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2010年3月

2010年3月31日 (水)

身近な通信速度の限界あれこれ

 LTEになると携帯電話で光ファイバーなみの通信ができるので固定通信は不要になる、などという誤った思いこみをしている人がいまだにいる。勤務先にもそんなのがいるのだが、インターネットに接続する端末機器を作っている技術者だったりするので、どうにも始末に困る。

 雑音のある通信路を使って通信する場合の通信速度の理論的な限界については、シャノンの定理というきわめて有名な、しかし非常に簡単な数式で与えられる。高校レベルの知識でも十分に理解できるので、この分野に少しでも関わるのなら、知らないではすまされない。

 とはいえ、厳密な話ってのは記憶に残らないので、実際に経験する通信環境でどうなるかを思いっきり乱暴に書いてみたい。

 まず、今はすでに過去の遺物となりつつあるモデム。電話回線を使ってデータ通信を行うものだが、33.6kbpsが通信速度の上限だ。電話回線ってのは、3.4kHzまでの音声を通すものだ。電話の通話品質は、音声と雑音の電力比が1000倍くらいとなっていて、1000ってのは2進数で10ビットくらいになるから、3.4kHz×10ビットで34kbpsだ。なので、33.6kbpsってのが限界に近いのだということが分かる。56kbpsとかいう数字は、通常の電話じゃないのでここでは関係ない。

 33.6kbpsってのは遅く感じるが、音声通話さえできる環境なら、世界中どこの相手でも、他に何も無くてもこの速度が出るのがエライところだ。同じ電話線を使うならADSLの方が速いように見えるが、あれはユーザと電話局の間だけで、電話局から先に高速のデータ通信ネットワークがあることで、はじめて高速通信が成立している。

 ADSLの通信速度も、当然ながらシャノンの定理で限界ができる。電話局から遠くなればノイズが増えるので、通信速度は激落ちになる。逆に電話局に近くなれば通信速度は上がる。極端な話、電話局の中の収容ラックの真ん前なら、1Gbpsだって出せるだろうよ。
 乱暴に言えば、こんな具合に環境によって通信速度が大幅に変わる方式ってのは、シャノンの定理の限界に近づいているので、大きく改善されることは期待できない。

 携帯電話の基地局と端末との間の通信速度は、ADSLに実によく似ている。カタログ上のピーク速度は上がっても、実用上はたいして高速にならない。LTEを待つまでもなく、すでに現行の3Gで通信速度の限界は見えてしまっている。ADSLと違うのは、ADSLが各ユーザ毎に占有であるのに対して、携帯電話は基地局への通信路を他のユーザと共有していることだ。どう見てもADSLより分が悪い。こんなので固定網いらないと言えるか?

 光ファイバの通信速度についても、シャノンの定理が関わってくる。つい最近も、NTTが光ファイバの通信速度の記録を更新したとの記事があったが、高速化はそうそう簡単には進まない。
 光ファイバであっても、ファイバ中を通過する際に光信号は劣化し、それがノイズとなって通信速度を低下させる。シャノンの定理によって、ノイズに対抗するためには信号強度を上げなければならない。信号強度を上げるためには、レーザー光の出力を上げるか、複数の波長を使って多重化するかだ。いずれにしても、1本の光ファイバを通る光のエネルギーは増大する。そのとき、悲劇が起きる。
 光ファイバの途中に何らかの原因で欠陥が発生し、光信号のエネルギーを吸収してしまうと、超高温の部分が発生する。高温の部分は光信号のエネルギーを吸収してファイバを破壊しながら、信号の送出側にどんどん近づいてくる。ファイバーフューズと呼ばれる現象だ。見てる分には、すごく面白いのだが。
 ファイバーフューズのような極端な例でなくても、光信号を処理するためにはある程度の損失は避けられず、損失は発熱につながる。この発熱が高速化の妨げとなる。電気回路と何ら変わりない。パソコンのCPU性能の向上に限界が見えてきたのと同じことだ。

 昔懐かしいモデムから最新の光ファイバまで、シャノンの定理を理解していれば通信速度の限界が見えてくる。そんな定理を理解していなくても、日常的な感覚で限界があることは分かるのではないのか?
 LTEだからといって、常識からかけ離れたことが実現できてしまうと思えることの方が、はるかに理解に苦しむ。

2010年3月30日 (火)

