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2008年12月

2008年12月26日 (金)

障害が話題にならないアクトビラは業績不振か?

 アクトビラのビデオサービスに障害が発生し、23日未明からコンテンツへのアクセスができなくなり、3日たっても復旧できていないとのこと。

 Web上の記事によると、管理しているIIJのミスで、コンテンツのほとんどを削除してしまったらしい。IIJというと技術力があるイメージがあるのだが、そんなところが重要なデータを簡単にまるごと削除できるようにしているということは不思議でならない。

 そんな管理上の意外性はあるのだが、今回のハプニングではもっと面白い現象が見られた。アクトビラについては、2ちゃんねるにスレがある。まぁ、ふだんから閑散としているのだが、今回の事故で多少は盛り上がるかと期待したにもかかわらず、ほとんど書き込みがない。
 類似サービスで、ひかりTVの前身である4thMEDIAも2ちゃんねるにスレがあったのだが、月末などのアクセス集中時にサービスにアクセスできなくなったりすると、少ないながらもすぐにそれなりの反応があったものだが、それに比べると寂しいかぎり。ブログなどの検索でもほとんど引っかかってこない。

 利用者数が好調であれば、事業の成果として会社側は聞かれなくてもあちこちで言いふらすものなのだが、まったく発表がないのでかなり不振なんじゃないかと見ている。今回の障害に対する反応の薄さは、利用者数がきわめて少ないことの表れだろう。

2008年12月19日 (金)

Sony brancoサービスを終了:ユーザ数は15万

 今年3月に始まったばかりの Sony の brancoサービスが1月で打ちきりになるとのこと。

 NTT東西のBフレッツ上のマルチキャスト機能を利用したもので、基本的にはひかりTVの多チャンネルサービス部分と同じ機能だ(地デジ再送信の機能とは、どうでもいいところでちょっと違う)。品質が悪かったわけではないけれど、まぁ、他に見るべきコンテンツがないわけでなし、最初から成功しそうにないサービスであったわけで。

 初年度目標が100万ユーザであったのに対して、まだ15万にしかなってないので、見切りをつけたとか。最近の経済状況の影響もあるのだろうが、採算の見込みが立たないからというより、無駄なことをしてる余裕が無くなったということだろう。採算レベルに到達するなんて、最初から誰も思ってないのだから。

 なんとなく面白いのが、会員数の15万という数字。NTT系のオンデマンドTVとか4thMEDIAなども、立ち上がるかなと思ったら似たような数字で頭打ちになってしまっていた。どうも日本では、この手のサービスは50万に届かないところで行き詰まってしまうようだ。

 アクトビラやひかりTVも、正式サービスが始まってから半年以上たつというのに、いまだに業績の発表がない。うまくいってるのなら、自分から広報しまくるだろうから、何も数字を出さないのは、よほど悪いのだろうと邪推している。

 USENのGyaoなどは、登録者数はすごいが採算がいまだに取れていないところを見ると、実際の利用者数がものすごく少なくて広告単価が低いのだと思われる。かく言う自分も、3回くらい登録したもののまったく見ないまま放置してあるし。

 いろいろと考えさせられることはあるが、他のサービスの往生際の悪さに比べてbrancoは潔いなと思った次第。
 業界人の一人としては、ちょっと残念ではあるけれど。

2008年12月 5日 (金)

日本のIPTVは2012年に300万件を突破する、というホラ

 この調査レポートによると、2012年に日本国内のIPTV契約者数は300万件を超えるそうだ。で、この数字はFTTH契約者数の1割になるんだそうだ。だからFTTHは3,000万件?
 NTT東西やらNTTぷららやらの『意欲的』な計画よりも、はるかに上を行っちゃってるような感じ。

 ぜったいありえねー、ってなもんで。それぞれのIPTV事業者が吹いたホラを、何の検証もせずに足しただけなんじゃないのか。
 こんな数字ばかり出してるから、調査レポートなんて眉唾物だと思われて、企画書で引用しても説得力持たないんだ。なんとかしてくれ。

REGZAのUSB HDDで録画エラー : 解決

 HDDの完全再フォーマットをしてから2ヶ月以上になるが、一度もエラーは起きていない。とりあえず問題は解消されたと宣言していいだろう。

 Regza側でのUSB HDDの省電力設定は試していないが、安定して動いているのでさわらないことにする。

2008年12月 4日 (木)

フレッツ光ネクストのホームネットワークはどう進化するのか

 NTTの次世代サービス共創フォーラムのホームネットワーク関連のセミナーを聴いてきた。最近、あちこちの展博などでいろいろなベンダーから出ているが、OSGiベースのホームネットワークを展開するというもの。センサーやら家電やらをOSGiを搭載したホームゲートウェイでコントロールするということで、大昔(10年くらい前?)からあったハナシが、ようやく具体的なサービスになろうとしている。

 だが、はたしてそれがユーザの求めるものだろうか? 洗濯機だのエアコンだのをネットワークでコントロールするとか、窓や玄関の鍵の状態を見るとかが、ビジネスで成り立つほどの価値があるとユーザは見てくれるのだろうか?

 同じく大昔のネタでいつまでたっても普及しないものとして、Echonetというものもあるが、結局のところ搭載によるコストアップがユーザにとっての価値に見合わないために、普及に至っていない。OSGiも、高級車やビルのメインテナンスのような目的と効果が明確であった領域では何年も前から活用されている。家庭向けに普及しなかったのは、それなりの理由があったと見るべきだろう。
 事情は海外でも同じで、類似の製品は10年以上前から繰り返し出てきているものの、成功したものはない。

 今回のNTTの計画は、個別の家電製品を出しているメーカーがOSGiのバンドルを開発し、NTTはバンドルが実行される環境をフレッツのルーターで提供するということだろうが、はたしてそんなにうまくいくだろうか。サービスコストやら普及の努力やらは各メーカーにまかせ、自分はプラットホーム提供で確実に小銭を稼ごうという考えだろうが、その「小銭」はどこから来るというのか。メーカーにもユーザにも、そんな余裕は無いのではないか。
 技術的には面白いが、ビジネスとしては非常に難しいと思う。

 ちょっと古いが、こんな記事があった。

 住友電工が日本のFTTHサービスのトリプルプレイ向けホームゲートウェイ用CPUとして、Caviumの通信プロセッサを採用 

 このキャリアは、どう考えてもNTT東西だろう。記事にある CN5020 というのは、MIPS64のデュアルイシューのコアを2つ搭載しているので、1クロックで最大4命令が実行されるという高性能なもの。IPv6パケットの処理とかIPTVやらひかり電話やらのクリティカルな通信処理に一つのコアを割り当てたとして、それ以外のアプリケーションにもう一つのコアを使うことが出来る。
 こんな豪勢なCPUを搭載しておいて、その使い方がOSGiだけとは、あまりにも寂しい。NGNサービスを普及させたいなら、もっと面白いサービスを考えてもらいたいものだ。

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