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2007年12月

2007年12月19日 (水)

アクトビラは立ち上がれるのか?

 アクトビラが始まってしばらくになるが、Web上にはほとんど書き込みが無い。やはり使われていないということか。よけいなお世話で事業性を考えてみる。

 アクトビラベーシックはどうでもいい。WWWのまがいものを今さら始めたところで、発展は期待できない。PCを使っているユーザにとっては使い物にならない。PCを使わないユーザにとっては、こんな面倒なものは使う気になれない。

 アクトビラビデオは、通信コストが問題になる。競争相手はレンタルDVD。2時間の映画で1本あたり200円くらいか。1Gbpsで配信サーバを接続するとして、同時に200本、流しっぱなしにしても、一ヶ月に72,000本しか流せない。これで売り上げは約1,500万円。実際には、週末や夜間への集中があるから、3分の1もあればいいところか。なので、500万円。半分はコンテンツ屋に取られる(ネットワーク配信の場合、レンタルや皿の販売に比べてコンテンツ業者の取り分はかなり低く設定されているらしいが、そのような低い設定が無くなるとして)から、残り250万円。通信コストは、超大口で10円/GBとしても、100万円くらい。残り150万円。その他の運用コストを考えると、ほとんど残らない。コンテンツがHD化されると、通信コストは帯域比例としても3倍くらいになるのだが、販売単価は上げられないので、さらに苦しくなる。

 結局、薄利多売になるのだが、多売が難しい。
 北米のケーブルテレビでは、VoDサービスが一般的になりつつあるが、利用頻度ではほとんどが無料のコンテンツで、有料コンテンツの利用は非常に少ないとのこと。平均して月に1、2本程度らしい。国内ではもっと悲惨で、VoDをやっているJ:COMの事業報告のデータから計算すると、半年に1、2回程度と推測される。この数字にしても、無料コンテンツがあったり、ケーブル事業者のサービスの中で、有料コンテンツに誘導する努力があったりしたことでのものだろう。独立した有料VoDサービスとしてのアクトビラの置かれた状況は、もっと厳しいと見なければならない。薄利少売では、事業にならない。

 ぷららの4thMEDIAなどは、30万契約の採算ラインを目標とか言いつつ、一向に目標に届く気配が無く、それどころか最近では契約数を報告することすら無くなってしまった。よほどどうしようもない数字なのだろう。

 うーむ、どう考えてもうまくいきそうにない。たとえうまくいったとしても、個人経営のちょっと大きめのレンタルビデオ屋程度の事業にしかならなさそうだ。通信コストが劇的に下がれば多少は改善されるかもしれないが、通信コストは半導体メモリみたいに指数的には下がらないものなので、期待薄。ダメじゃん。

2007年12月17日 (月)

ドライハバネロは劇物だ

 6年前に買って、使う機会がみつからずにそのままになっていた乾燥ホールハバネロを、刺激がどうにも不足している大袋の七味に入れて使ってしまおうとしたのだが・・・エライことになってしまった。

 ドライハバネロの封を切ったら、カサカサじゃなくて少し柔らかかったので、湿気ってしまったかと思って油断してしまった。20個くらいあって、けっこうな嵩だ。石臼でつぶそうとしても、柔らかくてすりつぶしにくいので、ハンドミキサーで切り刻んだのだ。すると、ゆっくり立ちのぼる微粉末。ふむ、香りは残ってるじゃないかと思った直後、猛烈な咳が襲ってきた。ガハゲヘゴホブホクハクハ。ハバネロにやられたのだ。目が痛い。顔中ヒリヒリする。飛び散らないようにラップで覆ったミキサーの隙間から漏れてきた微量のハバネロでこれほど酷い目に遭うのだ。まともにかぶったら、防犯スプレー並みの効果があるに違いない。

 大袋の七味の方は、ハバネロのお陰で辛七味に変わり、ああおいしいってなもんだが、ドライハバネロを安易に扱ってはならないという強烈な教訓を得た次第。

2007年12月16日 (日)

NGN 地デジIP再送信の採算性を考える

 NGNの地デジIP再送信のサービスの発表はまだだが、よけいなお世話で採算性を考えてみる。

 まず、要求品質であるが、電話に次ぐ品質クラスが割り当てられているが、はたしてそれは妥当だろうか。音声電話というのは、長くても1日1時間くらい。普通なら、1日に30分くらいだろうか。対して、テレビを見る時間というのはもっと長いだろう。しかも、映像品質に対する要求は厳しい。既存のIP放送サービスで、毎週のように故障による放送中断を起こしているところがあるが、地デジ再送信では、そのようなデタラメなサービスは受け入れられないだろう。サービス品質を上げるためには、既存サービスよりもコストがかかるのだ。

 帯域あたりの収益はどうか。音声通話というのは、ものすごく収益率がいい。上り下り合計200kbps程度で、3分8円も取れるサービスは他にない。地デジIP再送信について、帯域を無視して接続時間だけで計算すると、1日4時間受信するとして、単価を音声通話と同じにするなら、月額2万円近くになる。帯域比例であれば、60万円にもなる。マルチキャストなので、ネットワークの負荷は小さくなるとしても、帯域売ってなんぼの通信会社にとっては、極端に割の合わないサービスだ。放送が安くできるのなら、電話はもっと下げろという要求は必ず出てくる。アメリカでは市内通話がかけ放題だが、NTTにとって受け入れは可能だろうか。

 海外では、通信事業者自身が放送サービスを手がけている。その場合は、ユーザの囲い込みを狙っているので、他のサービスと合わせて採算性を考えることができる。ところが、NTTでは通信サービスと放送サービスが切り離されて、それぞれで採算を取らねばならない。はるかに条件が厳しいのだ。高い金の取れる有料コンテンツならともかく、無料で提供されている地デジを再送信していたのでは、たいして金は取れまい。さて、どうするつもりか。

スカパー!光 : Humaxチューナの問題

 スカパー!光のチューナやら、HDDレコーダのRD-S300やら、あれこれ新しい機器が増えたので、ぼちぼちいじくっている。

 スカパー!の番組を初めて録画予約してみた。連携制御がサポートされていないのだが、これに関しては、個人的には録画することが少なく、それぞれの機器の番組表から予約指定する二度手間は、それほど気にならない。

 RD-S300とHumaxのチューナを比べて気になるのは、EPGの表示のカスタマイズである。
 RD-S300の方は、自分が見るチャンネルのみを選択した番組表がデフォルトになるのに対して、Humaxチューナの方は、全チャンネルの番組表になってしまって、一覧性がきわめて悪い。チャンネルを順送りする場合に、見ない番組をスキップする設定はできるが、この設定が番組表の表示に連動していない。その結果、番組表を見ようとすると、見たくもない番組情報を延々と見せられることになる。チャンネルリストとして自分の見る番組のリストを登録することができるのだが、リスト呼び出しがワンアクションでできず、番組表の表示も出来ない。使いにくいことこのうえない。

 スカパー!光のパックに含まれるチャンネル数は50ちょっとあるのだが、見たいと思うのは五つくらい。放送内容も含めて、CATVに比べて月額費用は高いとは思わないのだが、どうでもいいチャンネルが多くて、それが原因で使い勝手が低下していると思うと、そのうち不満が蓄積してくるだろう。

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