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2012年2月 2日 (木)

ガスコンロで炊飯

 16年使ったビルトインガスコンロのバーナーがすり減ってボロボロになり、炎が黄色くなってきた。バーナーの買い換えもできるようだが、コンロ自体の寿命も10年くらいらしいし、ホーローのトッププレートも傷だらけになっているので、買い換えることにした。

 余計な機能は必要ないんだが、ガラストップの方が掃除が楽そうだったので、古いのと同じリンナイから一番シンプルそうなRS31W8A2RXというのを選んで、設置工事も含めて楽天で購入。

 2008年にコンロに安全センサーを組み込むことが義務づけられたので、全口に温度センサーがついているのだが、このセンサーを使った便利機能がいくつか用意されている。

 揚げ物調理用の温度設定は当然として、湯沸かしなども火力を自動的に調整してくれる。見ていると、火が勝手に大きくなったり小さくなったりして面白い。

 意外に感心してしまったのが炊飯機能。火力を自動で強くしたり弱くしたりしながら、うまい具合に炊きあげてくれる。センサーがあるのだからできて当然と言えばそうなんだが。電気の炊飯器に比べると、発熱量の大きいガスは短時間で炊飯が終わる。3合で20分ちょっと。IH炊飯ジャーより早いくらいだし、ブレーカーが落ちる心配をせずにすむのがいい。

 普通の鍋で炊飯すると糊が飛び散ってまわりを汚すしご飯がこびりつくので、テフロン加工の専用炊飯鍋を買った。
 どこのものでもたいして変わらないだろうから、リンナイではなくハーマンのものを購入。目盛が読みにくいが、まぁ許容範囲。すごくおいしいとかいうこともないんだが、短時間で炊けるし、IHの電気炊飯器と比べても味に遜色はない。とにかく、ふつうに使える便利機能だ。

 考えてみれば、温度センサーがあって火力調節ができるというのは、ガス炊飯器の基本的機能がガスコンロに備わっているということ。炊飯用の温度調整パターンさえ組み込んでしまえば、炊飯器の代わりができてしまうというのはあたりまえだ。すごく合理的。

 保温なんて、食べる都度電子レンジで温めればいいわけだし、もう炊飯器はいらないんじゃないかという気になってきた。

 コンロに安全センサーを組み込むことを義務づける法規制によって、専用炊飯器の市場が大きく圧迫されることになったんじゃないだろうか。そのことがとても興味深いと感じた一件だった。

2012年1月31日 (火)

auがAndroidスマートフォンの通知エリアへの広告を自粛

 auのAndroidスマートフォンの通知エリアに、今月初めから広告が勝手に表示されるようになったと騒ぎになっていたことに対して、auが自粛を決めたことという記事

 auによると広告ではなく自社サービスの宣伝らしいが、ユーザから見たら広告には違いない。「ユーザーに対して有益な情報を配信」したかったらしいが、そんなのはauの勝手な思い込みでしかない。

 スマートフォンにプリインストールされている大量の役立たずなアプリ。役立たずなだけならまだしも、アンインストールもできないうえに、殺しても殺しても勝手に立ち上がってきてメモリーやCPUやバッテリーを無駄にしてくれる。そんなもんを入れたやつらが「有益」だなんて言ったところで、白々しいだけ。

 フィーチャーフォンの頃から、ezwebやiモードのブラウザで表示されるトップページは、通信量を増やすだけのゴテゴテとした無駄の多いWebページだった。そのことはスマートフォンになってもたいして変わっていないのだが、ブックマークを活用することで見ないでいられるので、腹を立てる機会は減っている。

 商売上はいろいろ言い訳はあるんだろうが、いらないものは消してシンプルなユーザエクスペリエンスを提供する大人のスマートフォンみたいなのを選択できるようにしてもらいたいね。

2012年1月30日 (月)

電気料金値上げと増税の類似

 停止した原発分の電力を補うために火力発電を増やしている電力会社が、燃料費の大幅増にあえいでいる。

 通常の火力発電の燃料費の値上がりは、自動的に電気料金に転嫁できるが、原発分を火力に置き換えるという電源構成の変更は別途認可が必要で、当座は事業の赤字になってしまう。

