2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ
フォト

« これは何? : 藍染めの猫の絵 | トップページ | ひかりTVは3年で110万だそうで »

2008年5月10日 (土)

ひかりTVで地デジ再送信開始

 ひかりTVで地デジ再送信が開始されたみたいだが、放送局の再送信同意が遅れた理由はなんだったのだろうか。いまいちはっきりしない。
 サービスエリアも、フレッツ光ネクスト提供地域限定だとか。帯域制御のできる Cisico AR1000 エッジルータが局側に無いと、地上波放送並みの品質保証ができないからか。きゅうくつなこって。

 個人的には、ひかりTVに加入する気はゼロ。
 ひかりTVのようなIP放送には、以下のような大きな問題点が3つある。

1.受信に専用のセットトップボックスが必要になる
 家の中に何台もテレビやHDDレコーダがあったら、それごとに専用の受信端末が必要になる。わずらわしいことこのうえないし、カネもかかる。将来、テレビなどにひかりTV受信機能の搭載が広がるかもしれないが、多少のコストアップは避けられない。寝室や子供部屋に置くような安いテレビでは厳しいだろう。録画予約もうまくいかない。独身でワンルームマンションに住んでいるならいいのかも。

2.IPネットワークの分岐にはハブが必要
 テレビの同軸ケーブルは、簡単な受動回路の分配機をかますだけで分岐でき、非常に信頼性が高い。壁の中に埋め込んだままで、10年でも20年でも問題を起こさない。IPネットワークは、スイッチングハブという電源を供給されたアクティブな論理回路でパケットが複製される。電源が必要というのもイヤミだが、こいつが意外によく故障する。10Mbpsのころはまだよかったが、100Mbps とか 1Gbps とか、高速化で回路寿命が短くなりがちだ。3年ぐらいで故障すると思うと、よほど注意して配線しておかないと、あとあとのメンテナンスが面倒でしょうがない。いつでも見られて当たり前の放送を、こんな危うい配線に流すのはよくない。

3.IPトラフィックの混雑の問題
 放送はブロードキャスト扱いになる。有線LANは問題ないかもしれないが、11bの無線LANがあったりするとたいへん。Nintendo DS とか、ネットワーク対戦ができなくなってしまう。
 むかし、4thMEDIA を見始めると、子供が DSのネットワーク対戦ができなくなるのはなんとかならないでしょうかという相談をお母さんが goo だかに投げてたのを見たことがあった。4thMEDIAは加入者が少なかったから騒ぎにはならなかったが、今度はどうなることやら。

 これらは、そう簡単には解決できない。通常のテレビ配線並みの使い勝手が実現されることは、10年先でも無理じゃないだろうか。例外は、新築からネットワーク配線をしっかりしておくケースだが、それにしたって、必要な機能を持った家庭向けの安価なLANスイッチは、まだ存在しない。

 技術的にはIPテレビは面白いと思うので、ワンルームに住んでるような人は、どんどん挑戦してもらって、感想を公開して欲しいところ。テレビが何台もあるような家庭では、既存のCATVやテレビアンテナを簡単に置き換えられるようなシロモノではないので、これだけで済まそうなどと思わない方がいいだろう。

« これは何? : 藍染めの猫の絵 | トップページ | ひかりTVは3年で110万だそうで »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/215855/41161670

この記事へのトラックバック一覧です: ひかりTVで地デジ再送信開始:

« これは何? : 藍染めの猫の絵 | トップページ | ひかりTVは3年で110万だそうで »