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2009年8月 8日 (土)

NTT-NGN : 認証機能はだれが提供するのか

 3連投だ。NTT-NGNにはいろいろと思い入れもあるし。ちなみに、あくまでも一ユーザとして公開情報だけをもとに考えているのであって、サービスの内情は微塵も知らないので、ここで書いたことを信じたりしないように。

 NGNで本来提供されることが期待されているのに、いまだに実現されていないのが認証機能だ。インターネット越しの通信をする場合に問題となるのが、接続しようとする相手が本物かどうかだ。なりすましやフィッシング詐欺が身近になっているので、今なら多くの人が理解できることだろう。電話は、かけ間違えなければ相手にちゃんとつながる。電話会社が保証しているからだ。NGNの認証機能は、IP通信に対して相当することを可能にする重要な機能で需要もあるのだが、いまだに公開されておらず、NGNを使ったサービスを検討している企業には不満が溜まっていると聞く。

 NTT-NGNで認証機能が提供されていない理由は不明だが、一般ユーザの立場から少し考えてみる。
 NTT-NGNで提供される認証機能は、各契約世帯の認証までだ。世帯中の家族ひとりひとりの認証は現状ではできない。これに対して、人と人のコミュニケーションはあくまでも個人が基本単位なので、世帯単位での認証では機能が足りない。
 将来、NTT-NGNの認証機能が拡張されて個人ごとの認証ができるようになるかというと、現在のNTT東西に対する法規制のもとでは難しいと思われる。

 現状の枠組みで個人単位の認証がされた安全な通信を実現するには、NGNの世帯単位の認証にISPの個人単位の認証を組み合わせるのが現実的だろう。こんなところにISPの存在価値が出てきたりするわけだが。

 しかしながら、このような認証機能の分割は、とても自然なものと考えることはできない。本来なら、NTT-NGNで個人認証までまとめて提供すべきだ。NTTに対する規制があるために、非効率な形にせざるを得ず、インターネット接続でこれまでISPが存続できたのと同じ理由で、認証機能もNGN外部のサービスになってしまう可能性がある。そんな馬鹿げた事態は、何としても回避してもらいたいところ。
 2010年に予定されているNTT再々編の議論では、このあたりについても決着がつくことだろう。2011年のIPv6ネイティブ接続サービスの開始というのは、ネットワーク環境が大きく変わる画期的なイベントになりそうだ。野次馬としてこんな面白いことはそうそうない。

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