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2009年10月

2009年10月30日 (金)

空気清浄機のウイルス対策機能の有効性

 10月30日付けの朝日新聞東京版の朝刊に、「空気清浄機 インフルに有効?  過大な効果 期待は禁物」という記事が掲載されていた。「もっと知りたい」というコーナーで、いろいろなテーマを掘り下げていて面白いのだが、最近のエコナの件もあったので、ちょっと考えてしまった。

 記事の内容は、ウイルスに対して効果が無いとは言えないが、実際の利用状況で感染の抑制を期待することはできないだろうというような話になっている。国立感染症研究所と空気清浄機メーカーの双方の見解も並記されていて、よくまとまっていると思った。

 大口の広告出稿者であろう電機メーカーの製品に対して、このような記事を掲載した朝日新聞は、大いに評価したい。
 冷静にこの記事を読めば、余分な金を払ってまで買う機能ではないことは明らかなのだが、それに対してウイルス抑制機能付きの高価な機種が多く売れている状況をどう考えればいいのだろうか。

 メーカーの広告・宣伝は、通常の使用状況での効果をうたったものではないので違法にはならない。それをきちんと理解せずに買ってしまうユーザが愚かと言えなくもないのだが、そう片付けていいのだろうか。全体の構図は、新型インフルエンザの不安を煽っておいて怪しげな製品を売りつけていると見えなくもない。こんな状態を放置していることに対して、消費者庁は何もしなくていいというのだろうか。

2009年10月28日 (水)

WiMAXでもカーナビはシンクライアントになったりしない

 適当なホラを吹いてるだけなのだろうから目くじらを立てるまでもないのだが、とりあえず脊髄反射で。

 こちらの記事によるとUQコミュニケーションズの社長が、カーナビにWiMAXを搭載することで、カーナビがシンクライアントになると言ったそうだ。シンクライアントということなので、サーバ側でほとんどの処理をして、車載機器の方では表示のみということ。それほどまでにWiMAXの通信が高速だと言いたいのだろうが・・・ほんとにそんなことを言っても大丈夫かよ?

 WiMAXのだいぶ後から出てくるLTEも、無責任なマスメディアの記事では「光ファイバ並み」とか書かれることが多いのだが、最大手のNTTドコモも含めて世界のどこの通信事業者も絶対にそんなことは言わない。そう簡単に通信帯域を増やすことができないことは、通信事業者自身がいちばん知っているからだ。

 なのにUQコミュニケーションズのこの発言は・・・きっと彼らは責任のある通信事業者じゃないのだろうよ。

 カーナビのシンクライアント化が困難であることは、最悪の状況を考えてみればすぐに分かる。
 高速道路などで渋滞しているとき、一つの基地局のセルには1000台くらいの自動車が入る。カーナビの普及率は50%近いので、500台のくらいのカーナビ端末が基地局のセル内にある。すべてのカーナビが通信帯域を共有するなら、アナログモデムほども帯域を使えないだろう。こんな状態で画像表示の多いカーナビの処理をシンクライアント化したら、使いものにならないことは明らかだ。

 UQ WiMAXを使う人がほとんどいなければ、カーナビのシンクライアント化も可能だろう。その場合、UQコミュニケーションズ自体が破綻せざるを得ない。そう考えると、この記事の内容は実に皮肉で面白いと思うのだがどうだろうか。

フレッツ光ネクストの日立製ルータの次期CPU

 フレッツ光ネクストの住電製ルータの次期CPUについては、以前に書いたが、今度は日立製ルータの情報。

 Mindspeed Technology の発表資料によると、日立がNTTのFTTHサービス向けのルータの次期CPUとして、同社のComcertoファミリーを採用したとのこと。説明からすると、ARM11のデュアルコアを搭載した製品のようだ。

 ARM11のデュアルコアであるというだけでなく、メディアプロセッサ的な機能まで含んでいるところも住電で採用されるCPUと共通しており、CPUIのブロック図を見ていると、ルータにどんな機能が搭載されるのか興味がわく。

