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2009年9月

2009年9月30日 (水)

ソフトバンクモバイル 大量のデータ通信に帯域制限

 ソフトバンクモバイルが、大量のデータ通信をする契約者に対して帯域制限をするという記事。べつに珍しい内容でもないんだが、携帯電話網がブロードバンドにならないという例として挙げておく。

 記事では、大量のデータ通信をするスマートフォン向けのプランであっても、月に1,000万パケットを超えると、過剰な通信とみなされて帯域制限の対象となるとか。

 1,000万パケットというと多いように聞こえるが、実際にはものすごく少ない。携帯電話の1パケットは120バイト程度なので、たかだか1.2GBにしかならない。DVDの3分の1もダウンロードできないのだ。

 表現を変えよう。ナローバンドの代表のような昔懐かしいISDNだと、携帯電話のパケットに換算して毎秒130パケットの通信ができる。1時間で40万パケットだ。連続して通信するなら、25時間で1,000万パケットを超える。ソフトバンクの規制が発動される1ヶ月分のしきい値は、ナローバンドの1日分の通信量でしかない。これでブロードバンドと言えるのか?

 こんな身近な例を使ってちょっと計算するだけで、携帯電話網がブロードバンドにはほど遠いことがすぐに分かる。事情はLTEになったってたいして変わらない。それなのに、モバイルブロードバンドの時代だから商品企画に入れろ、などというたわけた発言をするヤカラが出てくるのは困りものだ。

フレッツ光ネクストに下り200Mbpsのハイスピードタイプ?

 以前から噂のあったフレッツ光の帯域拡大が、光ネクストの新しいタイプのサービスとして発表されている。

 従来の光ネクストと同じ月額料金で、下り帯域を最大200Mbpsに拡大して、その名も「フレッツ光ネクスト ハイスピードタイプ」と。う~ん、これってユーザにとって何か意味があるのか?

 インターネットへのアクセスは、ISPとの接続部分がボトルネックになるので、アクセス部分の帯域は100Mbpsですら使い切れない。なので、200Mbpsだろうか1Gbpsだろうが変わりはない。NTTの設備としては、電話局に設置された光ファイバの帯域分配をするコントローラのパラメータを変更するだけなので、何も変わるところはない。

 結局のところ、下りの最大帯域が大きくなって名前は変わっただけで、ユーザにしてみれば従来のサービスとほとんど変わらない。
 要は、下りの帯域を拡大してやったんだから、値下げはしないよと言い張ってるというわけだ。まぁ、そもそもはカタログスペックだけでサービスを判断するユーザが愚かなのだが、そんな愚かさにあわせたサービスを出さなくてもいいんじゃないかと思うんだけどねぇ。

 あるいは、フレッツスクエアの映像配信とか、ひかりTVとかのストリーミングで帯域が足りなくなってきてるユーザが多かったりするんだろうか? まさかね。

IPv6に対応できないアクトビラとYoutubeと

 テレビの機能としてどちらがバカで無責任かというと、アクトビラの方がましかな、というハナシ。

 総務省のIPv6移行に関係した研究会で、アクトビラを運営している企業の一つであるパナソニックの委員が、IPv6への移行にともなって、アクトビラサービスが利用できないテレビが出てくると報告したとか。研究会で配布された資料はこれ

 疑問に思うのは、IPv4アドレスの枯渇とIPv6への移行は何年も前に分かっていたことで、しかも、アクトビラを搭載したテレビの耐用年数に比べると、早いうちにIPv6への移行が必要であることは、製品開発段階で予見できたはずなのに、何も対策をしてなかったのは無責任ではないかということ。

 アクトビラ視聴機能を搭載したテレビの開発責任者が、IPv6対応を考えなかったとしたらバカそのものだ。分かってて対応できないような製品仕様にしたのなら、ユーザ軽視も甚だしい無責任な態度だと言わざるを得ない。

