回収が終わればメタルの固定電話並みの料金になることも期待できるが、少なくとも現時点では簡単には値下げできない状況にあるわけだ。

 しばらく前までBフレッツの料金値下げが続いた時期があったが、契約数の爆発的増大を背景としたONUなどの機器コストの低下や、電柱に張り巡らされている架空ファイバの工法の効率化によるところが大きい。どちらのコストダウンもひととおり進んでしまって、今ではさらなるコストダウンは難しくなっている。このため、Bフレッツの基本料金の値下げが止まってしまっているということ。

 というわけで、今のBフレッツの料金は高いけど高くない。高いけど値下げはできない。
 固定電話の例から考えると、Bフレッツもいずれは月額2,000円を切るようになるのは確実と思われるが、なんとかその時期が早まって欲しいものだが、いつになるやら。普及率次第か。

 FTTHが1,400円というのは決して夢物語ではないのだが、すぐに実現するのは無理というもの。

2010年8月17日 (火)

NTT NGNのIPv6通信に課金 : 規制すべきはこうゆう愚行

 NTT東西が来年春にNGNで提供を予定しているIPv6のネイティブ通信機能に対して、Bフレッツの時のフレッツドットネットサービスと同等の金額を課金しようとしているという記事

 裏付け情報がないので真偽の程は不明だが、本当だとしたら言語道断なハナシ。

 フレッツドットネットサービスの方は、データのバックアップやテレビ電話用のアカウントの提供など、アプリケーションサービスに対する対価であるという解釈ができるわけだが、本件に関しては、端末間で直接通信するというネットワークの基本機能に対して課金しようというわけで、そんな根拠がどこにあるのかサッパリ分からない。そこを否定したら、そもそもネットワークにならんではないか。

 わざわざ金をかけて端末間の通信を遮断する仕掛けを入れておいて、それを開けるのに金を取ろうとする。公道に勝手に検問所を作って通行料を巻き上げるギャングと同等の行為ではないか。

 どうしても課金したいなら、たとえばNGNの認証サービスを用意して、アカウント1件につき月額を取るとかすればいいだろう。もちろん、アカウント1件分はフレッツの基本料金に含めるべきだ。

 今の段階では憶測でしかないのであれこれ言っても仕方のないことではあるが、総務省がNTTに対して規制すべきものがあるとするなら、組織論とかではなくてこういったところが最重点であると思う。

2010年8月16日 (月)

ソフトバンクアカデミアの開校式

 孫社長の講演のustreamのアーカイブはこちら。録画を見ると時間がかかるので、文字起こしされたこっちがオススメ。

 あれだけの企業グループを率いて活躍するだけの気迫というか、力量というか、ただ者でないことはよく伝わってくる。

 だが、そのことと実際のビジネスでやっていることとは別物なわけで、私が気に入らないのはビジネスの方。
 戦いの真っ最中なのだから、勝つために必要な手段として許されるということなのだろうが、そのことを差し引いたとしても、孫社長が目標としている「情報革命で人々を幸せにする」ということの具体的な中身がサッパリ伝わってこないのは問題だと思う。少なくとも電子教科書や電子カルテは、その中身たり得ない。

光ファイバーとLTEは利益相反にならない

 総務省のNTT改革論議がグダグダになっているという記事

 総務省と言うより原口総務大臣が勝手に妄想を振りまいて一人芝居をしている件に関しては、記事に書いてあるとおり。しかし、最後に蛇足があって記事が台無しになっている。

 「利益相反でNTT解体論が再浮上」という一節。LTEが光ファイバー並みとか、LTEサービスが光ファイバーと競合するとか、なんとも古くさい誤解を並べ立てている。

 LTEの基地局をブロードバンドに接続するのは光ファイバーのネットワークであり、そもそも相互補完の関係にある。LTEの基地局を接続する光ファイバーを基地局の利用者で共有するわけだから、1本の光ファイバーを数百人で共有することになるわけで、固定網の光ファイバーとは、品質の桁が違う。