TBSオンデマンドが通期で黒字化・・・独り立ちとはほど遠いけど

 TBSオンデマンドが通期で黒字化したそうだ。めでたいことだが、これでもって映像配信サービスがビジネスとして軌道に乗りそうだと考えるのは大間違い。

 記事にあるとおり、CS放送などと組み合わせて効率化を図った結果であって、ネット配信だけでどうにかなったわけじゃない。何より、配信するコンテンツ自体が、地上波の通常放送向けに制作されたものを持ってきてるわけで、ネット配信事業の中でコンテンツを制作した例はごく限られている。

 かつては、IPTVが従来型の放送を置き換えるようなことを言われた時期もあったが、そんなのは夢のまた夢。IPで送ろうが電波で送ろうが、ユーザにしてみれば放送は放送で変わりがなく、IPTVを選択しなければならない理由は何一つ無い。
 地上波放送がビジネスとして成立しているなら、IPTVがそれを置き換えることなどできはしない。逆に地上波放送がダメになるなら、IPTVもダメになるしかない。
 地上波放送局に対しては、IPTVはそのサービスの一つとして取り込まれるのが妥当なところだろう。今回の黒字化の姿は、まさにこの妥当な形だと思う。

2010年3月26日 (金)

日経新聞の有料電子版サービスに足りないもの

 日本経済新聞が電子版を有料で提供するサービスを開始した。質の良い情報の入手には対価となる費用を払うべきだということについてはそのとおりだと思うし、紙での購読と同じ水準の価格設定についても、それほど無理はないと思う。

 自分自身が紙の新聞をやめて電子版に移行するかというと、家族も読んでいることや、パソコンのディスプレイで見るのは実際の紙で見るのに比べると一覧性に劣ることなどがあるので、あまり移行する気にはなれない。
 単身生活をしていたら、紙が邪魔になるので電子版にするかもしれないが、これはかなり消極的な理由であって、電子版をあえて選ぼうという積極的な理由が無いところが弱点だろう。

 新聞記事を読むとき、刹那的な関心ではなく情報として消化したい場合には、昔であれば複数の新聞を読み比べて情報の確度を上げたりしていたが、今であればWeb上で関連記事や記事の内容に至る過去の経緯、背景となる情報を調べ上げることになる。こういった関連情報の調べ方の上手、下手が情報収集能力の差になるのだが、今の新聞の電子化は、こういったところまでサポートしてくれない。従来の紙面をパソコンのディスプレイで表示できるようにしただけでは、ネットワークの価値を活かしていない。どうせ電子化するのなら、ここまで踏み込んでもらいたい。

 新聞社などのニュースサイトでも、Googleで一度検索をかけるだけで間違いだと分かるような記事が掲載されることが珍しくない。電子化をやりたいのなら、まずそういったところから正すべきかもしれない。

 今のレベルの新聞の電子化では、どうしても必要と思わせるものがない。できることはまだ多くあるのだから、休まずに機能向上を続けていって欲しい。

ひかりTVのチャンネル打ち切り騒動をもう少し考えてみる

 ひかりTVのチャンネル打ち切り騒動は、さすがに4月が目前に迫ってきたのでこれ以上の動きは無さそうだが、遊ぶネタになりそうな資料を思い出したので、もう少し考えてみる。

 以前の記事で引き合いに出した、多チャンネル放送の実態調査の報告書。国内のケーブルテレビやスカパー!、IPTVなどの多チャンネル放送サービスについて、加入者数や収支、チャンネル単価などを、チャンネル供給側にアンケートをとった結果がまとめられている。

 以前の記事では、ひかりTVの加入者数を考えるのに参考になりそうなところだけ見ていたのだが、今回の打ち切り騒動であらためて見てみると、チャンネル単価など他にも面白い情報が読み取れる。

 資料の61ページあたりからIPTVの料金のデータがあるのだが、ベーシックサービスに含まれているチャンネルの単価は、IPTVは他のサービスに比べて低めになっている。また、価格決定に影響する要因では、「プラットフォームの判断」というのが、他のサービスよりもはるかに大きくなっている。これは、IPTVサービス事業者側の都合で、チャンネルの買い取り価格がケーブルテレビなどに比べて低く抑えられていると考えられる。
 将来性の大きいIPTVなんだから、サービスの立ち上げ時期は協力しろとかなんとか迫ったのだろうか。