 で、ネットワークを介した動画の視聴ということでは、Youtube対応テレビなんてのもあるのだが、こっちはアクトビラのIPv6問題よりもさらに悪質だと思う。
 アクトビラの方は、少なくともテレビメーカーが運営しているので、サービスを継続する努力のしようがあるが、Youtubeの方はGoogleまかせでいつまで使えるか分からない。だいたい、Youtube自体が事業としては大赤字で、収益化を計るためにあれこれあがくうちに、仕様が変わってテレビで再生できなくなる可能性がある。ユーザ数ではPCが圧倒的なのだから、Googleがテレビのことを配慮してくれると期待するのは愚かだ。収益化の目処が立たなければ、あっさりやめてしまう可能性もある。そんな1年先も分からないような機能を、10年も使うかもしれないテレビに載せていいものだろうか。

 思いつき程度の機能でユーザをだませると思っているメーカーがバカなのか、安直なネタにだまされてしまうユーザがバカなのか。

2009年9月29日 (火)

ハムがもう無くなった

 3週間前に作ったハムが、ほぼ完食状態。4.9kgのロース肉を家族4人で食べ尽くしたことになる。トンカツにすると27人前程度か。それほど多いというわけではないけれど、早いな。

2009年9月27日 (日)

FTTHの5割超えで期待するEnd-to-Endアプリの復活

 総務省の発表によると、ブロードバンド契約数に占めるシェアでFTTHが過半数になったそうだ。ブロードバンドならFTTHがあたりまえになりつつあるわけで、Bフレッツでもフレッツテレビでも、地域でサービスが始まると真っ先に契約してきた新しもの好きとしては、少々寂しい気もするような。

 ここまでFTTHが普通になったからには、やはりその能力を活かした使い方をしたいもの。特徴は、高速大容量の通信が双方向でできることだ。

 今のインターネットで不自然だと思うのは、メールにせよWebにせよ、ネットワーク上のサーバから情報をダウンロードする形の通信がほとんどであること。
 初期のインターネットでは、すべての参加端末が対等であって、端末間の双方向の通信が自由に行われていた。そのような環境で、様々なアプリケーションが作られていた。
 ADSLというアクセス回線とISPによるインターネット接続サービスは、インターネットを一般ユーザに普及させるのに大きな役割を果たしたのだが、同時に上り下りで非対称の通信速度とNATによるEnd-to-Endの到達性の破壊を持ち込んでしまった。その結果、インターネットといえばメールとWebくらいしか思い浮かばない、アプリケーションにとって貧困な環境に変えてしまったのだ。

 FTTHの普及は、そういった環境を大きく変える可能性がある。特に、シェアの大きいNTTのNGNサービスが、その本来の役割をきちんと提供してくれることを期待したい。
 双方向の大容量通信は、各家庭と電話局との間では実現できている。今はNTTのNGN網とISPとの接続部分で帯域制限されてしまっているが、それに対しては、ネイティブ方式のIPv6接続サービスの網内折り返し機能を利用することで、ISPの制約から解放されるだろう。IPv6接続サービスでは、NATという障害もなくなる。

 P2P通信と言うと今ではファイル共有のイメージになりがちだが、もともとは端末間で直接通信をすることを指す。FTTHの5割超えについては、単に高速通信の普及と言うだけでなく、インターネットの基本であったP2Pのアプリケーションの復活と繁栄が始まる契機となると予想している。

2009年9月23日 (水)

FinePixViewer : 使いものにならないオマケソフト

 デジカメを、以前使っていたのと同じFinePixで買い替えたのだが、前のデジカメの時も添付の画像管理ソフトを使っていなかった。さらにその前の機種はキヤノンで、他にはPanasonicのデジカメも望遠用途で使っていたりするのだが、どれも添付のソフトは使っていない。どのメーカのソフトも、どうしようもなく使いにくいからだ。

 もう何年も添付ソフトはインストールすらしていなかったので、今回、少しはマシになったかと思ってFinePixViewerを入れてみたのだが、まったくダメ。

 まず、画像を入れているフォルダに、多数の画像ファイルがあると、サムネイル表示の作成に長い時間がかかり、その間ほとんど応答しなくなる。1年分の写真を一つのフォルダに入れているのだが、1年で3,000枚くらいになるのは珍しい事じゃないだろう。その表示に数分かかって、ハングアップしたのかと思うくらい。サムネイル作成は、今なら普通はバックグラウンドでやることにして、ユーザがすぐに操作できるようにするのは、ごくあたりまえの機能だろうに。