 もっとも、ブロードバンドの品質はそれを利用するアプリケーション次第だから、LTEの通信速度で十分なアプリケーションのみを前提にするなら、LTEと光ファイバーは競合するサービスということになる。だが、軽いWebアクセス程度ならともかく、メーカーのサポートサイトで数十MBある取扱説明書を参照したりすることは、現在でも頻繁にやっていることで、光ファイバーならサクサクできるが、LTEではかなりストレスが溜まるだろう。今後通信量の多いアプリケーションがさらに出てくれば、LTEと光ファイバーの補完関係はより明らかになるに違いない。

 LTEは光ファイバーのサービスとセット提供されることで、ユーザとアプリケーションサービスにより大きな価値を提供できる。現在その最大の障害になっているのが総務省なのだが、新規サービスの提案をしようとしないNTT自身も、その次くらいに大きな障害であるように思う。

2010年8月10日 (火)

Skypeが今さら株式公開

 Skypeが上場するとのこと。

 P2P技術を応用して、インターネット上の電話サービスとして無料通話の提供を始めたときには大きな注目を集めたが、その後ネットオークション会社のeBayに買収されるもうまくいかず放出。

 携帯電話がこれほど普及した状況で、いまさらPC使った音声通話なんて、無料だってたいして使う気にはならないだろう。収益状況を見る限りは、今後大きく発展する可能性は感じられないし、はたしてうまくいくかどうか。

 ま、創業者はとっくの昔に売却益を得て逃げちゃってるわけだし、ひととおりしゃぶり尽くされた後なんだから、言わば残りカスみたいなわけで、たとえうまくいかなくてもビックリはしないだろうな。

2010年8月 8日 (日)

食べるラー油はアブラがうまい

 流行りものは試してみなくては、ということで、食べるラー油の類をいろいろ食べてみた。

 具や味付けは様々だが、結局の所はアブラによる原始的な旨さが共通している。マグロの大トロやバラ肉で作ったベリーハムの旨さと同じもの。味わいとか関係なく、ただ口に含むと口の中の感覚器が喜ぶという感じ。アブラそのものには味が無いので、塩、醤油、味噌、砂糖、グルタミン酸などで味をつけてあるというところ。味わうというものではないので、ごはんにからませて一気に掻き込むという食べ方がよく似合う。

 似たような旨さを感じる食品は、ラー油漬けのタケノコというのが昔からある。「辣油香筍」で検索すると引っかかってくるこんなのとか。これは、スーパーなどでも類似製品が普通に売られている。メンマの味も当然あるのだが、調味料で強烈に味付けされた油がごはんにからむとうまいのは食べるラー油と同じ。

 というわけで、食べるラー油という製品にはとりたてて新しいところは感じない。これはこれであってもいいかな、と言う程度だと思う。

2010年8月 7日 (土)

NTTは光インフラの具体的な活用計画を示すべき

 NTTの四半期決算の場で行われたNTT社長とのQ&Aの記事

 総務省の「光の道」ワーキンググループについて、「民間が積極的にサービスを拡大することと合わせて、電子政府や教育、医療などのパブリックセクターによるICTの利活用促進も重要ということを説明していきたい」とのこと。

 何年も前から繰り返されてきた抽象的な話で、一般ユーザにどのようなメリットがあるのか分からない。
 NTTでは、NGNと言いながらも一般ユーザ向けのサービスとしては、電話とISPを介したブロードバンド接続という昔ながらの内容から変わっていない。せっかくの光ファイバ網が、無意味なカタログ最高速度争いにしかなっていない。
 そうこうしているうちに、諸外国では政府の支援策で家庭向け光ファイバの普及が拡大しようとしている。NTTががんばって大量の敷設を進めてきた事も手伝って、光ファイバの敷設コストは大幅に低下している。欧米先進国だけじゃなく中国や東欧など中進国でも普及は速いぞ。日本の先行性など、すぐに何ほどのものでもなくなる。