 この資料ではIPTVはひかりTV限定ではないのだが、シェアとしてはひかりTVが最大なので、読み取れることはひかりTVにあてはまると考えていいだろう。

 2009年3月の時点でのアンケートに基づいているので現時点でどうなっているかは分からないのだが、全体の傾向が変わっていないのであれば、今回のひかりTVの騒ぎは、すでに低く抑えられていたチャンネル単価を「ひかりTVの判断」ってやつでさらに値下げさせようとしたことに対してチャンネル供給側が拒絶をしたという構図で、身勝手なのはひかりTVの方。

 他のデータを見ると、チャンネル供給側もたいして儲かっているようには見えないのだから、ひかりTVがチャンネル供給側に大幅なディスカウントをしてもらわないと事業として成り立たないとするなら、そもそもビジネスとして成立しないんじゃないかと思ってしまう。

 次のNTT社長会見は5月か。前後してNTTぷららの親会社であるNTTコミュニケーションズも投資家向けの説明会をするだろう。どんな内容になるのか、今から楽しみだ。それまでせいぜい妄想して遊ばせてもらうことにしよう

2010年3月25日 (木)

山手線のWiMAXケーブル脱落事故の原因は素人以下の工事だった

 山手線でWiMAXケーブルの脱落によって大規模な運行障害が起きた件、昨日の記事では「WiMAXのアンテナの持ち主を調査中」とか書かれていて、

 おまえんとこは持ち主不明のアンテナ設置させてんのかよwww

 とか、

 持ち主がUQ以外のWiMAXってなんだよ、
 野良WiMAXとかあんのか?www

 とか笑わせてもらったのだが、今日の記事ではケーブル脱落の原因になった留め具の写真が流れている

 これ見て、コーヒー噴いたwww

 前日の記事では留め具の間違いとかまでは出ていて、何か特殊な器具かと思っていたのだが、これってフツーにホームセンターなどで売られているただの白インシュロック。

 インシュロックは特定メーカーのブランド名で、一般名称は結束バンドなのだが、屋外用の耐候性のある製品は黒色である。これは、紫外線を表面で吸収させて樹脂が劣化しないようにするためのカーボンブラックが混ぜられていて、カーボンブラックの色で黒になってしまうから。屋外で使うケーブル類の外被に黒が多いのも同様の理由だったりする。 屋内用の白インシュロックを屋外で使うと、1年程度で劣化してもろくなり、触らなくても割れて切れてしまう。

 この程度のことは、少しでも関心があれば素人でも分かってることなのに、専門にしてる工事業者が間違うのかよ。工事業者いい加減すぎ。

2010年3月23日 (火)

花粉症に麦茶は効く?

 このあたりは山が近いので、この一週間くらいは花粉の飛散状況が「多い」か「非常に多い」となっている。それでも、時々目が痒くなったり、くしゃみが出たりはするが、例年に比べるとはるかに症状は軽い。

 いつもと違うこととして、トマトジュースを飲み続けていることのほかに、もうひとつあることを思い出した。毎日会社に麦茶を持って行っているのだが、1年くらい前に麦茶をパックから丸粒のものに変えたのだった。花粉に効く「なんとか茶」というのがあるのだから、麦茶も何か効果があるのではないかと思う。これも要観察だな。

 だが、会社に行って他の人の話を聞いてみると、例年重い症状の出る人でも、今年は非常に軽い人が少なからずいるようにも思われる。逆のケースもあるみたいで、よくわからない。

 まぁ、あまり期待しない方がいいってことか。

2010年3月22日 (月)

VARDIAがREGZAのレグザリンクからの録画予約でフリーズ

 REGZAの番組表からHDMI接続を介してVARDIAに録画予約をすることができるのだが、VARDIAの電源が落ちていると、予約の完了に時間がかかる。

 この動作には以前から何となく危なっかしさを感じていたのだが、予約処理中にVARDIA側がフリーズするトラブルが発生した。REGZA側が予約設定中の表示のまま復帰しなくなったのだが、VARDIA側もまったく操作を受け付けなくなってしまった。忙しかったせいもあって、そのまま何日か放っておいてから強制リセットしたところ、当然のごとくに他の録画予約も実行されていなかった。

 VARDIAをリセットしたところでテストのためにREGZAから録画予約してみたところ、またしても予約動作が完了しない。今度はVARDIAがフリーズすることはなかったが、予約機能が使えないことは同じ。
 続けてREGZA側でレグザリンク対応機器を再スキャンさせてみたところ、予約動作が正常にできるようになった。