 でもって、いったん作成したサムネイルを保存しておけばいいのに、フォルダを移動して戻ると、再表示にまたしても数分ハングアップ。

 また、アプリの画面が狭いのに、意味のないオンラインサービスの広告が一部を占有して消せない。目にするだけでイライラする。

 さらに、他のソフトで回転した縦フレームの映像のサムネイルが、なぜだか縦フレームで映像は横倒しに表示される。このとき、映像の下端の一部しかサムネイルに表示されず、何の映像なんだか分からなくて、サムネイルの役を果たしていない。Windows の Explorerのサムネイル表示などでは正常に表示されるのだから、これはFinePixViewerのバグだろう。

 あれやこれやで、あまりにも使いものならないことが明白だったので、インストールして1時間で削除した。削除のときも、アンインストールのメニューが用意されていないので、コントロールパネルから削除することになったのだが、ソフトが3つに別れていて、一発でアンインストールできない。徹頭徹尾使いづらいやつだ。

 コンパクトデジカメは、普通のユーザであれば、どのメーカーのものを買っても大差ないくらい似たようなスペックの製品が出ている。そうであるなら、こういった添付ソフトの出来を良くすることで製品の魅力を高めることも一案ではないかと思うのだが、どうやらそんなことは微塵も考えていないらしい。

2009年9月20日 (日)

ウィルコムが経営危機 : トンネルは抜けられないのか

 ウィルコムが債務返済期限の延長を要請したなど、経営危機を報じるニュースが流れている。マイクロセル方式のインフラを持っているウィルコムは、emobileやUQWiMAXはもちろん、ドコモやソフトバンクなどの通常の携帯電話事業者に比べて、技術的には優位にある。

 マイクロセル方式は、ユーザが増えても速度が低下しにくい。準備中のXGPが本格的に立ち上がれば、他社のような「バリ3圏外」とか「最大7Mbps実効ISDN以下」みたいなことが起きにくいので、圧倒的に優位なサービスになる。

 emobileなんかも、ユーザが増えたことで高速通信が幻想であったことが見えてきているのだから、ウィルコムももう少し頑張れば息を吹き返せるはず。なんとかトンネルを抜けて欲しいところだ。

2009年9月19日 (土)

ベーコン、熟成完了

 燻製して冷蔵庫に入れておいたベーコンの熟成が完了。燻製直後は8kgあってまだ柔らかさがあったのが、冷蔵室で一週間乾燥が進んだことで今は7.6kgまで減少し、しっかりとした固さになってきた。料理に使うなら、もう少し乾燥して固くなった方がいいのだが、これから長期保存するので、この程度で完了とする。
 この後はポリエチレンの袋に入れて冷凍保存するが、一般家庭用の冷蔵庫なので冷凍中にも水分が抜けていく。これでだいたい半年は余裕でうまさが持続する。次回の仕込みは2月くらいか。

フレッツ光ネクスト 住電製ルータの次期CPUはARM11コア?

 RT-S300SEなど、フレッツ光ネクストの住電製ルータの現行機種のCPUは、MIPS64デュアルコアの Cavium OCTEON CN5020 なのだが、この次はどうやら ARM11コアになるらしい

 ルータに搭載される機能から考えるとデュアルコアは踏襲されるだろうから、発表中の記述にあるとおり、ECONA CNS3420 になるのだろう。

 CPU性能は動作周波数によるのでどうなるか分からないのだが、ARMコアにするからには消費電力は下がるんじゃないだろうか。

 コアはさておき、周辺デバイスがてんこ盛りなのが面白い。OCTEONはルータを想定した通信プロセッサという感じだったが、ECONAの方は、ネットワークカメラなど応用範囲がもう少し広がっている。ブロック図には、SATA、RAIDコントローラ、グラフィックスエンジンなど、面白げなものが見える。
 ルータでは使われることのない機能だろうが、もし活用したらどんなルータができるかと妄想に浸ってみるのも面白かろう。

2009年9月18日 (金)

NTTデータがNGNを利用した認証技術? 何かヘンだ

 NTTデータが、NGNの回線情報を利用した認証機能を発表している。だが、これはかなり奇妙だ。

 そもそも認証機能ってのは、NGNの基本機能であるべきじゃないのか。NGNを運営するNTT東西が提供しないといけない機能なのに、なぜ部外者のNTTデータのサービスなのか?

