ガスコンロで炊飯
16年使ったビルトインガスコンロのバーナーがすり減ってボロボロになり、炎が黄色くなってきた。バーナーの買い換えもできるようだが、コンロ自体の寿命も10年くらいらしいし、ホーローのトッププレートも傷だらけになっているので、買い換えることにした。
余計な機能は必要ないんだが、ガラストップの方が掃除が楽そうだったので、古いのと同じリンナイから一番シンプルそうなRS31W8A2RXというのを選んで、設置工事も含めて楽天で購入。
2008年にコンロに安全センサーを組み込むことが義務づけられたので、全口に温度センサーがついているのだが、このセンサーを使った便利機能がいくつか用意されている。
揚げ物調理用の温度設定は当然として、湯沸かしなども火力を自動的に調整してくれる。見ていると、火が勝手に大きくなったり小さくなったりして面白い。
意外に感心してしまったのが炊飯機能。火力を自動で強くしたり弱くしたりしながら、うまい具合に炊きあげてくれる。センサーがあるのだからできて当然と言えばそうなんだが。電気の炊飯器に比べると、発熱量の大きいガスは短時間で炊飯が終わる。3合で20分ちょっと。IH炊飯ジャーより早いくらいだし、ブレーカーが落ちる心配をせずにすむのがいい。
普通の鍋で炊飯すると糊が飛び散ってまわりを汚すしご飯がこびりつくので、テフロン加工の専用炊飯鍋を買った。
どこのものでもたいして変わらないだろうから、リンナイではなくハーマンのものを購入。目盛が読みにくいが、まぁ許容範囲。すごくおいしいとかいうこともないんだが、短時間で炊けるし、IHの電気炊飯器と比べても味に遜色はない。とにかく、ふつうに使える便利機能だ。
考えてみれば、温度センサーがあって火力調節ができるというのは、ガス炊飯器の基本的機能がガスコンロに備わっているということ。炊飯用の温度調整パターンさえ組み込んでしまえば、炊飯器の代わりができてしまうというのはあたりまえだ。すごく合理的。
保温なんて、食べる都度電子レンジで温めればいいわけだし、もう炊飯器はいらないんじゃないかという気になってきた。
コンロに安全センサーを組み込むことを義務づける法規制によって、専用炊飯器の市場が大きく圧迫されることになったんじゃないだろうか。そのことがとても興味深いと感じた一件だった。


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