 コンピューターに何十年も関わってきた古い人間としては、Linuxという汎用OSを搭載したコンピューターだと思えば、こういったトラブルも無理ないよな、と思ったりもする。しかし、家電品と見れば、製品としては不良品に違いあるまい。

 フリーズの可能性があるのなら、強制的に復帰させる手段を組み込んでおくべきだろう。設計に多少の工夫は要るものの、それほど難しいことではない。そろそろ、そういった対策をきちんとしておく時期ではないだろうか。

2010年3月19日 (金)

花粉症とトマトジュース

 30年来の花粉症で、花粉の飛散量が平年よりも少ないと言われる年でも、耳鼻科に通院してあらかじめ対策していても、仕事で役立たずになるくらいの症状が出るのだが、今年は花粉症の症状がいつもよりはるかに軽い。

 まだ寒いせいかと思っていたが、花粉友に会うといつもどおりに悪化しているので、どうも何かが違うような気がする。
 服用している薬は5年以上前から同じだし、今年はお茶とか乳酸菌とか特別な対策はしてないし、いったい何が変わったんだっけ・・・・・

・・・・・あ、トマトジュース

 そう、1年くらい前から、トマトジュースと安物の焼酎でブラッディーマリーもどきを飲み続けているのだ。酒好きなもので、それこそ毎日欠かさず飲んでいる。1日あたり、トマトジュースで400ccくらいか。スパイスはもちろんハバネロパウダー。

 もともと何かの番組でトマトダイエットとかいうのをやっていたのをマネして、ダイエット目的で始めたのだが、そっちの効果はまるで無し。体重減への期待は3ヶ月くらいで失せたのだが、口当たりが良くて安くて飽きも来ないので、ずっと飲み続けている。実際、なかなかイケルのだ。

 本当にトマトジュースが効いているのかどうかは、もう2,3年様子を見ないと分からない。だいたい何とか茶とか乳酸菌とかも、いつもは花粉症シーズンの2,3ヶ月前から始めていたので、トマトジュースみたいに一年中飲んだことは無かったのだから、トマトジュースだけが効果があるとは言えないだろう。

 とはいえ、他のものに比べて、トマトジュースなら無理せず続けられるのがいい。いくらでも飲めるぞ。ひょっとしたら焼酎と混ぜない方が効果があるのかもと思ったが、うまくいっているのを変えて花粉症が悪化するのもつまらないじゃないか。実験結果がまとまるまで、レシピはそのままでいくとしようや。

乾杯!

酔ってないよ~

ひかりTVがさらにチャンネル打ち切りを拡大

 ここのところ騒がしいひかりTVだが、今度はスポーツ系のチャンネルの打ち切りが発表されている。

 4月からの打ち切りを3月下旬になってから発表するなんて、ずいぶん大胆なことをするもんだ。打ち切りになったチャンネルを目当てに契約したばかりのユーザだっているだろうに。

 ローカルなケーブルテレビならともかく、NTTの名前を冠する会社がここまで無茶なことをするとは。内部事情をあれこれ勝手に妄想してみると面白いのだが、ちょっと前の記事にも書いているので、重ねることはしない。
 5月か6月くらいには投資家向けの説明会などで情報が出てくるだろうから、それを楽しみにする。

生毛工房

 羽毛布団のメーカーで、「生毛工房」と書いて「うもうこうぼう」と読ませたいらしい

 よく行く有楽町ビックカメラの中に店舗があるので、よく目にするのだが・・・

・・・何度見ても「なまげこうぼう」と頭に浮かぶ。でもって連想で、オヤジのすね毛とか胸毛のイメージが浮かんできて、不気味に感じてしまうのだ。

 感じ方は人それぞれだろうが、「生毛」と書かれたときに、獣の毛ではなく鳥の羽を思い出す人の方が多いのだろうか。

 自分が獣の縮れた剛毛を思い浮かべるのは最初に「なまげ」と読んでしまったせいだが、そのイメージがあまりにも強烈だったので、「うもう」であることを知った後も、ビックカメラに行って「生毛工房」の字を目にするたびに、「おやじのなまげ」しか頭に浮かばない。続いて「カツラ」、「羊毛布団」ときて、最後に「羽毛布団」だ。「うもう」であることを知ってるのに。

 ビックカメラで「生毛工房」の字を目にしたときに、うっかり「なまげこうぼう」と口に出して読んでしまいそうで、それを周りの人に聞かれたらどうしようかと意味もなく不安になる。

ここまで読んだ人は、もう「なまげ」が頭にこびりついていることだろう。
有楽町ビックカメラに行ったら、勇気を出して大きな声で叫ぼう!