 だいたい回線情報ってのは、各家庭に引き込まれるFTTHの回線を識別するためのIDであって、NGN以前のBフレッツの頃から存在していてNGNとは関係ないものだ。そんなものに対して、わざわざ「NGNの~」と枕詞をつけるなんて、かなりインチキくさい。

 さらに、各世帯を唯一に識別できてしまう回線情報を、認証のためとはいえ他者に提供してしまうのも非常に問題がある。このサービスの詳細は分からないのだが、少なくとも回線情報をサービス事業者に直接提示せずに認証をすることは可能なはずだ。回線情報を提供してしまっているとしたら、とんでもない仕様だ。

 こんなわけの分からないグダグダの形でNGNを展開していくのなら、いっそのことNTT東西は光ファイバを敷設するだけにして、サービスはKDDIにでもソフトバンクにでも任せとけばいいんだ。

2009年9月17日 (木)

NTT再編はどうなる

 就任したばかりの原口総務大臣が、NTT再編に関して発言しているが、分割するにしろしないにしろ、できるだけ早いうちに結論を出して欲しいところ。せっかく構築したFTTHインフラをそのまま放置状態で、何も新しいサービスをしようとしないNTTにはうんざりだ。

 シェアが独占状態になるなら、料金設定を抑えりゃいいだけで、競争の存在は必須じゃない。

2009年9月15日 (火)

ハムがうまい

 ロース肉1本を3分割して合計4.5kgのハムができたのだが、そのうちいちばん太いのの残りがこれだけ。

P1000677

 わずか2日で、1.5kg以上あったのがこれだけになった。
 ほかにもバラ肉のしっぽで作ったハムもどきもいっしょに食べていたのだが。

 これはロース肉の頭の方の太い部位で、脂がかなり厚めになっている。だが、この脂のところがハムのうまさを特に引き立てる。大トロの脂と同じで、口に入れるとトロリと溶けるのがいい。炊きたての熱いご飯に乗せるとたまらないうまさ。赤身の肉の部分は、しっとりとしていて噛むごとに肉の旨味がしみ出してくる。脂そのものには味はないのだろうが、肉の旨味と合わさっておいしさを大幅に高める。 ネギトロで赤身と脂を混ぜた偽物があるが、脂の単純で素人にも分かりやすいおいしさを証明するものだろう。肉は脂があるとおいしいのだ。

2009年9月13日 (日)

ハム出来上がり

 ロースハムは燻製とボイル完了。
 出来上がり重量 4.5kg。最初は4.9kgで、ウチはほとんど整形しないので差の400gは水分の減少。

 スーパーで売ってる普通のハムのほとんどは、加工後に水分量が増えるナゾの物体だ。なので噛んだときにカマボコみたいにプリプリする。水分が増えるので味が薄くなる。それをごまかすために、調味液を注入することで人工的な味付けをしている。食べたときに安物のカマボコみたいな味・食感があるので、個人的に「カマボコハム」と呼んだりしている(ちなみに、特定のハムメーカーに含むところがあるわけではない。すべてのメーカーのほとんどの製品で同じ)。
 そんなわけで、素人が適当に豚肉を塩漬けにして作ったハムでも、市販のハムに負けることは無いのだ。この先しばらく、我が家はハム祭。

 ベーコンの方は、セロハンで包んで冷蔵庫で熟成中。冷蔵室で一週間ほど保存しておくと、燻煙の成分と肉がなじむのと同時に、セロハンは通気性があるので、さらに乾燥して保存性が高まる。適当に乾燥したところで、冷凍室に移して長期保存という具合。
 今回9.2kgのバラ肉を仕込んで、ベーコンが8kg、バラ肉の端をハムもどきにしたのが800gできた。400gの減少だが、200g近くは最初の整形で切り捨てているだろう。ロース肉より脂が多い分、水分の減少は少なめ。熟成であと200gくらいは減るだろうか。

2009年9月11日 (金)

ベーコン、ハム : 塩抜き

肉っ!

P1000676

ですが何か?

