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2009年6月17日 (水)

NTT再々編:分割は正しい選択か?

 2006年にまとめられた竹中懇の報告書でNTTの在り方の見直しを2010年に行うこととなっていて、その時期が近づいてきたことで、またまた議論が盛り上がろうとしている。

 今回も、議論の焦点は光ファイバ網の扱いだろう。KDDIはFTTHのアクセス網をインフラ保有会社として完全分離しろと言い、ソフトバンクは国有化してしまえと言っている。

 国有化に関しては、効率のよい運営がされるかどうか疑問だ。関東エリアでのFTTHについて、東京電力とNTTの設備状況を見比べると、歴然とした差がある。FTTHに企業存続をかけているNTTは、光ファイバの設備や工事方式の技術革新に大きな投資をし、毎年のように新しい技術を投入してきている。対して東京電力の方はほとんど変化無しで、サービスエリアの拡大も遅々として進まず、挙げ句の果てにFTTHサービスをKDDIに譲渡してしまった。関西電力はNTTと互角に張り合っていてすばらしいのだが、国有化の結果がどちらになるかは日の目を見るより明らかだろう。

 アクセス網の分離に関しては、何年も前に英国のBT(British Telecom)で実施されているが、BTの現状を見ると賛成はできない。BTでは、メタル電話網についてアクセス網の運営とサービスを完全に分離した。そのときには電話代が下がったのだが、その後ブロードバンド時代の到来で新しい技術の導入が必要になったときに設備投資が進まず、電話会社系のブロードバンドサービスで欧州内では他国に遅れる結果になっている。KDDIの案は、その轍を踏むものだ。利用者の利益にはなるまい。

 FTTHでNTTが圧倒的というが、国内全域まんべんなくNTTが強いわけではない。関西や四国など、地域ごとに見ればNTTが追う立場になっているところも多くある。同じ事ができないのか、そもそもやる気が無いのか。
 KDDIが東京電力からFTTH事業を引き継いでから4年くらい。その間、サービスエリアの拡大はほとんどない。それで努力していると言えるのか。そんなやる気のない会社に日本のブロードバンドの将来を語る資格があるのか。

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