 仕入れ値が上がってしまうのは電力会社としてはどうしようもないことだし、点検で止めた原子力発電所の稼働を再開できないのは政府に責任がある。電力会社の傲岸な態度やごまかし体質に対しては言いたいことはいっぱいあるが、まともに考えれば大幅値上げは避けられないだろう。値上げの時期を先延ばしにしたって赤字が積み上がるばかりで、遠くない将来に電気料金として徴収されて消費者が痛い目を見るだけのこと。

 無駄に高い給料取ってるやつにはき出させるのが先だとかいう声も聞かれるが、全額カットしたところで燃料費の増加分の数%程度にしかなるまい。

 政府の側からは値上げを認めないとでもいいたげな発言が出ているが、石油や天然ガスの調達費用が大幅に増えているのはどうしようもない事実だし、経営努力で吸収できる範囲をはるかに超えている。そもそも原発を停止せざるを得ない状況に追い込んだのは政府の責任だろう。

 エネルギー政策に関して実現可能な道筋を示さずに、ただ認める認めないと言うだけでは無責任きわまりない。

 でもこれって、消費税増税の構図と同じだ。

 国の収支はとっくに破綻していて、対策を先延ばしにすれば赤字が積み上がって将来に精算するときの痛みが増すだけ。そんなことは分かっているのに、国民感情が納得しないからとか何とかいって選挙向けに絶対反対のポーズを取る。

 電気料金の値上げをさっさとやって、脱原発にどれだけの覚悟が必要か、早いとこ国民に認識させた方がいいだろう。消費税も同様に。

 財政や電力会社の放漫経営の責任は厳しく追及されなければならないだろうが、それはまた別の話。

2012年1月29日 (日)

納税の痛み

 サラリーマンなので確定申告というと病気で医療費がかさんだときの還付がほとんどなのだが、去年はたまたま欧州危機の影響を受けた株価の乱高下にうまく乗ることができて、多少の利益が出た分の納税をすることになった。

 米国のようにサラリーマンも確定申告をさせることで、税金の使い方に対する国民の監視を強めるべきだという意見はよく聞かれる。これまでも頭では分かっていても、どうしてもそれが必要だという感じはしなかった。

 ところが今年の確定申告では、1ヶ月分の生活費に近い金額を納税しなければならなくなり、痛みが現実のものとして感じられている。
 いったん自分の財布に入って自分のものだと思っていたカネをはき出さないといけないというのは、その所有意識が錯覚だと理解していても、なかなかに悔しい。

 納税するにしても、オンラインバンキングなんかで済ますんじゃなくて、現金で税務署に持って行きたいね。自分の手から現金が離れていく感触を脳に刻みつけたい。無駄遣いは絶対許さないぞ、と。

 ごまめの歯ぎしり。

FUKUSHIMAレポートきた

 AMAZONで予約しておいたFUKUSHIMAレポートが届いた。活字が大きいので、ジジイには読みやすくていいですな。

 原子力とか日本や世界のエネルギーをどうするかとかいったことについては、自分自身でも他の人に対してどうしていくべきとか主張できるだけの知識なんて持ち合わせていない。今は、とにかく情報が足りない。

 否定するにしても肯定するにしても、自分の頭でいろんな観点から考えてしっかり理解しないといけない問題であるということは確かで、こういった本はそのきっかけになることができれば成功なんだと思う。

2012年1月28日 (土)

今年もe-Taxで確定申告

 Windows7に移行して初めてのe-Tax。

 WindowsXPからWindows7に環境が変わって何かトラブルがあるんじゃないかと思って早めにやったのだが、カードリーダの認識は問題なし。JPKI利用者ソフトによる電子証明書の確認も正常。ブラウザベースの確定申告データの入力作業も、いつものごとく画面が変わるごとに全画面状態になるうざったさはあるが、これといって問題なし。

 すべてのデータ入力が終わって申告書の送信をしようとしたところで、カードリーダに署名処理用の電子証明書を読み取りにいってエラーが出た。送信はブラウザからしかできないので、なんとか解消しないといけない。