買ったばかりの新品のシンク用ベビーバスで塩抜き。
さすがに新生児用のベビーバスに15kgの肉を入れるとビッチリだわな。

このまま一晩、流水で塩抜きをする。
ベーコンのバラ肉は塩分をきつくするので、朝早めに取り出す。
バラ肉の水切りをしてステンレスバットに並べて冷蔵庫に入れて、新聞読んで珈琲飲んで、とかしてるうちに数時間たつので、そこでロース肉を取り出すのがいつもの手順。

左の方に見えているのは、アクアリウム用のシリコンチューブ。
塩分は底の方にたまるので、シリコンチューブで底の方から排水している。

今回は、ちょっと長くて2週間塩漬けした。
しょせん自家用なので、時間はいいかげんなのだ。
いつもより塩辛くなるだろうが、許容範囲。

ウェブはバカと暇人のもの : まぁそうだよね

 この本はタイトル通りの内容。

 今ならWebを1年もうろついてれば誰でも分かることなんだが、それを最初にしっかり書いちゃったところがいい。

 個人の情報発信といっても情報の品質を向上する仕掛けが無いわけだし、Googleの検索にしたって、単に他からコピーしただけのどうでもいいエントリを排除することができないんだから、収集できる情報の品質がどんどん落ちていく。

 Webでいろいろな技術情報を調べることは何年も日常的にやってきているのだが、Googleの検索でも、最近は必要な情報にたどりつくのに時間がかかるようになってきている。ノイズがどんどん増えてきているだけでなく、価値のある情報を持っている人が、Webに書かなくなってきているのだろう。忙しいからそれどころじゃないといったところか。

 定期的に調べているFTTH関係の情報も、最近はなんだかノイズが多いのだが、そのノイズの一部はこのブログだったりする。バカ&暇人の一人というわけだ。

2009年9月 8日 (火)

3Dテレビなんかいらない

 テレビの製品開発にもネタがなくなったせいか、3D対応の製品化計画が相次いで発表されている。3Dの映画が最近増えてきているのと連動したものだろう。

 こういった3Dを見た場合に、映像の不自然さとかちらつきを感じる度合いは人によって違うので、以下はあくまでも個人的な感想。

 まず、専用のメガネをかけて見なければならないのだが、メガネの装着感が煩わしい。また、これまで展示会でいくつか試作機を見てきたかぎりでは、いずれも映像にちらつきが感じられるほか、立体感にも不自然さがあって、しばらくすると頭が重くなる感じがした。そういった不快感を我慢してまで見るほどの映像があるかどうかは疑問だ。

 3D映画はいくつか見てきているが、3D映画になっているものはどれも3Dであることをウリにした見せ物であって、作品として内容をきちんと鑑賞したい映画は3Dは邪魔にしかならないと思うし、少なくとも現状の技術レベルでは3Dで見たくない。

 見せ物である3D映画は、せいぜい1年に2,3回も見れば十分であるし、これまでの3D映画作品にも繰り返し見たいと思えるようなものは無かった。そんな滅多に使わない機能を家庭のテレビに搭載しても、その分のコストが無駄になるだけ。専用メガネを普段どこにしまっておくんだろうとか、余計なことに気を遣わないといけないものいやだ。

 また、3D映像を楽しむためにはそれなりの画面サイズというか視野角が必要になるので、40型程度のテレビでは、かなり近い位置で見ることになる。一般的な家庭であれば、普段の視聴位置とはまったく異なる見方をしないといけない。少なくともウチの場合は、そんなシーンを想像するのは困難で、たとえ3D対応機能が無料で手に入ったとしても、一度試しただけで使われなくなるという状態の方がリアルに想像できてしまう。

2009年9月 6日 (日)

Google AdSense をやめた

 このブログに表示していた Google AdSense をやめた。
 AdSense ってのがどんなものか知りたくて始めてみたのだが、一通り体験してみたあとは関心が無くなって、何もメンテせずに放置していたもの。

 開始して14ヶ月だが、その間に広告がクリックされた回数は10回で、収益は$4と少し。自分でも広告をクリックした記憶はほとんど無いし、このブログの内容も広告向けとは言い難いから、まぁこんなもんだろうなという感想。