訂正:こっちの「メディア」はIPパケットのことだった。ってことは、住電の方のグラフィックスエンジンとかは、たまたま入ってただけってことか。残念。

2009年10月22日 (木)

エコナ騒動で感じた社民党とマスコミのレベルの低さ

 花王のエコナの回収に続く特保の取り消し騒ぎについては、あちこちでまとめられている。個人的には、こことかここがとても参考になると思った。

 今回のエコナの問題は、危険性の判定されていない成分が不純物として含まれていることが判明したので、危険性が判定できるか、その成分を除去できるまで、製品としての販売を停止するというものであって、エコナの主成分に問題があるということではない。

 これに対して、マスコミはエコナそのものに問題があるような印象を与えるような記事を流して悪者像を作り上げ、消費者庁(というより担当大臣である福島氏)もマスメディアに便乗して悪者をやっつける善玉役を演じようとした。

 大部分のマスコミのダメさ加減は相変わらずだが、発足したばかりの消費者庁も、初っ端から役立たずな組織であることを露呈してしまった。消費者庁の役割としては、単に問題のある製品を市場から排除することだけでなく、商品の売り文句が正しいものであるかどうかを科学的に理解しようとする姿勢を国民に浸透させていくことも重要であると思う。

 今回のエコナに関しては、安全性の判定ができるまで特保の適用を中断するが危険性があると判断したわけではないことを、きちんと周知すべきであったが、実際には感情的でヒステリックな騒ぎを放置してしまっている。これは、担当大臣である福島氏の責任だろう。

 個人的には、選挙の度に衰退していく社民党を残念に思っていたのだが、現在の党首の言動に疑問を抱いてもいた。今回の騒ぎで、このような人物を党首に据えてしまう社民党であるからこその衰退なんだと思ってしまった。

 マスコミは、まだ情報を伝達する機能を保っていて存在意義はあると思っているが、社民党は消滅してもかまわないんじゃないか。

2009年10月21日 (水)

SoftBankの純増数連続一位って・・・

何の脈絡もなくふと思ったんだが・・・小学校低学年がカンニングして全問正解だったりしてるみたいだなぁと。

高学年になってちょっと知恵が働くようになったら、わざと間違いをまぜたりするんだよね。

けど、顕示欲が強すぎて、わざと間違うこともできないとか?

あるいは、小遣いの値上げが取り消されちゃうから、今さら正直ベースにできないとか?

いや、ほんとに意味もなく連想しただけなんだけどね。
わはは。

エアコンの省エネ性能見直しへ:COP値をどう見るか

 朝日新聞の記事。カタログのCOP値と実運用のCOP値との乖離が大きいので、二酸化炭素の排出量削減が期待通りにならないから見直すとのこと。

 なにを今さらという感じ。車の燃費だって、カタログ通りに取る人なんてほとんどいないだろう。ガソリンを燃やして動力を発生する車に対して、エアコンは外気と室内との間で熱をやりとりするので環境の影響が大きく、車の燃費以上に効率が大きく変動する。
 エアコンのカタログCOP値は、比較的条件が良い状態での効率を示すものでしかないのだから、機種間の比較には使えるとしても、二酸化炭素排出量のような絶対的な数値を計算することに使うのは間違っている。

 そうはいうものの、COP値がまったく役に立たないかというと、効率の大まかな目安としては十分役に立つのであり、やめてしまえと言うつもりはない。問題となるのは、COP値から灯油暖房の何倍の効率になるとかいう安易な計算をすること。そのようなまったく違う器具を比較するなら、COPなどは使わずに、あくまで実環境でのそれぞれの効率を直接計測して比較すべきだろう。

韓国版WiMAXの悲惨

 日経エレクトロニクスの10/19号に韓国版WiMAXであるWibroの記事が出ている。曰く、「韓国版WiMAX、最後の賭けに出る」とかで、3年かかって25万しか契約がないそうだ。うまくいってないことは聞いていたが、ここまでひどいとは。