 うむっ、と30秒考えて、管理者権限のアカウントに切り替えてやってみたら、エラーが起きることなく送信できた。

 JPKI利用者ソフトで電子証明書を読み出せたので、ブラウザでもアクセスできるもんだと思っていたのだが、そうでもないらしい。なんか面倒だ。こんなのでみんな問題なく使えてるのだろうか。

2012年1月26日 (木)

ドコモの通信障害

 1/25に発生したドコモの障害はトラフィックの見積もりを誤って、性能が足りないパケット交換機に入れ替えてしまったことが原因と発表されているが、そもそも見積もりを間違えた原因がさっぱり分からない。

 そもそも、トラフィックのような重要な性能指標については、リアルタイムに監視しているんじゃないのか。だとしたら、入れ替えの前に余裕がないことは分かりそうなものだ。

 だいたい、200万近い端末をたった3台の交換機で処理するにしては、性能に余裕がなさ過ぎではないのか。こっちの記事なんかも、3台の交換機の処理性能の合計が1,410万に対して、想定しているトラフィックが1,200万というのは、普通に考えたらおかしい。

 機械装置に故障はつきものであり、それがたまたまトラフィックのピーク時にぶつかれば処理性能は940万に下がるわけで、想定トラフィックを下回ってしまうことで今回と同じ大規模な障害が発生することになるのではないか。

 人の命にかかわる通信手段であることを考えるなら、3台のうち2台が壊れても性能が不足しないくらいに余裕を持たせるべきだろうし、障害の規模を抑えるためにはむやみに交換機を集約せずに分散させた方がいい。

 問題が起きないのなら何やってくれててもいいんだけど、これだけ立て続けに問題起こしてるんだから、説明はきちんとしてほしいね。

2012年1月24日 (火)

ファンヒーターの温度センサー精度

 ファンヒーターを三菱からコロナに買い替えたのだが、暖房能力は同じなのに同じ温度設定だとコロナの方が暖かい。

 室温センサー付近の温度を測ってみると、三菱は22度の設定のときに19度で安定するのに対して、コロナの方は19度の設定でほぼ19度になる。

 三菱の方は、買った当初からこんなもんだったので、経年変化ではなく最初から誤差が大きかったということ。

 ファンヒーターの温度センサーの精度なんてあくまで目安であって、測定誤差の保証なんかないし、実際に使う場合にも不都合はないわけだが、HEMSとか言い出したら違ってくるのだろうか。

 センサーで検出した室温をもとに冷暖房をコントロールしてエネルギー消費の最適化をするなんてのは、HEMSとかスマートハウスの説明でよくある筋書きだ。

 だが、それが適切に機能するためには、センサーが適切にメンテナンスされている必要がある。少なくとも、これまでのように人間が適当に対応しているのに比べれば、メンテナンスコストの上昇は避けられまい。
 センサーを管理する手間やコストがどれだけ増えるのかはよく分からないが、差し引き計算して良くなるのか悪くなるのかはっきりしない。はっきりしてるのは、メーカー側の売り上げが伸びるであろうことだけか。

 展示会などに行ってスマートハウス関連のモデルハウスみたいな展示を見るたびに、実際のメンテナンスの手間が気になって仕方がない。あれって技術者の自己満足で、現実のユーザの生活のことなんか全然考えてないよな、と思ってしまう。

2012年1月22日 (日)

テレビからPC、タブレットに製品拡大するVizio

 米国の話だが、今月初めに開催されたCESで、VizioがPC製品を発表している。

 Vizioは、自社では製品の企画・設計のみを行い、製造はすべて外部に委託してコストダウンすることで米国を中心に急速にシェアを拡大してきた。先端技術を自社で開発しているわけではないので技術的に突出した製品は無いのだが、デザインの良さやボリュームゾーンの製品で十分な性能を低価格で提供していることで、強い競争力を持っている。

