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2010年3月10日 (水)

FTTHの分岐単位の貸し出し・共用は本当に可能か?

 NTTと競合する通信事業者が、PON方式のFTTHの分岐単位での貸し出しを要求していたのは、もう2年くらい前になるか。NTTとしては、共用するとサービスを提供する上で不都合が多いとして拒否していたのだが、これについて、競合事業者の側から、検証してみたところ実現可能であるとの結果が得られたという発表があった。

 内容を見てみると、加入者単位での帯域制御ができることを確認したにすぎない。だが、その程度のことは、実証実験をするまでもなく分かっていたことであって、何ら新しい情報を提供できていないのだ。

 PONサービスの共用で問題となるのは、異なる事業者の利用者間で通信帯域を「公平」に分け合うことができるかということ。IP電話や映像配信サービスのような有料の帯域保証型のサービスなら、なんとか分配ルールを決めることは可能だろうが、一般のインターネットアクセスのようなベストエフォート通信については、簡単な解決がない。どうしても使った者勝ちになりがちで、ヘビーユーザのために一般ユーザが割りを食うことが起きやすい。通信事業者をまたがって、こういったトラブルが起きると、利用者は納得できないだろう。

 帯域保証のできるNGNであっても、ユーザにとって本当に重要なのはベストエフォートクラスの通信だ。それをうまく扱えることを示せないのでは、検証をしたと言ってもほとんど意味はない。もうちょっとユーザのことを考えてものを言ったらどうだ。

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