 インフラ整備ができているのに、それを活用したサービスがなぜ発展しないのか。総務省は、「光の道」のような箱物政策の焼き直しみたいなことをやっている場合ではないだろう。世界の競争の場は、インフラよりも上位のアプリケーション層にある。NTTの光ファイバ網の開放はインフラ層の話であり、そんなことをしなくても、アプリケーション開発に必要な網機能を開放させればいい。NTTの組織改編を長々と議論する必要がないのだから、もっと短期間で実現できるのではないか。

 電子教科書とか電子カルテとか実効性が怪しいのにプレゼンが派手なだけで耳目を集める絵空事に対しては、NTTは手垢のついた抽象的なビジョンを繰り返すのではなく、アプリ開発に必要な網機能の開放計画を期限も含めて提示したらどうか。光ファイバ貸し出しのようなインフラ層の議論など、簡単に吹っ飛ばせるだろうに。

2010年8月 6日 (金)

米国のスマートホン売り上げシェアでAndroidが急成長

 どうやら、米国のスマートホン市場でAndroid端末の売り上げシェアがiPhoneを超えるのは確実のようだ。

 AndroidかiPhoneかという以前に、そもそもなぜそこまでスマートホンが売れるかということの方が分からない。もう少し調べてみる必要がある。

 AndroidがiPhoneを追い抜いたことについては、多くの人にとってスマートホンでやりたいことが本当にあるのなら、むしろ当然の結果だと思う。
 iPhoneは、あのUIや利用スタイルが本質なのであって、アプリケーションはむしろおまけだ。iPhoneを介してユーザに迫ってくるappleの主張に価値を感じない、あるいはappleの主張に煩わしさを感じるのなら、他のスマートホンを選ぶことになるだろう。

 初代のMacintoshからiPod、iPhone、iPadに至るまで見てきて、いつもappleの製品は面白いと思うのだが、自分の目的とする作業をただシンプルにやりたいと考えると、必ず選択の対象から外れてしまっていた。

 個人的には、スマートホンでやってみたいことはある。だが、今のiPhoneにそれは無い。
 Windows Mobile端末には過去から現在に至るまで完璧に無いし、Microsoftの姿勢を見る限りは今後も無いだろう。
 Android端末はどうなのだろうか。端末メーカーの企画しだいだが、メーカー数が多いだけにどこかがやってくれるのではないかという期待がある。

iPod過熱問題・・・それも含めてappleの作品

 iPodの過熱事故の問題に関するニュースが続いている。

 appleと長いことつきあっていると、製品の不都合なところだけでなく、問題を指摘されても無視し続ける態度まで含めてappleの作品なんだから、そのまま引き受けなくちゃね、という気になってしまう。まぁ、宗教みたいなところもあるわけで。

 一般消費者としては、そういったところはまったく肯定できないのだが、唯我独尊的な姿勢ってのはappleの本質にあって、新たな作品を生み出すエネルギーになっていると思う。その「姿勢」が顧客対応のところまでしみ出てきている、といった印象を持っている。

フレッツ・テレビ契約数は急伸する・・・のか?

 NTTが四半期決算報告を発表しているが、その資料の中に各種サービスの契約数が出ている。仕事の関係で興味があるのは、ひかりTVとフレッツ・テレビの契約数。

 ひかりTVの方は、過去の増加ペースをそのまま延長したって感じで、四半期の数字も計画通りというか、なんだかキレイすぎる感じがしてわざとらしい。9月に入ったら総務省からIPTVサービスの契約数が発表されるだろうから、どこまで乖離が出るのか楽しみ。

 面白いのはフレッツ・テレビの方で、1年間で3倍増の計画。四半期ではまだ12%しか進捗してないから、これから大躍進を起こさないといけない。ひかりTVと違って導入に手間がかかるだけに、いったいどうやってこれだけの契約を獲得するつもりか、興味津々。