 裏付けをとるために他の記事をあさったら、契約数が30万以下という記事も。この記事中には、WiMAXだけじゃなくIPTVも目標を大幅に割っていることも書かれていて面白い。
 起死回生の策として、従来データ通信のみだったのを音声通話も出来るようにすることが挙げられている。

 音声通話で復活するかどうかは分からないが、データ通信のみのサービスでは、契約数を大幅に拡大するのは難しいということはありそうだ。
 翻って、日本のUQ WiMAXはどうなるだろうか。資本力を活かしてエリア拡大は急なようだが、はたしてユーザ数は十分に獲得できるのだろうか。

 WiMAXも含めて、携帯電話網はLTEであっても通信帯域に余裕があるわけではなく、収益的には大量のデータ通信を行うユーザは良いユーザではない。ヘビーユーザが多ければ、通常の携帯電話のデータ通信プランよりも料金設定を高くしないと、事業として立ちゆかなくなる。UQ WiMAXの料金設定は、とくに高くなっていないのだが、はたしてうまくいくのか興味のあるところだ。

2009年10月20日 (火)

Googleブログ検索のNGワード?

 Google八分というのはあるが、ブログの検索でも、特定の文言で検索対象から外されることがあるようだ。

 このブログは備忘録も兼ねていて、あとから参照したいことがあるとGoogleから検索して情報を掘り返したりしている。話題がコアなこともあって、キーワードによっては検索の上位に出てくる記事も少なくない。それが、先月末から先週くらいまで、Googleの検索でヒットしなくなっていた。

 きっかけは、あるエントリの最後に書いた、「豆腐の角に頭をぶつけてXXXXXXしまえ」のXXXXXXの部分らしい。下品な表現であることは確かだが、誰かを攻撃しているわけでもなく、有害情報というわけでもない。それでも検索対象から外すというのは、なかなか謎な動作だ。
 Googleは私企業ではあるが、検索市場でのシェアの圧倒的な大きさを考えるなら、恣意的な振る舞いは許されないのではないかと思う。とはいうものの、「恣意的でない公平な検索」というのがどうゆうものかはよく分からなかったりするのだが。

2009年10月16日 (金)

PCのCPU換装

 Epson Direct の MR-3300 を使っているのだが、購入時にできるだけ安い構成にしていて、だんだん窮屈になってきたので、あれこれ拡張。

 まず、メモリーが1GBだったのを2GB追加して3GBに。

 続いて、オンボードのG35グラフィックスを LEADTEK PX9500GT に。これだけで、トータルのベンチマークが4割増しくらいに。

 さらに、CPUが Pentium Dual Core E2160 (1.8GHz) だったのを、Quad Core Q9550 (2.83GHz)に。これで、ベンチマークは3倍くらいになった。

ちょっとはまったのが、CPU換装でBIOSアップデートが必要だったこと。

 MR-3300の仕様を検索すると、Q9550が対応CPUに挙がっているので油断してしまったのだが、CPUを交換して電源を入れてみると、BIOS画面すら出ない。
 あれー? なんでだっけ? これって、CPUが壊れてるか、クロックが合ってないかだよなー、対応CPUに入ってるんだけどなー、2万円ドブに捨てたかー?、としばし悩む。

 そういえば、むかしCPUを変えたらマザーのジャンパー変更したっけが、あれってどこ行ったんだっけ? などと正解に近づきながら、なかなか気がつかない。夜遅くなったし、酒も回ってきたので、とりあえず寝る。

 んでもって、一晩寝たら気がついた。かなり昔に、マザーのジャンパーフリー化とかいうことで、BIOSで自己診断して自動設定するようになったので、BIOSが認識しないCPUだと設定ができなくて起動しないわけだ。ウチのMR-3300は初期のモデルで、購入した時点ではQ9550なんて存在しなかったんだから、認識できるわけないよな、などとようやく思い出してエプソンのサイトを見たら新しいBIOSが出ていた。これを入れてめでたく解決。