なまげ なまげ なま なま なまげ~ ξ

2010年3月18日 (木)

洗濯機の調子が悪い

 7年くらい前に買った東芝の洗濯機の調子が悪くなり、メーカーのサポートに修理依頼をした。

 脱水時に洗濯物の偏りで異常振動が起きないようにするために、振動の大きさをセンサーで検出していて、振動が大きい場合には注水をしたうえで少し攪拌することで偏りを修正しようとする。

 この振動を検出するセンサーの具合が悪いようで、脱水モードになったところで、何度も注水を繰り返すようになり、なかなか洗濯が終わらない。

 この洗濯機の例のように、最近の電器製品には多数のセンサーが搭載されていて高機能化されているわけだが、部品点数が増えればそれだけ故障する可能性が高くなる。

 似た例では、ウチにあるHDDレコーダーのVARDIAのDVDトレイが、1年ちょっとくらいの間隔で閉めても勝手に開いてしまう症状が出るのだが、これもセンサーの異常を疑っている。DVDディスクがちゃんと入っていない場合と同じ動作をするのだが、ブロワー(自転車の空気入れ)で強烈に風を吹き込んでやると症状が治まるので、ディスクの検出を光センサーでやっていて、そこにホコリが付きやすいのではないかと疑っている。

 洗濯機にしてもHDDレコーダーにしても、動作シーケンスのうえではセンサーを無くすことはできないのだが、センサー以外の個々の機能は問題ないのに、センサーの異常だけで使用できなくなるのは、なんとなく納得がいかない。

2010年3月17日 (水)

ひかりTVが番組供給会社に値下げ要求

 2ちゃんねるの書き込みで知ったのだが、3/16日の日本経済新聞の13面に、ひかりTVが番組供給会社に対して大幅値下げを要求したとの記事が出ている。

 しばらく前に、ひかりTVからディスカバリーやアニマルプラネットなどの比較的人気がありそうなチャンネルの打ち切りが発表されて、2ちゃんねるの関連スレッドで打ち切りの理由が議論のネタになっていたのだが、この記事によると値下げ交渉で番組供給側に契約拒否されたということになる。

 他の有線放送事業者よりも高い契約料を他事業者なみにしようとしているのか、他事業者よりも安くさせようとしているのかまでは分からないのだが、記事では他社より安くしろと言っているように読める。

 番組の値段のことは置いておくとして、ひかりTVがビジネスとしてうまくいっていないであろうことは分かる。
 現在80万くらいあるであろう契約総数のうち、放送サービス契約者の割合がどのくらいあるか分からないのだが、半分程度であっても、CATV事業者の一種と考えれば、むしろ大きい方の事業者だろう。やはり利幅は相当薄いのだろう。
 さらに、損益分岐点とされていた100万にもう一息という80万契約者数まで到達していながら、このような値下げを迫るということは、契約者数の伸びが本当に止まってしまっていて、損益分岐点を超えることが困難になってしまっていることを意味する。

 ちょうど年度末の決算期でもあるし、今の会員数で無理矢理にでも黒字化発表するために値下げを迫ったようにも思える。

 4thMEDIAとしてサービスが始まったときから予想してきたことなので意外でもなんでもないのだが、事業的には、やっぱ失敗だったんだろうな。

2010年3月16日 (火)

政策による光ファイバ100%普及率は時代遅れの公共事業の発想

 総務省による光ファイバインフラのNTTからの分離の情報ソースは、いまだ未確認。

 そもそも、光ファイバがこれだけ普及している状況で、採算のとれる利用方法をきちんと検証しないままで、とにかく全家庭に光ファイバを敷設しちまえ、なんていうのは、自動車の走らない高速道路を税金で造り続けた無駄遣いと何ら変わりない。