2010年8月 4日 (水)

太陽光発電、12年以内に3割故障 : 問題はそれだけじゃないだろ

 一週間ほど前の記事だが、家庭用の太陽光発電装置で故障が意外と多いというもの。記事の情報のソースは、NPO法人「太陽光発電所ネットワーク(PVネット)」となっているが、建築関係の業界紙などでは、ずいぶん前から記事にされてきていることなので、なにを今さらという感じもする。

 単純なコンクリート柱でもあるまいし、電子機器である以上はメンテナンスに相当の注意が必要なことは当然予想されるわけで、20年もの間故障しないと期待するのが無理というもの。長期サポートが提供されないのでは怖くて導入なんてできないと思うが、今どき20年以上も存続できる企業がどれだけあるかと考えると、さらに不安になるだろう。
 システムがある程度標準化されて、異なるメーカーの間で部品が融通できるくらいにならないと、そもそも実用的じゃないのではなかろうか。

 さらには、発電システムそのものの故障だけではなく、設置する際の施工の問題もある。いいかげんに屋根に設置されると、太陽光パネルと屋根の間にゴミがつまったり、固定箇所の防水が不完全だったりで、雨漏りなど屋根が傷む原因になり、家屋のメンテナンスコストを押し上げることになるだろう。
 施工方法が確立されて工事担当者に徹底されるまでは、設置によって家屋自体のメンテナンスコストが相当上がることを覚悟すべきだと思う。

 結構な金額を払うのだから、このくらいのリスク計算をするのは投資側の立場であれば当然だと思うのだが、考えの甘い人は多いだろうな。まぁ、そんな人の多くは収支計算もきっちりできなくて、たいして気にも留めないかもしれないが。

議員定数削減は民主党の目先のごまかしの一つ

 国会議員の定数をゼロにしたところで、節約できるのはたかだか100億円。歳費の日割り支給なんかは、さらに小さいハナシ。10兆円単位の削減が必要なときに、そんなゴミのような金額の議論に時間をかけるなよ。

 「光の道」とか電子教科書とか高速道路無料化とか、民主党のやることは本質的な問題を放り出したままで見ばえだけ派手なウケ狙いの打ち上げ花火ばっかり。

 民主党政権に結果を求めるのはまだ早すぎると思うが、そろそろ本気な姿勢を見せてくれても良い時期だろう。

2010年8月 2日 (月)

電子教科書とか電子カルテとか : まず疑え

 電子教科書とか電子カルテとかをむりやり普及させたら、それだけで何かすごいことができそうな幻想をふりまこうとする人がいる件。あまりにもつまらないので、あらためてリンクを張る気にもならない。

 どちらも単なる道具の一つにしかすぎない。道具を活用できるだけの仕組みというかシステムを構築して運用していくことの方が、はるかに大きな費用がかかるというのに、端末の配布にはわずかな費用しかかかりませんという甘言に釣られる人が多すぎではないのか。

 うますぎる話は疑ってかかるのが常識だろう。自ら他の情報源にあたってみて、裏付けが得られるかどうかを確認すべきだ。主張も裏付けデータも相手の提供したものを丸呑みして、ただ賞賛するのみの態度は無責任として責められるべき。
 そんな人があまりにも多いことを見ていると、今の教育に問題があることは確かだとは思うが。

 教育の話で言うと、必要なのは自分の頭で考えて真実を見極めていく姿勢を身につけることが本質だ。電子教科書は、様々な情報源を効率よく参照することには役に立つが、あくまで補助的な道具でしかない。そんなものだけで、教育が画期的に変わったりはしない。

 疑うことの初歩的な練習問題として、ソフトバンクの基地局倍増宣言はどうだろう。基地局の設置状況やカバーエリアの詳細は、インターネットでいくらでも調べられる。設備投資額は財務情報から調べられるしドコモやKDDIの数字と比較することで実現性を評価することもできる。中学生の夏休みの自由研究としていかが?

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