 それにしても、Z80の頃からリアルタイムでマイコン/パソコンの発展を間近で見てきたのに、ちょっとブランクがあっただけで、すっかり忘れてしまうとは。こうゆうのは、やっぱ一般向けじゃないよな。

2009年10月14日 (水)

今年のつくばフォーラムはめぼしいものなし

 アクセス網の部分は、GE-PONの10Gbps対応があったものの、取り立てて言うほどのものは無し。AOFクロージャとかFASコネクタなどは2年くらい前から展示されていたものなので、基本的には目立った進歩はしていない。AOFクロージャによって、光ファイバの架線状態はメタルの電話線と同じような設置形態になっていることから、技術的には完成に近づいていると思っていたが、まさにそうなのだろう。今後は、細かいところで作業効率を改善していくことになるらしい。

 アクセス網の改良は地道に進んでいくとして、事業的には、光ファイバの敷設が一段落したことで、今後はサービスの拡大に重点を移していくということのようだ。だが、具体的な内容が見えない。フレッツ光ネクストとか、フレッツ・テレビ、ひかりTVをはじめとして、SaaS的なサービスまで、とりあえずサービスの数は増えてきているものの、肝心のネットワークの通信機能をどうユーザに使わせていくかが、まったく示されていない。

 NTTとしてはすべて自分でコントロールしたいのだろうが、通信インタフェースを公開してアプリケーションが自由に開発されるようにした方が、発展が早いだろうに。安全確実な通信を保証することに対して対価を得る、それが通信事業者の王道ってもんだろう。

2009年10月13日 (火)

明日はNTTのつくばフォーラム

 NTTのアクセス網に関する様々な技術が見られる。ほとんど門外漢なので、素人レベルで面白がっているだけなのだが。

 この何年かは、FTTHの架線・宅内配線技術が毎年のように変わってきたのだが、光クロージャなどを見ていると、そろそろ完成の域に近づいているように思われるので、今年はそっち方向の展示は減るのではないかと予想している。
 ま、行ってみてのお楽しみ。

 個人的にはバケット車に乗ってみたいと毎年思っているのだが、さすがにこの歳ではできんわ。

アクトビラのアクティブな会員数は25万?

 先週のCEATECのキーノートスピーチで、アクトビラの社長が講演をしたのだが、こちらの記事によると、会員数の見込みについても言及があったらしい。

 記事中、「月1回以上利用しているユニークユーザー数は25万人」ということだが、「利用している」というのは、アクセスしているだけなのか、有料ビデオの視聴をしているのか。
 アクセスしているだけだとすると商売としてはあまりにも悲惨なので、有料視聴をしていると考えたい。だが、そうだとしてもなおビジネスとして成立するのは程遠いのではないか。

 TSUTAYAやGEOの宅配DVDレンタルの会員数は、現在どちらも80万くらいだそうだ。実店舗の会員数は、それぞれ2,000万くらいか。そういった数字に比べると、アクトビラの25万というのはあまりにも小さい。せいぜい、地方の中規模のレンタルチェーン店くらいか。とても採算はとれていないだろう。最近発表されたライブ配信サービスなどは、少しでも収入の道を増やそうとするあがきではないだろうか。

 記事の末尾には将来の利用者予測のグラフもあるのだが、あまりにも急速な伸びになっていて、本当かよと思ってしまう。
 この伸びを実現するためには、単に対応テレビが増えたというだけでは無理で、何か質的な変化が無いと難しいだろう。その「何か」が見つからなければ、アクトビラは失敗に終わってしまうことになるのだが、それが何なのか皆目見当もつかない。

2009年10月12日 (月)

テレビの“高画質”はどこまで必要か?