 今回発表したPCも、製造は他のPCメーカーと同じようなところに委託しているので、デザインは良いのだが技術的には特に目立ったところは無い。

 コンシューマ向けで米国外で売るつもりはないとしているところを見ると、テレビ市場を拡大する位置づけなのだろう。

 Vizioは、PCだけでなくタブレットの新製品も用意しており、スマートフォンの製品も1年くらい前からある。だからといって、他社がさかんに宣伝しているタブレットからテレビをコントロールするような連携機能については、それほど積極的に取り組んでいるようにも見えない。デザインの統一感はあるものの、ただ製品を揃えましたというところ。

 Vizioからは、こういった製品展開をすることの背景は明確に語られてはいないようだ。想像するに、テレビを中心として映像の配信先となる端末をすべて押さえておきたいということだろう。

 映像配信を受ける端末として、テレビ、PC、モバイルをまとめて3スクリーン戦略などという言葉は何年も前からあるのだが、今ならテレビ、PC、タブレット、スマートフォンの4スクリーンと言うべきか。

 「3スクリーン」というのは古いコンセプトではあるけれど、北米で一般消費者向けのサービスが本格化的に立ち上がりはじめたのは去年のこと。
 一般世帯の放送受信手段で6割のシェアを持つケーブルテレビ会社が、自社の契約者に対してPCやタブレットなどでの映像視聴を無料または安価に提供する"TV Everywhere"サービスが、去年あたりから立ち上がり始めた。技術的に新しくないしカネもうけのネタにもならないのでニュースになることは少ないだろうが、これから本格的に普及することだろう。

 一般のネット配信が意思を持って利用しに行かないといけないのに対して、ケーブルテレビのサービスは放っておいても提供される。面倒くさがりの一般消費者にとってこの違いは大きい。

 Vizioの製品ラインの拡大は、このようなサービスの潮流の変化を捉えたものではないだろうか。量販店では、テレビ、PC、タブレット、スマートフォンを並べて、その地域のケーブルテレビで提供されているサービスに接続して見せると、一般消費者にも分かりやすくて訴求力があるだろう。

 あくまで勝手に想像しているだけなんだけど、Vizioのメッセージがはっきりと見えているような気がしたので、とりあえず記事として残しておく。

石油ファンヒーターを買い替え

 10年前に買った三菱の石油ファンヒーターが、ときどきエラーコードを表示して止まるようになった。説明書を見ると、電気系統の故障が疑われるので修理に出せとあり、なんだかよく分からない。灯油の燃焼そのものに異常は感じられないので、コントローラ部分の問題だろうと思うが、チェックするのも面倒だ。

 購入当時、5万円以上していた製品なので、もし修理に出してもけっこうな料金を取られそうだし、今なら同等性能の製品なら2万円くらいで買えるので、買い替えることにした。

 この時期、量販店では在庫処分モードに入っていて品揃えが少ないので、あちこちの店を探し回るのも面倒に思い、ネット通販で探す。細かい機能に興味は無いし、これだけ値段が下がっていると大手ならどれでもいいやってんで、Amazonで在庫があって即日出荷されるコロナのFH-ST5711BYを購入。

 点火時の石油臭は、三菱より若干きつめだが許容範囲。温度センサーの検出温度が低めなのか、同じ温度設定でも三菱より暖かく感じる。その分灯油の減りも早いのだが。

 総じて、まぁこんなもんでしょ、ってところ。暖房の手段としては十分だし、値段からすれば期待するところも大きくないので、満足はしている。

 10年くらい前は、すべての家電メーカーが石油ファンヒーターを製品として持っていたものだが、価格競争で淘汰が進んで、今では暖房器具専業メーカーしか残っていない。かといって、製品の機能や品質が落ちているわけではなく、10年前の5万円の製品より信頼できるくらい。

 仕事柄つい思ってしまうのが、テレビなんかもいずれこうなってしまうんじゃないかということ。
 Smart TVとか称してネット接続を利用したいろいろな機能が試みられているが、一般ユーザの視点で日常的に使ってみたい機能というのは限られている。必要とされる機能のセットが固まってしまえば、組み立てだけで誰でもテレビを製品化することができるようになる。そのときに残っているメーカーはどこだろうか。

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