 差し止めていた道路建設の再開に動くような気配もあったりして、結局は民主党も需要の無いものを税金で無理矢理整備するような経済対策しかできないということか。

 光ファイバさえ整備すれば新しい産業が興ると考えるのは、何とも幼稚な考え方だ。光ファイバの普及が遅れている米国で、新しいネットワークサービスが次々と生まれているのはなぜか。光ファイバのインフラ規模が世界でもトップにある日本で、それを利用したアプリケーションサービスが皆無に等しいのはなぜか。インフラ整備の前にやるべきことがあるだろうに。
 面倒なことは棚上げしておいて、ニュースの見出しで目立つことだけ考えてるとしか思えない。

 NTTに対してやるべきことは光ファイバの分離などではなく、群小のベンチャーも含めて他社がネットワークアプリケーションを提供しやすい形で光ファイバサービスを開放させることだ。通信事業者間でのインフラの切り売りみたいな低レベルで非効率なことはすべきではない。

総務省がNTTから光ファイバインフラの分離を検討とか

 情報のセカンドソースが無いので本当かどうか分からないのだが、読売新聞がNTTから光ファイバインフラを別会社として切り出す検討を始めたと報じている

 NTTグループが大きな収益を上げているのはドコモの存在によるところが大きくて、NTT東西のFTTHは、それぞれの収益を見れば、まだ順調に立ち上がっているとは言い難い状況であることが分かる。こんな状態で切り離せば、ただ赤字会社が増えるというだけでなく、インフラ維持のために莫大な税金を投入する羽目になるだけだ。

 仮に分離して他社に貸し出すとしても、それによって日本のネットワークが複数社に分割されてしまったら、ネットワークの通信効率が低下してしまう。すぐ近所の家と通信するのにも、数百キロ離れた相互接続点まで行ってから折り返してこないといけないという非効率性が固定化してしまうことになる。不便この上ない。

 英国方式を参考にするとかいうハナシも聞こえてくるが、ブロードバンド整備と言うことでは、すでに誰もが認めているあんな失敗例を持ち出すなどは、日本を敵視しているどこぞの国の陰謀なんじゃないかと思いたくもなる。

 どうせやるなら、光ファイバのアクセス網の部分なんかじゃなくて、IPネットワークとアプリケーションサービスの間に境界を設定して、IPネットワークを別会社にするべきだ。
 そうすることによって、インフラであるIPネットワークの通信の効率を阻害することなく、本来の付加価値となるアプリのレベルで競争することができる・・・って、それNTT東西のNGNだ。

2010年3月13日 (土)

火災警報器を設置した

 このあたりでは、4月1日から住宅用火災警報器の設置が義務になる。罰則も立ち入り検査も無いので、つけなくてもどうということはないのだが、ものは試しという感じで購入して設置してみた。

 購入したのは、Panasonic製品。薄型はかなり高くなるので、通常タイプの SH28455K / SH28155Kというやつ。キッチンは熱検知タイプで、他はけむり検知。狭い家なので、無線による連動も無い基本型。

 設置は簡単。天井裏にある桟の位置を確認して、木ねじ2本で固定するだけ。
 桟の確認は、針を刺して確認する工具を愛用している。こんなのだが、1本買っておくと何かと便利。電子タイプも買ってみたのだが、石膏ボードではほとんど役に立たなかった。

 実際に設置してみると、警報器の厚みはたいして気にならない。薄型にこだわるまでもないだろう。むしろ引きヒモの方が気になる。
 操作用の引きヒモがついているのだが、これは手の届くギリギリの長さまで短縮してみたものの、かなり目障りだったので結局外してしまった。どうせ滅多に操作するものでもないだろうし。
 引きヒモを外しても、警報器が視界にはいるとやはり目障りなので、テレビの上とか視線の集まりやすい方向は避けている。

 動作確認で鳴らしてみたが、高音の警報音がよく響く。「火事です」のアナウンス音声も流れる。話し方に緊迫感が無くて笑ってしまったのだが、本番でパニックをあおるのもマズイだろうから、むしろ冷静な声の方がいいのかも。

 条例にしたがって、キッチンと全居室、階段で合計7個設置。電動ドライバを持ち出すまでもないと甘く見ていたのだが、木ねじの頭が+と-兼用タイプのせいかすべりやすかったので、余計に力を入れなければならず、腕が痛くなってしまった。

2010年3月10日 (水)

「選択と集中」は家電には通用しない

 企業活動について「選択と集中」という言葉が流行ったのは何年前のことだろうか。

 利幅の大きい得意分野に事業を集中し、不得意分野を切り捨てることで事業効率を向上させる、みたいなことなのだが、無能な経営者のやみくもな事業整理の言い訳に使われることもある。