 テレビの画質では、コントラスト比だとか色再現域などで製品が優れていることを強調するカタログが多いのだが、それが本当に意味のあることかと疑問を感じることが多い。

 疑問を抱くそもそものきっかけは、7,8年くらいも前にアナログ放送用のブラウン管テレビを買ったときにさかのぼる。地デジへの移行が見えていた時期でもあったので、つなぎでいいやってなもんで、安さ優先で選んだ。購入したテレビは、店頭で見たときには赤みがきつくてくどい絵だと思ったのだが、自宅で設置してみるとまったく気にならなかった。

 結局のところ、店頭で横に並べて比較すると映像の違いは感じるのだが、絶対的に善し悪しが分かっているわけではないし、人間の目の適応力も大きいので、ちょっとくらいの違いなら、すぐに分からなくなってしまうのだろう。

 フリッカーが出たりとか、階調表示で疑似エッジが出たりとかいったレベルはともかくとして、ある程度のレベルをクリアできれば製品としては十分で、現行の製品のほとんどはそのレベルに達しているように思う。であるからにして、わざわざカタログで画質のスペックを確認しなくてもいいのだ。
 な~んてなことを常々思っているのだが、あらためて考えてみれば販売台数の多いボリュームゾーンってのはそんな細かいスペックで売れてるわけないわな。そう考えると、「テレビの本質は画質である」などと言うのは少々的はずれであって、何か他のことを見いださないといけないのだろう。それがWidgetsかというと、あれは何か違うと思うぞ。

2009年10月 8日 (木)

CEATEC : 「直感的な操作」は直感的じゃなかった

 CEATECを見ていて気になったのが、リモコンや手を振り回すことで「直感的に操作ができます」とかいう展示。テレビの展示だけでなく、携帯電話にもあった。

 Wiiのコントローラーからの安易な連想で増殖しているように思われるのが、リモコンに加速度センサーを内蔵しておいて、振ったり傾けたりすることでメニュー操作をするもの。デモを脇から見ていたら、振り方の分からない見学者に説明員が手を添えて一所懸命教えてたりするので、大笑いしてしまった。どこが「直感的」なんだよと。

 ユーザのジェスチャをカメラでとらえて操作させるものもいくつかあったが、これもバカバカしい。テレビの前で盆踊りだのパラパラだのやれと? 自分がやってるところを想像したら無様だとは思わないのだろうか。ちょっと複雑な操作をしようとすると、いろいろな仕草を覚えないといけなくなり、メニュー方式とどっちがいいのか分からなくなる。

 ちょっと前には音声認識で操作するブームがあったが、テレビや洗濯機に話しかけるなんて、製品として魅力的だなどとは微塵も思わない。

 そういった疑問点を突っ込むと、あくまで技術展示だからと逃げる。まぁ、CEATECなんかお祭りなんだから、実際には役立たずであっても面白けりゃいいという考え方もあるのだが、研究・開発にかかったであろう費用のことを思うと、製品としては他にやることがあったんじゃないかと思ってしまうわけで。

2009年10月 7日 (水)

CEATECで3Dテレビを見てきた

 今年のCEATECでは3Dテレビがテレビメーカーの重点になっているとかいうので、確かめねばなるまいってことで、見てきた。

 んで、やっぱ耐えられない。

 最初に見たソニーのは、立ち位置が画面に近いところに固定されていたこともあって、フリッカーがひどくて1分も耐えられなかった。映像酔いの感じで吐きそうになってしまう。画面から離れて視野角が小さくなればましになるのだろうが、そうすると3D感が減少してふつうのテレビになってしまう。
 続いてみたシャープの3Dは、フリッカーはソニーのものより少なかった。とはいえ、画面に近寄って見ていると、気持ち悪くなる。展示では立ち位置が固定されていないので、気持ち悪さは自分で調節できるのだが。
 その後に見た三菱のはプロジェクションテレビで、方式が違うためにフリッカーがまったく無くて落ち着いて見られたのだが、今度は3Dであることの必然性をじっくり考えることになった。

 結局のところ、3Dテレビってのは、3Dの映画と同じで、たまに見るキワモノとしてはいいかもしれないが、日常的に見るほどのものではないと思う。
 3Dを見慣れれれば印象が変わるかと思って、3D映画は機会があれば極力見るようにしているのだが、今のところ必要でないという見方は変わりそうにない。

2009年10月 5日 (月)

CELL REGZA ?

