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2009年6月17日 (水)

UQ WiMAX も高速通信は難しいだろう

 最近、UQ WiMAX が騒がしい。基地局あたりのピークスピードが70Mbpsくらいあるからといって、基地局を複数の端末で共有することや、エリアの端の方にいる端末の通信速度が低下することで基地局の全体的なスループットが低下することは他の方式と変わらないので、理屈から言っても高速通信は難しいのだが、ちょっと大雑把な数字で考えてみることにする。

 まず、類似した性格を持つ既存のサービスとしてイーモバイルがある。イーモバイルは、ユーザがほとんどいない開始時期こそ高速通信ができていたが、契約数が増えた最近では速度低下を嘆く声が聞こえてくる。ナローバンドのISDNを下回る数字も珍しくない。ドコモと比べても良い勝負かもしれない。
 イーモバイルに割り当てられた周波数帯域幅はドコモの10分の1くらいだが、契約数では30分の1以下だ。ユーザ数が少ないわりに速くないということは、ユーザあたりの通信量が多いということだろう。
 今でも電機量販店に行くと100円PCとか言ってイーモバイルの契約とセットのNetbookを売ろうとする声が聞こえてくるが、実際あれは相当売れたらしい。このテの端末は、携帯電話よりもはるかに多くのデータ通信をするだろうから、販売累計の伸びにともなって、通信速度が劇的に低下した結果が現状ということだ。

 では、UQ WiMAXはどうなるだろうか。通信方式については、ピーク速度などアテにならないので、同等と見る。周波数帯域幅はイーモバイルの2倍なので、多少の余裕はある。とはいえ、契約数がイーモバイルの2倍の300万になったら、劇的に遅くなっていることだろう。さらに、PCメーカーからWiMAX対応のノートPCが相次いで発売されているが、あれはイーモバイル以上にヘビーユーザが多くなる要因となる。イーモバイルの例から見ても、ブロードバンドとしては使いものにならないレベルに低下するのは、そう先の話ではあるまい。今後、UQ WiMAXがユーザ獲得に励むほど、クラッシュの時期は早まる。300万契約が見えてきたら、とっとと逃げ出すことを考えた方がいいだろう。

 無線通信による携帯網は、絶対に有線通信の固定網の代用にはならない。冷静になって考えれば誰でも分かることなのだが、デタラメな報道のせいで騙される人が少なからずいる。しょせん自己責任ではあるのだが。個人も会社も。

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