 その典型的な例が、韓国や中国のメーカーに敗北しつつある家電分野だ。テレビのようなAV機器や冷蔵庫などの家事用の電器製品では、ユーザの生活をどのように作り出せるかのビジョンを提供できることが重要になる。そのため、ユーザの生活で重要となるポイントをできるだけ多く押さえておくことが必要だ。利幅が薄いからといって放棄していたのでは、ジリ貧にならざるを得ない。

 家電事業において「選択と集中」の対象となるのは、個別の製品ではなく家電事業そのものだ。
 中途半端にやっていたのでは存続は望めないが、生活から日本メーカーの名前が消えるのは寂しい。なんとか頑張ってもらいたいのだが、いまひとつ覚悟が感じられない。

FTTHの分岐単位の貸し出し・共用は本当に可能か?

 NTTと競合する通信事業者が、PON方式のFTTHの分岐単位での貸し出しを要求していたのは、もう2年くらい前になるか。NTTとしては、共用するとサービスを提供する上で不都合が多いとして拒否していたのだが、これについて、競合事業者の側から、検証してみたところ実現可能であるとの結果が得られたという発表があった。

 内容を見てみると、加入者単位での帯域制御ができることを確認したにすぎない。だが、その程度のことは、実証実験をするまでもなく分かっていたことであって、何ら新しい情報を提供できていないのだ。

 PONサービスの共用で問題となるのは、異なる事業者の利用者間で通信帯域を「公平」に分け合うことができるかということ。IP電話や映像配信サービスのような有料の帯域保証型のサービスなら、なんとか分配ルールを決めることは可能だろうが、一般のインターネットアクセスのようなベストエフォート通信については、簡単な解決がない。どうしても使った者勝ちになりがちで、ヘビーユーザのために一般ユーザが割りを食うことが起きやすい。通信事業者をまたがって、こういったトラブルが起きると、利用者は納得できないだろう。

 帯域保証のできるNGNであっても、ユーザにとって本当に重要なのはベストエフォートクラスの通信だ。それをうまく扱えることを示せないのでは、検証をしたと言ってもほとんど意味はない。もうちょっとユーザのことを考えてものを言ったらどうだ。

2010年3月 9日 (火)

Google カナ漢変換で考えたインターネットの劣化

 言うまでもなく、ネットワーク自体の劣化ではなく、インターネット上に流れる情報品質の劣化の話。

 Googleからカナ漢字変換が提供されるという話があったのは、もう何ヶ月も前になるが、そのときにも、Web検索で出てくるテキスト情報をもとに辞書が作られたりしたら、誤用があっという間に定着するんじゃないかと思った。

 Webが流行し本格的な検索サービスが現れ始めたころ、日本語や英語の文章表現の適切さを確認する手段として利用するようになったのだが、最近のGoogle検索なんかだと、どうも精度の良い確認ができなくなりつつある。文節や文章での検索がうまくいかないのだ。そんなことがあって、次第に辞書代わりに使うことはなくなりつつあったのだが。

 で、先日、年配の人が後ろ手に組んで歩いている様子を文章にしようとして、「後ろ手に組む」のか「後ろ手を組む」のかが気になったので、Googleで検索してみた。
 人によってはここですでにピンとくるかもしれないが、「後ろ手に組む」の方は、検索結果のほとんどがアダルトな内容になったので、驚いてしまった。こういったところは、インターネットが衆愚化しつつあることの表れではないかと思った次第。

 振り返ってみると、一般のWebサイトからブログ、SNS、Twitterとメディアの流行が移り変わるに従い、読み応えのある情報がどんどん少なくなってきているように思う。価値ある情報が、雑多な情報の洪水に埋もれているだけなのかもしれないが、むしろ、価値ある情報を持っている人が、埋もれてしまうことに嫌気を感じて情報を発信しなくなったりしてはいないだろうか。

 こんな適当なブログを書いていることを棚に上げておいて申し訳ないのだが、有用な情報が正当に評価されるような仕組みが必要だと思う。

2010年3月 7日 (日)