 AdSenseの開始・退会の手続きがちょっと面倒で、特に退会の方は、AdSenseアカウント関係の情報をあちこちから拾い集めてこないといけない。実際のところは5分もしないで完了できるのでたいした手間じゃないのだが、なんとなくお役所に行ってあちこちの窓口をたらい回しにされている気分がする。
 金もらおうってんだからあたりまえなんだけどね。

2009年9月 3日 (木)

PETボトルを水筒に使うこのと安全性

 飲み物を持ち歩くのに、一時ステンレス製の水筒を使っていたことがあったが、今ではペットボトルを再利用している。とにかく軽いので、持ち運びが楽なのがいい。

 1リットルのペットボトルに麦茶を入れているが、暑い時期でも1日飲む分量としては十分だ。

 何本かを使い回しているが、繰り返し使っているうちに内側に汚れがついてくるので、塩素系漂白剤で汚れを落としている。漂白剤の濃度は、時間を長めにとるようにすれば、通常の半分程度でも大丈夫。通常の濃度なら、一本を処理したあとで次のペットボトルに入れてといった感じで、4,5本は十分に処理できる。塩素臭は、完全に乾燥させれば消える。

 使い回しているうちに外側に擦り傷がついて白っぽくなったりするので、そうなったら飲み物を買って新しいペットボトルを手に入れて入れ替える。だいたい1ヶ月に一本を新たに買っているので、20回以上使い回していることになる。

 同じようなことをしている人は多いのだろうが、安全性についてはやはり気になるようで、Webで検索するとたくさんのQ&Aが引っかかってくる。だが、その回答を見ていると、ちゃんと納得できるものがほとんど無いことに気がつく。
 挙げられている問題点は次のようなもの。

  1. 清掃、除菌が不十分になるので危険
  2. 漂白剤の塩素が危険
  3. 漂白によって危険な物質がPET樹脂から溶出する

 1. はペットボトルに限った話じゃない。水筒だって同じこと。
 2. は、赤ちゃん用のほ乳瓶などの消毒剤として、ミルトンという製品があり、成分は塩素系漂白剤そのものなのだが、はるか昔からある製品で、安全性に問題があるというきちんとしたデータは見たことがない。
 3. についても、根拠となる論文や調査データを挙げているものは皆無で、ただ「有害物質が溶け出す」としか書かれていない。
 こんな感じで、どうも説得力に乏しい。ちゃんと理解しようとすればおかしいことに気がつくのだが、それらしい文章で書かれていると、なんとなくそうかなという気になってしまう。本当のことを知りたいのなら、まず疑ってかかることだ。疑問に思ったことを打ち消すだけの情報があって初めて納得すべき。とはいえ100%納得できることはほとんどなくて、最後は自分の判断として、今の時点ではこっちの方が正しそうだという結論にしかならないことも多いのだが。

 ちなみに、研究データは必ず最新のものであることを確認し、しかも複数の独立した組織で同じような結論が出ていることが必要だろう。よくある「当社と○×大学の共同研究でXX%の効果が確認できました」なんてのは、まず信頼度ゼロだと思ってかかった方がいい。

2009年9月 2日 (水)

民主党は大勝したけれど・・・

 今回の衆議院選挙で民主党が大勝したのだが、前回に自民党が大勝したとの同じ危うさを感じる。

 前回の衆議院選挙では郵政民営化が焦点になっていたのだが、郵政民営化だけが次の選挙までの政治課題であるわけが無く、その後の自民党政治の迷走は、選挙における国民の行動がいかに歪んだものであったかを示しているのではないのか。
 選挙によって、最長4年ものあいだ自分たちの生活の相当の部分を委ねることになるのに、そのことを認識した投票行動であったのか。今回の民主党への投票は、民主党がどのような政治を行うかを見通したうえでのものであったと言えるのか。

 二大政党といいつつも、政権党と非政権党というだけで、今はそれぞれの政党の基本原則というのが明確でない。その結果、投票する国民の方も投票行動が大きくぶれることになり、一方が大勝ちする結果となる。大勝ちしても、政党として基本原則で合意が取れていないために、政策にまとまりがなくなる。

