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2009年10月12日 (月)

テレビの“高画質”はどこまで必要か?

 テレビの画質では、コントラスト比だとか色再現域などで製品が優れていることを強調するカタログが多いのだが、それが本当に意味のあることかと疑問を感じることが多い。

 疑問を抱くそもそものきっかけは、7,8年くらいも前にアナログ放送用のブラウン管テレビを買ったときにさかのぼる。地デジへの移行が見えていた時期でもあったので、つなぎでいいやってなもんで、安さ優先で選んだ。購入したテレビは、店頭で見たときには赤みがきつくてくどい絵だと思ったのだが、自宅で設置してみるとまったく気にならなかった。

 結局のところ、店頭で横に並べて比較すると映像の違いは感じるのだが、絶対的に善し悪しが分かっているわけではないし、人間の目の適応力も大きいので、ちょっとくらいの違いなら、すぐに分からなくなってしまうのだろう。

 フリッカーが出たりとか、階調表示で疑似エッジが出たりとかいったレベルはともかくとして、ある程度のレベルをクリアできれば製品としては十分で、現行の製品のほとんどはそのレベルに達しているように思う。であるからにして、わざわざカタログで画質のスペックを確認しなくてもいいのだ。
 な~んてなことを常々思っているのだが、あらためて考えてみれば販売台数の多いボリュームゾーンってのはそんな細かいスペックで売れてるわけないわな。そう考えると、「テレビの本質は画質である」などと言うのは少々的はずれであって、何か他のことを見いださないといけないのだろう。それがWidgetsかというと、あれは何か違うと思うぞ。

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