 いくつか報道されているが・・・何をしたいんだか、よく分からない。

 自分の生活の中でテレビをどのように使っているのか、テレビに必要な機能は何なのか、そして将来のテレビのあるべき姿は、といったことをリアリティのある形で考えてみるきっかけとしては、なかなかいい素材だと思う。

2009年10月 4日 (日)

ひかりTVは増えているか?

 一年に何度か行われているNTT持ち株会社の社長会見では、NTTグループの事業に関する情報が出てくるのだが、気になるのはひかりTVの契約者数。そろそろ中間決算の報告が行われる時期でもあるし、最新情報が聞けることだろう。

 前回8月の会見では、昨年度末に勢いよく伸びていたひかりTVの契約者数に不調を来していることを思わせる発言があった。はたして、どこまで回復、あるいは成長していることだろうか。

 これに関連して、最近おもしろい資料が発表されている。多チャンネル放送研究所というところが、多チャンネル放送サービスの市場状況について調査した結果をまとめたものだ。CATVやひかりTVなどの多チャンネル放送サービスに対して個々のチャンネルを提供している業者にアンケートを採った結果に基づいていて、この分野に興味を持っていれば非常におもしろいと思うであろう数字が並んでいる。

 ひかりTVに関しては、IPTVの加入者数予測というのが関係する。アンケートの回答結果を見ると、2012年時点での現実的な予測数値として、75万加入というのが多いのだが、割合としては、さらに低いところが多い結果となっている。これをどう見るのか。

 ひかりTVは、ニュースなどによると今年の4月頃には50万を超えたはず。しかも、50万に至る前の半年ほどは、毎月4万近くの増加があったことになっていて、採算がとれると称している100万契約には、2009年度中に届くかと言うくらいの勢いであった。
 IPTVとしては、これにYahoo!やKDDIなどのサービスが加わるはずで、まともに考えるのなら現時点でも75万に近いところにあるのではないかと思うのだが、2年以上先の2012年度末で75万程度とは、いったいどういうことだろうか(もちろん半分皮肉だが)。

 この調査結果は、各チャンネルを提供している業者(アニマックスとか)が、番組を提供している先のCATVやスカパー!、IPTVなどにどのくらいの売り上げを見込んでいるかというもので、それぞれのサービスのこれまでの加入者数の推移を踏まえたうえでの回答が行われているものと思われる。報告書の全体の印象としても、かなり真面目なものだという感じがある。そうだとすると、ひかりTVの状況も厳しそうだと考えざるを得ないと思うのだが・・・などと考えていると、次回のNTT社長会見が待ち遠しくてしかたなくならないか?
 ひょっとしたら、ひかりTVサービスについてはスルーされるかもしれないが、会見に参加される記者諸氏には、ぜひとも突っ込んでおいてもらいたいところだ。

2009年10月 3日 (土)

無線電源供給って使えるのか?

 コイルの共鳴を利用して、無線で効率よく電源を供給する技術が研究されている。効率の数値だけ見ると、50cmくらいの距離で90%を超える効率も実現されているみたいなので、そこそこ実用になるようだが・・・本当にそうか?

 有線との比較をすると、コスト的には電源ケーブルで接続するだけの有線の方が、コイルやら何やらを用意しないといけない無線よりも安いだろう。1万円とか2万円とかの価格差になるにだろうが、無線であることにそれほどの価値の差があるのか?

 また、電磁波である以上、周囲にある電子機器に影響を及ぼす可能性が高いと思うのだがどうだろうか。近くに電子機器や金属製品を置けないとかなると、使うのが面倒だ。

 心配のネタはいくらでも出てくる。関係する技術者は、そういった制限条件を早めに明確にしておくべきだ。でないと、豆腐のカドに頭をぶつけそこなったアホが、無駄な指示を出しかねないのだから。

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