 米英の二大政党体制が本当に良いものかどうかは分からないが、今の小選挙区制は二大政党体制になることを想定したものだ。そうであれば、今回のように一方が極端に大勝ちするのは良いことではない。各政党の政策特徴が明確になり、それにあわせて国民も各個人でどちらの政党を支持するかがある程度固まってこないといけないだろう。そうなるためには、もう2回ぐらいは政権交代が起きないといけないんじゃないかと思うのだが、今の日本にそれだけの余裕は無い。さてどうしたものが。

米に虫がわくのは有機農法とは関係ない

 新聞の投書欄に面白い一文があった。

 「有機農法の米は、湿気が高い期間が長引くと虫がわく」と。

 これは完全な間違い。有機農法だろうが、農薬使いまくりだろうが、虫がわくときはわく。
 米に付く虫は、メイガという蛾の一種かコクゾウムシだが、だいたい大量発生してるのはメイガの方だ。蛾の一種なので、白い小さなイモムシが幼虫だ。メイガは米ぬかの部分を食べるので、米を日干しにして幼虫を追い出してから炊く前にちゃんと研げば普通に食べられる。あまりいい気分ではないかもしれないけれど。

 メイガがわくのは、メイガの卵があったからなのだが、そこそこの都会なら、それなりに片付けてあればメイガがわざわざ入ってきて米に卵を産んでいくことはまずない。湿気が高いとか低いとかは、関係ない。どこかでメイガの卵が混入したからメイガがわくのだが、いちばん可能性が高いのが精米器。精米器は玄米の表面を削って米ぬかを分離するものだが、分離した米ぬかは精米器のあちこちに付着する。年中米ぬかまみれの精米器は、メイガにとって格好の繁殖場所なので、そのままにしておけば必ずメイガが産卵する。そこで精米した米にはメイガの卵が混入しやすく、そのままだと何日もしないうちに増殖が始まるというわけ。

 精米器がきちんと管理されていて清掃・殺虫処理がされていれば、メイガがわくことはない。家庭でメイガがわいたら、卵まできちんと殺しつくさないと根絶できない。単純な箱形の米びつなら簡単にできる。

2009年9月 1日 (火)

アクトビラは安い・・・コストに比べれば

 NHKオンデマンドとかアクトビラとか、インターネットでビデオ一本を300円くらいで観られるサービス。レンタルDVDなんかの他のサービスとの比較じゃなくて、それ自身のコストから考えると安いと見ることができる。

 たとえば1Gbpsの回線を映像配信用に借りると、NTTの場合で300万円/月くらいかかる。もちろん、この1Gbpsのサービスというのは、一般消費者向けの回線みたいに電話局との間だけが1Gbpsで実効速度は100Mbps以下なんてのとは違って、実際に1Gbpsのデータを突っ込むことのできるものだ。
 で、この回線を使って、5MbpsのMPEG-2のDVD画質で2時間の映画を流すとすると、空き時間無く連続で流せたとしても、1か月で72,000本。映画一本あたりの回線費用は、40円くらい。

 実際の利用は時間帯にかかわらず一様に発生するわけがなく、週末とか一日のうちでも特定の時間帯に集中するので、回線の利用効率はそれほど高くない。利用のピークに合わせた回線速度を確保するとなると、結局回線コストは上の計算の何倍にもなる。回線コストの他に、コンテンツそのものの購入費用やサーバの費用、人件費などと積み上げたら、かなりの金額になってしまう。
 そうやって考えたら、ビデオ1本300円ならずいぶんお得とは思えないだろうか?

 もちろん、レンタルDVDなどとの比較で言うと、結果はまったく異なる。店舗無しで店員を雇う必要も無いんだから、ユーザとしてはもっと安くて当然と思うだろう。通信費はユーザが負担しているような気分にもなるし。
 いつでも借りられるとか貸し出し中が無いとかいうのは、安くしないことの理由になるだろうか? これについては、個人的にはまったく同意できない。やはり高いと思うだろう。

 サービスを提供するコストに比べたら安いのだが、競合する他のサービスに比べると割高に感じるというのは、結局のところそのサービス自体に競争力が無いということだ。ネットワークコストは、このブログの他のところでも触れているが、ここのところゆっくりとしか下がっていない。アクトビラのようなサービスが事業として成立するようになるまでには、もうちょっと時間が必要だと思うがどうだろうか。

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