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2009年3月 4日 (水)

NTT-NGNのIPv6問題

 総務省のインターネット政策懇談会の資料として、IPv6のインターネット接続に関するNTT-NGNとISPとの接続方式の資料が公開されている

 2/6のISPに対する説明は、検討されている方式案の説明にとどまったようだ。

 新たに「案4」というのが出てきているが、NTT東日本の説明資料によると、ルータの機能を利用して、ISPの配布するIPv6アドレスでネイティブでNTT-NGNに接続することを可能にするものらしい。ネイティブ接続によりNGN加入者間でのまともなネットワーク利用を可能にするとともに、ISPの存続の余地も残している。ネットワーク機器の能力の制限から、ISPが3社に限定されるという制限はあるが、現実的な妥協点ではないだろうか。むしろ、ここまでしてISPの存続を図らねばならないことの方に無理を感じる。

 そんなことを考えながら、Biglobe社長のこのインタビュー記事を見ると、いろいろと興味深い。特に次のくだり。

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 本来のインターネットの考え方からすると,マルチプレフィックス問題がそもそも生じない案3のネイティブ方式が望ましいが,ビジネス面で問題がある。案3では(NGNからインターネットに直接接続するので)ISPの中抜きが起こって我々の生きる道が閉ざされてしまう。我々ISPは10年以上にわたって日本のインターネットの発展のために尽くしてきた。我々が健全な事業を継続できる案でなければ,到底受け入れられない。
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 技術的には最も単純なネイティブ方式が最適解であることを認めながら、ISPの存続が可能になることを要求している。案4自体、ISPが存在する意義は感じられないのだが、どうにかISPの事業を軟着陸させようということだろう。そう遠くない先に、通常のネイティブ方式に移行することも想定されているかもしれない。インターネット接続サービスの終息に向けたステップとしては、案の一つだと思う。だが、そのような移行措置によって、アプリケーションの発展が遅れる危険性があり、それはユーザに対してコストとして跳ね返ってくるかもしれないことは、しっかり認識しておかなければならないだろう。とにかく、少しでも早くアプリケーションが発展できる環境を提供して欲しい。

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