今年もe-Taxした

 確定申告の電子手続きである e-Tax も今年で3年目。事前に必要な資料を集めておけば、曜日に関係なく、自宅にいて1時間足らずで済んでしまうのは便利だと思う。

 とはいうものの、なかなか分かりづらいのも確か。なにせ、1年に1度、しかも1時間程度しか使わないのだから、やろうと思ったときにはほとんど忘れている。

 去年から e-TaxのWebページ上の入力だけで済んでしまう様になったが、2年前には、専用のツールをインストールしていたように思う。本当にそれが必要だったのかどうかは記憶にない。とにかく、e-TaxソフトというのがWindowsPCに残っていて、ファイルの日付を見ると2008年の申告時に入れたみたいなのだが、もはや使った記憶も定かではない。e-TaxのWebページにもはっきりとした説明が無いので、よくわからない。

 今回の申告手続きをしていて、電子証明書の有効期限が来年の1月であることに気がついた。来年の申告をするためには、証明書を更新する必要があり、市役所まで出向いて手続きをしてこなければならない。確定申告期間の真ん中あたりで更新してくれば、足かけ4年使えることになるので、ちょっと有利だと思うのだが、そううまくいくだろうか。ともあれ実際の手続きは1年後。きっと忘れてるんだろうな。

追記:
 市役所のWebで確認したら、電子証明書の更新(というより再発行)には、郵便での本人確認が行われるため、2回出頭しなければならないとのこと。会社勤めでは、仕事の都合が合わないと1週間以上かかることもあるだろう。注意しておかないと、面倒なことになりそうだ。
 郵便による本人確認は、他の公的な手続きでも使われている標準的な方法ではある。しかし、ちょっと前に新聞記事になったことがあったが、郵便の住所変更手続きで本人確認がずさんなために、容易にごまかすことができる。このあたりの運用は、少しは改善されたのだろうか。

2010年3月 5日 (金)

花粉症、眠いのは春だからか、それとも薬のせいか

 もう毎年のことだが、花粉症の薬をもらいに耳鼻科に通っている。

 抗アレルギー薬としてアレグラを処方してもらっているが、「眠くなりませんか」、「いいえ」といういつもの会話を交わして、5分で診察が終わる。

 正直言って眠くはなるのだが、春は薬を飲まなくても眠いので、薬の影響なんだかわかりゃしない。まぁ、薬で眠いときは歩きながらでも眠りそうになるので、影響はないのかもしれない。とはいえ、薬を替えたら眠くならないんじゃないかというかすかな期待もある。ちょっと試してみようか。

2010年3月 3日 (水)

BeeTVって、失敗してないか?

 この記事によると、ドコモの携帯電話向けに展開されているBeeTVサービスの会員数は、1月末時点で90万強らしい。

 あれ? たしか去年の5月から始まったサービスで、ものすごいスタートダッシュで夏頃には70万になってたんじゃなかったっけ、と思って調べてみた。

 Wikiには数字がまとめられているが、会員数の伸びはどう見ても失速しつつある。
 自分自身はauを使っているのでドコモの事情は見てないのだが、最初のスタートダッシュは、どうせ機種変更でBeeTVをつければ割引をするとかいったキャンペーンをしたのだろう。
 毎月100万台以上の携帯電話を売ってるのだから、最初の1ヶ月で30万の契約者を獲得したのも、驚くことではない。これを絶好調などと呼ぶのは、実に浅はかな見方で、当時このような記事を見たときも、何も考えずに適当なこと書いて恥ずかしくないのかと思ったものだった。

 BeeTVの損益分岐点は150万契約らしいので、そのはるか手前で足踏みしかかっていることになる。どうなることやら。定額料金なので、会員数が増えなければ収入は伸びない。したがって、コンテンツを増やしても、会員が増えなければ赤字ばかりが膨らむことになるので、安易にコンテンツの量を増やすこともできない。
 猛烈に人気のあるコンテンツを用意するか、ドコモの資本力で強力なキャンペーンを続けるかのどちらかしかないのだが・・・傷口を拡げる前に手仕舞いした方がいいんじゃないだろうか。

2010年3月 2日 (火)

3D映画のアバターはそんなにすごかったか?

 3D映画に関する記事。「文句」をいうなら,アバターを見てから、だと。

 こうゆう言い方をする手合いが出てくるので、わざわざ見に行って感想を書いたりしてるのだが。
 まぁ、実際に見てみることはいいことだと思う。実際に何本か見てみれば、映画に3Dが必要かどうか、自分の頭で考えられるようになるだろう。

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